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「就労支援事業所の支援員のレベルアップ」についての総括
3週にわたってですね。
はい。
就労支援施設における支援員の、レベルアップの話から始まり、企業にとって、クローズで入ってきて…
そうですね。現場で判断が難しいのは、やっぱり多いですよね。
はい。そういった事例を話しながら、本当はそういったものを、支援員が学ぶべきじゃないのか。っていうのに落ち着いたところだったんですけど、書記長が言っていた、福祉は隣に座る。障がい者雇用に関しては労働なので、正面に座る。この言葉が、ものすごく(私に)刺さっているんですけど。
本当ですか? 今、正面に座っていますけど(笑)
今向かい合ってしゃべってるんですけど。
そうですね。
これ、この資格制度に、標語みたいに、載せるべきですよね。
うん…
この言葉で、腑に落ちません?
そうですね。
だって、雇用の場に送り出すわけですから。
はい。
これまでみたいに、「横には座ってくれないよ」。面と向かって座るから…
「権利」と「義務」とを?
「権利」と「義務」を行使していかないといけないっていう話な訳でしょ?
はい。自分で言わなきゃいけないことを、代わりに言うのが福祉だとすると、ちゃんと、こうやって自分で言いなさいっていうのが、就労の支援だと思うんですよね…
そうですよね。それを、「資格に入れろよ!」って話ですよね。
この14の科目に入ってくればいいですけどね。
入ってこないんじゃないですか?だって、トラブルの解決事例なんかが、そんなに無いわけなんで…
ないですね。
それを教えれる人とかじゃ、デキスト(教えられる人や解決できる人の事)にできる人がいないじゃないですか。
そうですね。支援の人も、就職までいくと、会社で何が起きているか。実際のところ、然程分からないじゃないですか?
はい。
支援学校の先生たちも、そうなんですよね。とにかく就職就職で、送り出した生徒が、「どうなったか」というのは、知る機会がやっぱりあまりない。っていうのはありますから。
そうですよね…
「給料日に時間とお金を稼ぎなさい」と、本当は教えないといけないんですよ。ごまかされたり、見放されてたり、っていうのに気づけないんで…まあ、知的障害の人の学校の場合はですけど。
はい。
「目からうろこです」って言われましたけど「どうするの?当たり前の話でしょ?」みたいなところなんですけど。
いやぁ~、これ、どれぐらいですかね?そのカリキュラムというか…
14科目で、900分ってなってますね。
問題が出だすのが、25年ぐらいですか? 来年~再来年~
そうですね。でも障害の種類と、合理的配慮の好事例みたいなだけで、これぐらい行っちゃうんじゃないですかね?
掘り下げていけば、正解は無い分野にしてもですよ、こっちの方が好ましいだろうとか、判例があるものもある訳じゃないですか?
はい。
そういったものを交えながら、ものすごく中身が深い支援員の資格、まあ資格までなくても、作れそうですよね。
そうですよね。でもやっぱなんか障がい者雇用は、定年までとは言わないまでも、「定着・長く働く」ってあるじゃないですか。
ああ、そっちが重きですよね。
今、普通に皆さん軽やかに転職したりですね、好きな時間に働いているのに、なぜか障がい者だけは、長く同じところに…
「ずっといろ!」っていう…
なので、支援も、変な言い方ですけど、誤解を恐れずに言うと、会社から嫌われないような、「障がい者演じなさい。」みたいに、ちょっと寄りがちじゃないですか?
はい。
恐らく。それもまたちょっと違うのかな、っていう気もしないでもないし、難しいですよね。これは、もうちょっと資格制度導入がナンセンスなんじゃないですか?皆さん、試行錯誤でいいんじゃないですかね?
