アーカイブ2021


Access broadcast archive

2021年4月3日放送

はじめまして!

いよいよ待望のラジオ番組「アクセス」が始まりました。皆様のお耳にホットな情報、いろんな話題を通して少しでもお役に立てていただければと思います。特に障がいをお持ちの方々に聴いていただきたいラジオ番組なのですが、障がい者支援施設で働いておられるスタッフさんにも是非お耳を傾けていただければと思います。「アクセス」は毎週土曜日の午前9時半から10分間のトーク番組です。

ところで障がいのある方々が就労を目指すために就労移行支援事業という訓練施設がありますが、一般的にはあまり知られていなかったり、また実際どんな事をする場なのかよく分からないというのが現状だと思います。そこでこの番組を通して実際にその施設で訓練を受けて就職に結びついた方の体験談や、現在そこに通っていらっしゃる方の生の声、また職員の方々のさまざまな取り組みなどをお聴かせていただき、皆さんにお伝えできたらという思いで企画したのがこの「アクセス」という番組です。

第1回目(4月3日)の放送はその辺の事情に詳しい 中村 信二さん をお迎えしてアットホームな雰囲気の中、是非この番組を広く発信していきましょう!と嬉しいエールを頂きました。余談ですが「焼酎宮崎」の第一印象や美味しい食べ物なども楽しくお話して頂きました。

DJ. カジキング

2021年4月10日放送

就労支援の目指す所

第2回目の放送となりました「アクセス」に、今回も「福岡県就労支援協同組合」の理事長である 中村 信二さん にお越しいただきお話を伺いました。まずA型、B型、就労支援事業所に対する宮崎の印象について、単独でやられている事業所が多いこともあり、各事業所の質の向上を上げていくための事業所同士の繋がりやお互いの共有意識がまだまだ薄いように感じられるとのことでした。

単独だと難しい問題でも各事業所同士が足並みをそろえて、皆さんで力を合わせてやっていかなければ何も解決しないし、利用者のみなさんの「就職定着」にはなかなか結びつかないわけです。そんな状況に危惧感を覚えるとのことでした。中村さん自身も今年で6年目になる障がい者支援施設に携わっておられますが、実際に利用者さんの高い就職率を出されていています。軽作業や清掃などの仕事ですぐ会社を辞めてしまう人が多い中、その人に合ったポジション獲得のために実際に雇用先に出向いてお話を聞いてもらうことで、職場の定着率も高いそうです。

その理由には、ただハローワークだけに頼るのではなく就職先と利用者さんお互いのニーズを「マッチング」させていくことにあるとおっしゃっています。具体的には利用者さんには最低でもワードやエクセル等の資格を取っていただき、支援元は「就労支援協同組合」を通して就職先に確かな情報として安心感を持って受け入れてもらう、そのことが就労支援の本来の姿であり、更なる展望に繋がると確信されています。

DJ. カジキング

2021年4月17日放送

就労支援事業所とは

第3回目のアクセスには前回に引き続き、合同会社HLサポート代表であり福岡県就労支援協同組合の理事長である中村信二さんにお越しいただきました。今回の内容は障がい者の受け入れ先であるA型、B型、就労移行の事業所をリスナーさんに分かりやすく、具体的にどのような施設なのか、詳しくお話しを伺いました。

A型事業所とは障がいをお持ちの方と雇用契約を結んで、そこで働いてもらうことで最低賃金以上の報酬が発生します。それに対してB型は就労支援継続B型と言って雇用契約を結ばない形になります。宮崎は結構B型の事業所が多く150事業所ほどあるそうですが、内訳としては1ヶ月の工賃が15,000円くらいとかなり低いのも現状です。そのためか経済的・精神的な自立が難しい現状があります。

このようなことを鑑みると、もっとA型や移行型の事業所を増やしていき、一人でも多くの方に就労・就職の機会が持てるような器づくりをしていき、そして一人ひとりが少しでも賃金アップを目指して自立した生活を送れよう、事業所側も支援していく必要性があるとのお話しでした。