なるほどですね。
まあ、スキルアップっていうのは、そもそも、言われていましたし、あれだったんですけど、結局、色々な支援の施設にしても、障がい者が選べるわけじゃないですか。
はい。
評判がいいところ、悪いところ、みたいな。そういう意味で言うと、どういうカリキュラムだとか、どういうような実績、評価されたりするじゃないですか。これに資格が入ると、まあ有資格者がいっぱいいますよ、みたいな、ってなるんでしょうけども、ちょっと冷たくなるような気がしないでもないですよね。
まあまあ、総合すると、ダブル、トリプルスタンダードみたいな考え方が、この業界にはあって、一方を取ると一方がちょっとおかしくなっちゃうみたいな部分が多すぎますよね。
そうですよね。
先ほど、書記長が言ったように、長く働くのがいい。でも、方や一方、この前の法改正では、言ったら「スキルアップをしていきなさい…」
そうですね。
転職も、スキルアップの為だったら、「むしろやっていこうぜ!」みたいな…今、世の中にはなってきているわけなんで、おかしくなってきている。
そうですね。まあもちろんその、負担なく、プレッシャーもなく、淡々と働くのがいいんだっていう人も、かなりいますから。そういう場として、単純労働もありかな。とは思いますけども…でも、「そうじゃだめだよ…」って法律がなっちゃっているので…とにかく、「活躍しなさい」ですからプロフェッショナルをつくって、たぶん、ハローワークとか、公的なところの負担をやっぱ軽くしていかないと…
支援員がそもそも書記長だったらいいわけじゃないですか?
まあ、そうですね(笑)
就職に対しては、どう向き合うのか。こういうパターンも出てくる。想定されるだろうから、その場合はこう風に返したらいい…、とか。
僕はやっぱユニオンなので、若干無責任ですけど…
はい。
「会社に執着するな」とか、「期待するな」とか、100%人生が会社になっている人が多いんですよ。
はい。
いわゆるアフターファイブもないし、寝る時間も会社の事を考えて、「明日絶対仕返ししてやるんだ!」って言って、寝れない人が多いんですよ。
わはははは!
あとは、やっぱ、障がい者として生きるのか、社会人として生きるのかの違いじゃないですか?
はい、それも僕には響いたワードなんですよ。
こういう障がいがあるけれども、「趣味・仕事・パートナー」がいて、楽しいようなのか、「俺、こんな障がいで理解されなくて、いじめられて、俺障がい者なのに障がい者なのに…」と言って、会社でも、僕の所でも、アピールしてくる。そういったことの違いにもなってくるのか、とは思うんですよね。
なるほどですね。
「働く」っていうのを考えるという意味では、「自立しよう」とか…そこで一回「障がい」に逃げちゃうと、もう、「障がい者として生きる」みたいになりかねないので…これは、なかなか社会が受け入れてくれないですね。会社も…
いやぁ、このテーマは、今後、具体例を挙げて、個別に掘り下げるような話だったりとか、解決事例を聞いていきたいなという風に思います。このテーマは、正しくここが、ドストライクな場所かなと思うので。
はい。
まだ相談させてください。
わかりました。
DJ. カジキング
今年のカジキングとの印象に残った思い出1
さあ今週もはじまりました。アクセスの時間でございます。久々に、準レギュラーのやまちゃんと話していきたいと思います。
お久しぶりでございます。よろしくお願いします。
師走に入ったけどさ~、どう?
はい、整いました。ねずっちの謎かけの速さぐらい、それぐらいあっという間でした。
全然分からんけど、まあ、早かったっていうわけね!
早かったです。
1年を振り返ってさあ、春夏秋冬ぐらいで、「年始はこうだったな~」、「春はこうだったな~」ってなんか言ってよ。
はい。年明け早々から、施設の出店ラッシュから始まり、春はそうですね。障がい者施設の利用者さん。または、就労した先で行っていただく、仕事の獲得ですね。その仕事の獲得案件に着手をし、夏は、実は、新天地に移動になりまして。
ほう。
従来、僕、横浜の方に拠点を構えていたのですが、初めて関西に住むことになりまして。今、関西は、神戸市。
また、港町やん!そんなに海好きやったっけ?山の人間やのに…えびのの山の中やろ?
はい。えびのの山の中なので…もう、山賊から、海賊にならないといけないのかな?、っていう…
ハイセンスな街やろ。神戸と言えばね。今、海賊のワード出たけどさ~、今年一番の思い出はさ~、あれじゃない?
あれです。茨城県で行われた、カジキ釣り大会に初めて参加させて頂いた…
え~?それ?それが、やまちゃんの今年、心に残った事ね。俺はさあ、その茨城県から、神戸まで、31時間、ぶっと~し通しで船移動したやん!二人で!
あはは!そうです。
そっちやないん?寝とったもんね。あんた、ずっと…その話、したいよね…そうやん。
それがあります…
10月の、土・日・月曜日の祝日を使って、3日間で船を移動しよう、と。
はい。
通常は、プロにですね「海航屋さん」っている船を運ぶだけの業者さんがいるんですけど、大体二泊三日の工程で行くんですよ。
はい。
大体900マイルぐらい。1500㎞ぐらいかな。関東から関西まであるんですよ。速さ的に大体20ノットぐらいで、時速40㎞ぐらいでずっと走っていくんですね。
はい。
なので、想像して頂いたら分かると思うんですけど、1500㎞の距離を、時速40kmぐらいのノロノロで行けば、(下道で)、結構時間がかかるというイメージがが沸いてもらえると思うんですね。
はい。
それを、僕たちは、一睡もせずに31時間で走破しきったわけですよ。こうしないといけなかった理由があるんよね。
はい。
いざ、船を止めている場所に行ったら、故障していると。エンジンがかからないと。これを、直さないといけないから、本来は、出発している予定だった土曜日に修理します。ってなって。
はい。
それで、土曜日、待てど暮らせど、修理が終わらなかったんやね…
全然終わらなかったんです…
その、船を止めている場所のボロ小屋に、二人で泊まることになったんやね。
はい。
寒かったね~あそこね~
寒かったです。
でも、お前のいびきがうるさくて、こっちは寝られんですわ。「グワ~~~」ぐらいが、永遠と押し寄せてきて、寝るに寝れんで…
ご迷惑をおかけしました…
それで、日曜日の8時ぐらいに修理が終わって、やっとエンジンがかかりました。で、1日タイムロスしてるんですよ。なので、もう、行くしかないと。
はい。
なんでその3日間で、焦っていたかっていうと、火曜日からお互いに仕事があったから。
はい。そうです。
で、この3日間逃すと、年内移動するタイミングがない、と。だから、もう、ここでやるしかないと、ね。
はい。
で、話が戻るけど、(船を)修理して、日曜日の朝8時半ぐらいに、茨城県は、大洗町を出発した訳ですね。
はい。
で、最初は、順調やったんよね~
はい。そうです。
静岡県の下田ぐらいで、夕方の5時に着いたんかな?
はい。
5時ぐらいについて、静岡県の下田市と、御前崎のちょうど中間地点ぐらい、6時ちょっと前ぐらいに完全に日没したんですよ。
本当に暗くなりました。
海の上でね~、真っ暗でね~。で、そこからより注意して移動しないと、船との衝突事故なんかなったらあれだし…
はい。
ちなみに、やまちゃんって、そんなに船に乗った経験ってないし。僕が、声をかけて乗せて、そこで「事故に遭いました」なんかなったら、大変なことになっちゃうんで。こっちは、ハラハラなわけなんですよ。
はい。
で、二人で目を見開いて、耳かっぽじって、しっかり二人がかりで見張りしながら、恐る恐る行こうと…
はい。
それで、ゆっくりゆっくりね、進み始めるんですよ。でね、怖かったのが、ずーっとそれから真っ暗な中走って行って、名古屋港の三河湾かな?
三河湾ですね。
三河湾過ぎて三重県の島に差し掛かろうとしたところ。
はい。
時刻は、朝方、午前2時前後ぐらい。レーダーを見ると、四方八方とんでもない、でかさのタンカーに取り囲まれているわけです。気付いたら。
はい。
で、右にも行けない、左にも行けない、前にも行けない、後ろにも行けない。その距離が、マイルで表示されているんですけど、もう、でかいタンカーの影が、薄っすら見えてるんですよ。1㎞も離れていないんです。数百メートルの距離感なんです。タンカー自体が、100m、200mのでかさじゃないですか。
無茶苦茶デカいです。
なので、距離感的にはすぐそこにいるんですよ。一歩間違うと、タンカーに牽かれてペシャーンってなってしまうんで、本当に怖かったね!しびれたね!
ホントにドキドキして、通り抜ける瞬間とか、その直前とか、ホントに大丈夫なのか?って…
わははは!
カジキングさんも、マジで気をつけんと、これ、死ぬから、っておっしゃったんで、船に乗って、俺何回目で俺、死ぬのかな?って、内心ホントに、心臓バクバクでした。
大事な一夏の思い出だから、是非来週も話したいんよ。
はい。
「神戸につきました!」まで話して終わろうよ。だから、来週も来て!