DJ. カジキング

2021年5月1日放送

サクラプリンテック Vol.1

今回は「社会福祉法人 桜裕会 サクラプリンテック」のジョブコーチをされている長尾浩子さんに詳しいお話を伺いました。平成19年に宮崎県で最初の福祉工場としてスタートされています。事業内容としてはお菓子や焼酎の箱作り(パッケージ)をメインとされているのも特徴です。

事業の柱として就労継続支援A・B型、移行就労支援、就労定着支援の4つを展開されていて事業所としては大所帯の施設です。具体的には箱作りのほか施設外の訓練も行っており、特に就労継続支援型に在籍しておられる方は就労を中心として生活リズムを整えてもらい、一般就労へ意欲のある方にはさらにステップアップしてもらい、週30時間の就労を目標に訓練を行っているそうです。

パートナー企業も9社ほどあり、実際にそこで利用者本人の適性をその会社に評価してもらい、本人の希望とマッチングすればそのまま雇用につながる事もあるそうです。このようにサクラプリンテックさんは企業内訓練を受け入れてくれる所をパートナーとして持っているところが強みであるとともに、利用者のために支援をされている取り組みが本当に素晴らしいと感じました。

DJ. カジキング

2021年5月8日放送

サクラプリンテック Vol.2

前回はパートナー企業との取り組みのお話でしたが、今回は就労移行・定着支援についてお話を伺いました。障がい者の方を対象に就職に必要なサポートをしているとのことですが、具体的にサクラプリンテックでは就職先に必要な言葉遣いやマナーの訓練をつけてもらうことで適応力が身に付き、それを現場に活かせるよう支援しているとのことでした。

普段休みがちな障がい者の方でも会社の工場内ではなかなか思うように働けないが、施設外就労に出向いていくことでその方の働く意欲や習慣が身につき、毎日会社に出勤できるようになったとの事です。また就職された先の職場内で問題があったが、事前に会社で研修や訓練を受けていたことで、その経験を活かして問題を解決された事例を見るとやはり職場の適応力が本当に大切だと感じられました。

お話を伺って座学も大切だが、実際の現場に出て様々なことを体験することも、より大切だな事だと感じました。長尾さんはこの職に就いたご自身のことを話されて、身内に障がいを持たれているお孫さんがいるそうで、その子の将来のことを考えるとやはり自立していくためにこのような施設を応援したいと思う気持ちがあったとのことでした。お話を聞いてこれから私たちのできる範囲ですが自立に向けて様々なサポートしていければと思いました。終わりに、リニューアルする予定のサクラプリンテックのホームページには、実際に行われている施設外で取り組みの様子が動画で観れるということで、楽しみでもあります。

DJ. カジキング

2021年6月5日放送

ANA青島ファクトリー  Vol.1

今回、第7回目では “こどものくに” 内にある「ANA青島ファクトリー」で活躍されている川上 涼太さんにスタジオにお越しいただきました。川上さんは昨年の4月に就職して今年で2年目になります。職場ではムードメーカー的な存在で、先輩や上司から応援されながら仕事を頑張っておられます。内容としては “紙スキ” の作業に専念されており、それをハガキ等の形にして印刷する工程までを担当されています。職場ではよく喋ったりイジラレキャラだったりで楽しく働いていらっしゃるとのことでした。

ANA青島ファクトリーで面接を受けるにあたって勉強の仕方、よく分からなかった点など不安要素があったと思いますが、最初は川上さん自身よく分からなかったそうです。それで2、3ヶ月前から準備して練習をして本番に挑んだそうです。とにかくリラックスして言われた通りに喋ってみることが大事だと言うことでした。

今後やってみたい事としては、以前専門学校でやっていたパソコンでのデータ入力(タイピング)をしてみたいとの事。また料理も好きなのでそれにもチャレンジしていきたいとのことでした。夢は大きく広がりますね! 次回はその辺を詳しくお聞きしたいと思います。

*写真にあるように川上さんからカジキングに絵を描いてきてプレゼントしてくれました。ありがとうございます!

DJ. カジキング

2021年6月12日放送

ANA青島ファクトリー  Vol.2

前回に引き続き、ゲストは 川上 涼太 さんです。料理が好きな彼ですが、ピザトースト、おかゆ(粥)などを実家にて月に1〜2回手作りするそうです。料理をしたことがない(?)カジキングはそれを聞いてビックリ! カジキ釣りが好きなので釣ったカジキを解体するときに初めて包丁を握ったそうな・・・。

ところで川上さんはインスタグラム(Instagram)にご自分で絵をたくさん投稿されていますが、中学生の時からなんだそうです。好きなキャラクターは “ポケモン”。色鉛筆を使って15分から30分くらいでサッと書き上げるんだそうですが、そのクオリティーがまたいい! 休日にリフレッシュするために描くそうです。

お仕事についてはコロナの関係もあり週2〜3回ほどのペースだそうですが、好きな絵や料理をしながら仕事も頑張るって理想ですね。川上さんの好きな食べ物は “唐揚げ” で特に塩風味が好みだそう。ちなみにカジキングは “カツオ” !!!

最後にリスナーさんへ川上さんから一言。“仕事やお休みの日でも早寝、早起きをして毎日のペースを整え、体調を整える” ことが大切とのアドバイスをいただきました。

DJ. カジキング

2021年7月3日放送

ホワイトマーリン Vol.1

ホワイトマーリンの最大の特徴は、全体的に雰囲気が明るくて学習しやすいところが一番だということです。事業所の内容としては就労支援・A型(多機能型)を行なっています。昨年の9月にオープンして、テレビなどで紹介してもらい徐々に知名度が上がってきているところです。

内容はITに特化したもので、これまでの実績としてはオフィス系(ワード・エクセル)に8名合格、ウェブクリエイター試験に2名が合格しています。現在も就職活動を有利に進めるために制作・実績づくりに取り組んでいるところです。

学習のモチベーションで気をつけていることとしては、利用者の方と相談をしながら学習の方針などを決めて、そのフォローをさせてもらっているところです。ゲーム開発系の仕事をするためにやっていることで毎週土曜日に実際にゲームソフトを触りながら、登場するキャラクターに近づけていく学習も設けています。またさらなる技術を身につけるために企業様の案件をスタッフと遠隔でやり取りしながら、業務に近い形で実践・サポートも行なっています。

DJ. カジキング

2021年7月17日放送

ホワイトマーリン Vol.2

今回も前回に引き続き「ホワイトマーリン」の山重所長にお越しいただきました。だいぶ緊張も抜けてきたので今回は所長のパーソナルな部分についてお聞きしました。ちなみにこの「アクセス」はこちらの事業所で制作したものです。ところでこの業界に入ったきっかけをお聞きしたところ、はじめは保育士を目指されていたとの事で、その授業の実習の際に児童と障がい者の分野があったのですが、後者の分野に興味を持たれてこの業界を志したということで今に至っているそうです。

当事業所では作業BGMにポップな音楽が流れていますが、所長の趣味であるディスクジョッキー(DJ)コーナーも設けてあります。興味を持たれて触ってみたい利用者さんもおられるということで、将来音楽イベントをやれたらなぁ・・・と期待も。

この番組は障がい者の方だけでなく、利用者さんの日々の感情の変化や、夢や希望を後押しする運営者(スタッフ)さんにも聞いていただいていると思いますが、自身のパーソナルな部分でオン・オフの切り替えはどうしているのかというと、以外にも特にはやっていなくて、それより元気の出る音楽や考え方をポジティブにするよう心がけておられるいるそうです。

就職に繋がるハローワークの担当者との連携については、まず当事業所の中身を知ってもらい、この事業所で様々なスキルをつけた方を企業に紹介しやすいように、また関係各所との連携を取りながら利用者の方に就労の支援を行なっているとのことで、最後に今後の展望としてお聞きしたところ、宮崎県下で一番の就職率を誇られる施設にしたいし、明るく活気のあるところだと思っているので一人でも多くの方にホワイトマーリンを知っていただきたいと思っています!とのお話しでした。