はい。よろしくお願いします。
DJ. カジキング
今年のカジキングとの印象に残った思い出2
さあ今週も始まりました。アクセスの時間でございます。やまちゃん今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今週ねえ、リスナーの皆さんには申し訳ないんですけど、障がいの話とあんまり関係ないんですけど、どうしてもこれを話さないと一年が締まらないんで!
はい。
先週さあ、聞いていなかった方もいらっしゃるだろうから、軽く先週の話をギュギュっと取りまとめをすると、今年の10月の中間ぐらいの3連休で、茨城県大洗町になる船を、兵庫県の神戸市まで二人で船を移そうとしたんやね?
はい。
本来は二泊三日かけていく工程なんだけど、船のトラブルで時間が1日半しかなくなっちゃった、と…これは、夜通しこのまま行こう!となった訳ね?
はい。
で、茨城県を出発して、静岡に入るぐらいまでは順調に来たんだけれども、そこで日没になりました。
はい。
それで、夜中真っ暗な中そっから移動している最中、三重県の島沖でトラブルがあった!タンカーに取り囲まれた!っている話までしたわけね?
はい。
そこから、4時になり、5時になり、5時半。日の出がね、始まった訳ですよ!
はい。
海の彼方から上がって来るあの日の出。(やまちゃんは)寝とったから見てないよね、たぶん?本当にきれいなんですよ!太平洋側から上がって来るので、海の中からぽこんと日が上がってきて、周りの景色が明るくなってくるわけよ!
はい。
起こそうと思ったけど、寝とったからさあ、日が明けて起こしたやん!
はい。
5時半さあ、嬉しくなかった?ほっとしたよね?
もう、すっごいほっとしました!
先週も行ったけど、日没が5時半。で海の上は本当に暗くなるんですよ。何もライトがないんで。
はい。
日没が5時半だったので、丸12時間、暗闇の中をね、ずっと航行してて。
はい。
で、道中は、タンカーに取り囲まれたりとか、怖い思いもしながら、やっと日が明けたんで、泣きそうだったもんね?
はい。もう、本当に…
日の出。やっと明るくなって、もう大丈夫だって思って、また船を進めるんですけど、和歌山県の串本町。紀伊半島の突端にあるんですけど、そこまでずーっと下っていくんですけど。
はい。
和歌山ってさあ、あそこ、波やばくなかった?
すごいっすねえ…
急に、それまで凪だったのに、和歌山県の紀伊半島の一番先っぽの串本に近づけば近づくほど、どんどん、どんどん波が高くなってきて…推定で2.5mから3m近くあったんかな?もう大揺れも大揺れで。僕、船酔いしないんで全然大丈夫なんですけど、やまちゃんねえ、さあ何十回吐いた?
ええっと、10、すみません、20回ぐらいは…
嘘つけ!30回以上吐いとるやろ!
すみません。
もう、出るものがない状態ぐらい吐いとったやろ?
はい。
もう「吐いて→お茶飲んで→また吐いて…」っていうのを繰り返していたんだろうけど。とにかく、それぐらいすごかったんですよ。で、やっと和歌山の方の突端に来ました。そこから今度大阪湾に入っていかないといけないですね、神戸なんで…
はい。
あのさあ、紀伊半島って、あんなでかいって思わんくなかった?
はい。
地図で見たときに、(リスナーの皆さん)目を閉じて日本地図をイメージしてほしいんですけど、関東の房総半島と、関西の紀伊半島。そんなに大きさって変わらないイメージが僕にはあったんですよ。地図上だけで見ると…
はい。
むしろ、房総半島の方がでかいイメージが僕にはあったんですね。で、最初出発した時、その茨城県から出発して、房総半島をぐるっと突端まで船で行ってるわけなんですよ。大体、ざっくり3時間~4時間ぐらいで、房総半島先っぽまで行けてるんですね。紀伊半島をたぶん1.2倍ぐらいでかいんですよ。で、進んでも進んでも、三重県を通り過ぎる通過をなかなかしないし、和歌山県なんて、永遠に続くんじゃないの?っているぐらい、ずっと続くんですよ。和歌山県抜けるまで、ぐるっとあの紀伊半島を回るのに、7・8時間掛かってるんじゃないかっているぐらいめっちゃ時間掛かってて、もう、「メルカトル図法」の違いなのか分からないんですけど…
はい。
北の方に行ったら地図って、違うっていうじゃないですか?赤道の方が、より正確な大きさで、北の方に行けば行くほど、捻じ曲げられて表現されていて、「グリーンランド」とか実はあんなにでかくないみたいな…言うじゃないですか?
はい。
それなのかどうか分からないですけど、日本地図で頭の中にイメージにある紀伊半島と、房総半島、違がかったんですね…で、やっと和歌山抜けて、淡路島が見えてきて、もうガソリンがギリギリ無いと…
もう1時間おきにメーター確認していました。
メーター確認しながら、「まだ、大丈夫かな?まだ、大丈夫かな?これ、壊れてないかな?メーター壊れてないよね?」って言いながら、最後の最後にガス欠で止まってね、海上保安庁救助で呼ぶっていうのもおかしな話だから。
はい。
とにかく、慎重に慎重に行って、やっと着いたよね?
はい。
累計走破タイム32時間。これねえ、強烈に後にも先にもこんな冒険したことが無かったから、ものすごく(心に)残ってて。
はい。
これを経験したことによって、俺ね、日本一周、楽勝でできる自信が付いてるのよ!
はい。
なのでね、2025年はねえ、もうちょっと距離を伸ばして、今度は沖縄まで、石垣島まで船で行ってみたいなと思っているんですけど、その時来る?やまちゃん?
是非!大冒険第二章、よろしくお願いします!
本当に?わははは…
貴重な体験をさせて頂いて、じゃあその次ってどんな景色なんだろうと言うか、どんなステージなのかっていうのはすごくワクワクする気持ちがちょっと湧いてきたので…
じゃあ、そろそろ時間なんでね、最後、海をお題にしたやまちゃんの、ねずっちばりの謎かけで終わりたいと思います。さあ、よろしくお願いします!
はい。「海」と掛けまして…
ありがとうございました!
DJ. カジキング
1年の振り返り
さあ、今週も始まりました「アクセス」の時間でございます。今週はですね、久保書記長と二人で1年の振り返りをしていきたいと思います。書記長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、もう12月28日、年の瀬ですけど、今年はどんな1年でしたか?
まあ、大病をしまして、半分以上がリハビリみたいな感じでしたね。
新年早々から、もう書記長がいない状態でしたもんね。
はい。
で、どこまで言っていいのかも分からず…
そうですね。
「ちょっと病気で休んでます」くらいの、軽くはリスナーさんにはお伝えしましたけど…
そうですね。本当にその時は、「生きるか死ぬか」みたいな状態でしたんで…。
でも、病気をして、まあ、大復活はしているじゃないですか。
はい。
働き方とか、色々なものって変わりましたか?
仕事云々以前に、「車いすになるかもしれない」って、言うような可能性が高いと言われてたんですけど、自力で歩けます。ただ、何かしびれがあったり、自分の体じゃなくなったような不思議な感覚があるんですね。日頃、障がいのある人たちと色々な話をする中で、そこが共感できなかったところではあるんですよ。
これまでは?
「病気、事故でこういうふうになって、大変なんです」って言われたときに、まあでも、今、元気で働けてるからいいじゃない?みたいなところなんですけど。これが、すごい微妙なところで。実は不便で、あっ、なるほど…こういうのがあちこちにあると、それはいらいらするよね?」というようなことが…
当たり前だったことが、当たり前じゃなくなるというか…。
その感覚が分かったっていうのがありましたね。
少しは優しくなりましたかね?
いやあの~、自力で頑張ってますから、まだまだ皆さん努力不足でしょう?ということで、より厳しくなった気がしますね(笑)。
わははは!
後遺症みたいなものもあったんですよね。その、大きな後遺症ではないので気付かないところですけど、2桁3桁の数字が覚えられないんじゃなくて、頭に入らなくなるとか、色々とリハビリをしながら戻しはしましたけど、これは逆に、その精神障がい系の人たちの感覚なのかなと。あの、夏ぐらいですかね。いよいよ一回「原稿を書いてください」と。で、「連載じゃなくて単発でいいので」って言って、専門誌からオーダーを受けまして。
はい。
テーマは思い浮かんだので引き受けて、まず一回目の締め切りで1文字も書けてないので、「申し訳ない、ちょっと延期してください」と…
それは何でですか?