DJ. カジキング

2021年8月7日放送

スマイルハウス Vol.1

まずB型就労継続支援施設とはどんなものなのかお聞きしました。特徴として利用者の方が、働きたいけど自分はちょっと無理かなと思われている方や、入院して長いけど社会復帰のために3〜4時間でも働きたい方のための施設ということで、本格的な社会復帰の前にワンクッションおいて自信をつけるための受け入れ先だそうです。

施設に通われている方はほとんど精神疾患をお持ちということで、受け入れは18歳からだそうです。スマイルハウスの訓練内容としては、施設外では老人ホームの清掃作業、施設内では車の部品のバリ取り、また江戸時代から始まったと言われる一閑張りで、和紙を何枚も重ねてデザインしていく作業をされています。施設のメインの作業は 砂肝の唐揚げ! 調理師さんの指導のもと製造されています。味も4種類ありバラエティーに富んでいますね。販売はお店だったり注文を受けて配達もされているとのこと。

運営で大変なことは、利用者さん自身、相手の顔を見て話せなかったり、人と会うのが苦手だったりで、いざ社会復帰となると本人が戸惑ってしまうということ。皆さんがコミュニケーションの部分でつまづいていることですね。その解決のために瀬戸口さんは SST(社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練)を使って月に1〜2回訓練をされているそうです。

スタッフの皆さんには、利用者の方が規則的に通所しやすいように家族的な関わりを持って利用者さんの気持ちも考えながら、相手の立場にたって行動したり意見を言ったりすることを指導されているそうです。やはり福祉施設を運営するために仕事を外部からいただいてくるのは大変だそうで、瀬戸口さんは人とのつながりを大切にすることが何よりも重要だと考えておられます。

DJ. カジキング

2021年8月14日放送

スマイルハウス Vol.2

今週もB型事業所スマイルハウスを運営されている瀬戸口さんに来ていただきました。今回はパーソナルな部分を中心ににお聞きします。先週 SST とは一体どういうものなのか伺いました。SST とは社会生活技能トレーニングといって、コミュニケーションが苦手であっても上手くできているところを逆に利用しながら、人との付き合いをやっていくというトレーニングで、もちろんご病気でない方もいらっしゃると思いますが、精神科の方では従来から取り入れられていました。学校や一般の教室なんかでもやっているとのことで、スマイルハウスでも SST を取り入れています。

就労支援の事業所をやってみようと思われたきっかけは、ご子息が障害を持たれているということで将来この子が学校を卒業して就職することが困難ではないかと思い、思い切って脱サラをしてご自身でこの施設をやってみようと思われたそうです。実際、事業所を運営をしてみてご苦労されたことは、利用者さんの作業のことであり何を仕事にするのかということ。何もすることがなくて1日を過ごしたりだと、利益が発生しないので作業としては認めてもらえない事が心配だったそうです。

利用者さんご自身が理想とする生活に少しでも近づいてもらえばと思い、支援をされている瀬戸口さんですが事業所を運営していくパワーはどこから得られるのか? ご自身の趣味をお聞きしたところ、以前は野球やゴルフをされていたそうで最近はミニバレーを始めたられたそうです。やはり施設の運営側も公私ともにキラキラしていることが大切ですね(同感)。

最後にリスナーさんに「一言」お聞きしました。社会復帰は自分にとって簡単なようで難しいけれども、ソーシャルスキルを身につけていって人のつながりをどういう風にして改善していくか、SST を知っていただいて少しずつ人との繋がりを大切にしていく、そしてそれをご自分の糧にしていって社会復帰を願います!とのお話でした。

DJ. カジキング

2021年8月21日放送

ガルヒJAPAN ㈱ Vol.1

今回は素晴らしい取り組みをされているガルヒJAPAN株式会社の田口社長に来ていただきました。これまでの番組内容では一般企業の採用者側のゲストが初めてなので、待望の出演でもあり一味違う内容になっています。

ガルヒ就労支援サービスの就労継続支援A型にいらした方で、2名の方を障害者雇用ではなく 一般雇用 をされたということでご紹介します。雇用に至った点は会社側の目線でいうと、欠勤がなく決まった時間に出勤されて仕事をこなす、ごく普通のことですが当たり前のことが当たり前にできる点です。お二人とも障害を持った方とは思えなく健常者と何ら変わりなく、コミュニケーション能力や仕事ぶりも真面目でネガティブ思考がないところにあった点です。