これが僕の後遺症だと思うんですけど、「こういう内容でこういうことを書こう」と思って、いざパソコンの前に座ると1文字も打てない状態だったんですよ。
ほう。浮かんでこないということですか?
浮かんでこない。2回目の締め切りでは、もう担当者を呼んで、「申し訳ない」と。「今回はボツにしてください」と…で、まあ、書きたいことがないから書けないじゃなくて、あるのに書けない状態だったんですよ。
ほうほうほう…なかなか表現が難しいですね。
片目見えなくなった人みたいな感覚ですかね。結局見えているようなつもりでも視野が減るじゃないですか。ちょっと不思議な感じだったんですね。
全体像としては書きたいことは…
もうすごく具体的に、法改正のこういう部分を解説して、「こういう事を気を付ければいい」とか、「なかなかこの辺りは会社で対応するのは難しいですよ」みたいのをスラスラと思い浮かんでいて、いざ書こうと思って一文字も打てない状態。意外と怖い感覚でしたね。
やっぱり障がいを持っている人って多かれ少なかれ、そういうものがあるんでしょうね…。
はたから見ると会話をしている中で、「それで書いてください」ってなるじゃないですか。
はいはいはい。
締め切りのたんびに「一文字も書けてません」と言われると、「サボってるんじゃないか?」みたいな…なんかギャラ釣り上げる新しい戦法が生まれるのかなあと思うんですけど、ほんとに打てないですね…これを説明することがたぶん、精神障がいの人なんかで本当に普通の人ができるのに、みたいなことをよく言われがちじゃないですか?
はいはいはい。
「できない。何でできないんだ?」みたいな。この感覚なのかっているのはあったんですよね。
それこそ、プログラマーでもよくいますよ。その障がいを持っているプログラマーで、作らないといけない事とか、全体の設計図はわかってると。でも、ちょっとなんか入ってこないと、キーボードを打てないんですよね~、みたいな。で、そのまま固まっちゃって…
うん。締め切りもあるし、担当の人の立場もあるし、意地でも書かなきゃと思って。でも、ダメなんですよね。書けなかったですね。
それはもう今、だいぶ克服できたんですか?
あの~まだ自信は無いというか、でもまだ人が書いた文章をリテイクっていうんですかね。そういうようなところで、少しずつはなんとなく書く作業の感覚は思い出してきた感じではあるんですけど、あの時はなんか、ほんと怖いというか、頭に浮かんでいるものをイメージできないみたいなのに近かったですね。だからなんか、な~んとなくあの、「何言ってるんだろうこの人?」っていうときに説明するの、確かに難しいんだなって言うのもちょっと思って…まあ、脳がどうこうっていうのは無いんですけど、例えば、高次脳機能障がいとか、判断が難しい障がいの人なんかは、やっぱり自分でもちろん説明もできないし、医者が診断するのも難しいし、且つできないことがすごく変なところに出てくる障がいなんですね。起きてるのにはたから見ると寝ているみたいな…目瞑っているみたいな…そういうようなところの不思議さもあるので、これからヒヤリングするときに、そういう視点でも聞いてみようかな~みたいな…いわゆる、この障がいはこの特性だけじゃなくて、独特なものかなっていうのはちょっと感じましたね。自分で経験してすごく怖かったですね、そこは。
それでは、久保書記長リボーンを味わった1年間ですね。
そうですね。
まあ、破壊と創造じゃないですか?まあ、創造の一年に今度2025年は…
そうですね。まあ後言うとおへその位置が戻らないのが戻らないのだけ。
わははは(笑)リスナーさん、僕も見てるんですけど、久保書記長のおへそ、曲がってるんですよ!
おへその位置が5㎝ぐらいズレたと…先生これ何とかならないんですか?と言ったらね、「まあ、元々へそ曲がりなんでしょう」って、その辺のギャグで終わらされて…
ということで、リスナーさんも含めまして今年一年(2024年)またありがとうございました。よいお年をお迎えください。
よいお年をお迎えください。
DJ. カジキング
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