お一人はパソコンの修理及び組み立てをされていて、パーツの取り寄せからソフトウェアの組み込み等、納期を守って仕事を安心して任せられる方です。もう一人の方はアプリ開発に従事されていて、Unityという言語でスマホのアプリの開発をメインに、またウェブ関連のお仕事もされているということです。

雇用者側で気をつけている点といえば、声がけをしないと仕事を延々とされ頑張りすぎるところがあるので、少しペースダウンしていただくよう気をつけているところです。さらに仕事で会議や打ち合わせをしたりと、普通に健常者と何ら変わりないことも安心できることです。

今回はガルヒJAPAN株式会社で 一般雇用 に至った興味深いお話しでした。次回は田口社長のプライベートな点など交えながら、砕けた雰囲気でおしゃべりしたいと思っています。

DJ. カジキング

2021年8月28日放送

ガルヒJAPAN ㈱ Vol.2

今回もガルヒJAPAN株式会社の田口社長に来ていただきました。ガルヒJAPANの話題としてすごいことをお聞きしたんですが、東京の南青山にあるジャスダック(東京証券取引所)の上場企業である GFA さんの100%子会社で、ネクストセキュリティーさん(サッカーの応援もされている)が宮崎市に支店を開設するんですね。ほぼ決定だということですが、ガルヒJAPANとしてはそちらの会社で障がい者雇用ではなく、一般就労をしてもらうため人材の雇用のサポートをしていくことだそうで、大変期待しているところです。県内としては初の試みではないかと思いますが素晴らしい試みですね。

ところでガルヒJAPAN株式会社へ第一号として採用された方で、プログラマーでエンジニアの方だそうですが、障害を持たれていても普通の社員と同じ待遇、仕事内容も全く同じだそうですね。現在はエンジニアをまとめるマネージャーをされているということです。

話は変わって田口さんのプライベートですが、以前は仕事で海外出張が多かったそうですね。コロナの関係もありピタッと行けなくなってしまったそうですが、思い出に残っている場所といえばニューヨークだそうです。でも一番の思い出は何と言ってもシンガポールで、毎年開催されている「ブラックハット・カンファレンス」で、世界中のハッカーが腕を競う大会。最先端のセキュリティー集団だそうですがそれに参加した事だそうです。ご自身はスカイダイビングをされていたということですが、ここ最近スクワットが2回しかできなくてやばい状況だそうで(笑)。やはりITの仕事をされていた関係でデスクワークの弊害でしょうか? 筋力が衰えているとおっしゃいますが、また再開してもらいたいですね。

これからガルヒJAPANでは冒頭でお話しした、ネクストセキュリティーさんと一緒に組んで関連商品を出していきたいそうですが、今考えているのは英会話の習得プログラムだそう。(余談ですが宮崎の事業所ではジェイミーさんが来てくれる予定です)

最後にリスナーさんへ一言。ガルヒグループとしては現在、セキュリティーの商材も含めて事業を展開中だったり、福祉の方では障がい者の方の雇用のサポートに力を入れていますが、これらの分野でさらに社会に貢献していきたい!とのお話しでした。

DJ. カジキング

2021年9月4日放送

旅人ヒロシ さん Vol.1

今回は、お互いカジキ釣りが大好きなのもあって砕けた雰囲気で番組が進みました。宮崎に来たのは10年ぶりだそうで、好きな果物はナシとマンゴー!今回は詳しく分からなかったジャンルだそうですが、いい機会をいただき勉強になったそうです。

旅人ヒロシさんは、カジキングが障がい者施設を作り始めた時からその辺の情報は知ってはいたのですが、その内容が3つに分かれていることを知らなかったのそうで、その辺のお話をしました。就労移行支援、就労継続支援A型とB型について以下簡単に説明させてもらいます。

A型とは施設が障がい者を雇用して、利用者の方は給料をもらいながら技術を向上していき一般就職を目指してもらう。一方、B型は雇用契約は結ばないが、2年間という枠の中で施設に通いながら、自分が身に付けたいスキルをつけてもらって将来一般就職を目指してもらう。さらに「就労移行支援施設」の特徴とは何なのか、それは自立を支援するのが大きな目標であり、色々なサービス形態がありますがその中の一つが “働く” ことであり就業を目指してもらうための様々な支援を行う目的があります。

ヒロシさんのイメージとしては移行支援施設は、専門学校みたいなもので就労継続支援はお金をもらうインターンシップのような、つまり生きていくための前準備をする集団みたいなことかなと思っていたようですね。

宮崎の感想は、空港を降りるとフェニックスがあって南国宮崎っていう感じでですかね。宮崎でカジキの寿司を食べるついでに「アクセス」にふらっっと寄っていただいた感じで、終始和やかな雰囲気でした。

DJ. カジキング

2021年9月11日放送

旅人ヒロシ さん Vol.2

今週もラジオ番組パートナーである「旅人ヒロシ」さんに来ていただいてます。宮崎に来たら芋焼酎を飲めと言われるように、こちらでは20℃の焼酎をロックで飲む習慣がありますね。今夜はそれを楽しみたいと思いつつ進めてまいります。さて今回は旅人ヒロシさんから見た宮崎の就労支援事業所についての質問に答えていきます。

こちらでは何ヶ所もそういう事業所があるようですが、就職先が掃除とか軽作業が多い中、面白い取り組みをやっているとこはあるんでしょうか?

大手の紳士服メーカーでは裾上げなど、本業に紐ずいた作業をしてもらっているところがありますね。本体の会社の事業の一部を障がい者の方にやってもらっているという感じです。また障がい者の方一人一人にそれぞれ専門の相談員さんがいて、これからの将来の方向性を一緒に考えたり事業所を実際に訪問して体験を促したりという、後押ししてくれる仕組みがあります。

ところで福祉サービスを利用するためには、スキルとか、試験とかあるのか、また手続き等なんですがそれについてはどうですか?

A型事業所の場合は一般就職の方と同じように面接があります。移行支援事業所については面接とかありませんし利用料金も基本的に無料です。2年間の間に学びたいものを学んでスキルを活かして就職に繋げます。だだ世帯として前年度に多い収入がある場合は負担金が発生することもある(前職で稼いでいたりした場合)ので例外もあります。

日本の福祉サービスは制度的に変えないといけない部分もあるんですが、隅々までしっかりとした基盤があるので障がい者の方には安心ですね! ということで、今夜は旅人ヒロシさんと一緒に「とり天と焼酎」で一杯といきましょうか!

DJ. カジキング

2021年9月18日放送

旅人ヒロシ さん Vol.3

今回で第3回目になりますが、ヒロシさん曰く “宮崎に行ったらサーフィンを習ってこい” と(笑)ところでカジキングも改めて宮崎の良さを言いますとシーガイヤから見える景色がいいですね。ハワイにも劣らない海岸線が素晴らしい。シェラトンホテルのラウンジから見える波の景色は特に感動的です。南に下れば日南の鬼の洗濯岩や青島神社もあり、ほんといいところだと感じています。

今回「アクセス」に呼んでもらって、ヒロシさんはカジキングが関わっている事業所を見せてもらいましたが、仕事のスペシャリストの方や面白いキャラクターの持ち主など、個性的な方たちに出会って来ました。カジキング自身も驚いているのですが、ある方は某大手の企業で開発・設計をされていた方で1からパソコンを作り上げ、しかもその集中力も半端ではないのに改めて驚きました。

弊社ではあるゲーム開発に携わっていて、それがリリースされたんですがそのゲームを2、3日で上限のレベルまで達成された方が何人もいまして、その突き抜けるような突破力というもの “スゴイ” の一言です。カジキングもタジタジでした。

このことは健常者であろうが障がいを持っていようが関係なく、人として大事なことだなと感じました。ある仕事のスペシャリストになるということは、それがそのまま将来に活かせるということで、そういう環境を見つけられることが出来て嬉しいですね。

さて今回もお開きということで今夜は炭火焼きで一杯、いやチキン南蛮と黒霧の方がいいかな〜 ということで旅人ヒロシさんと楽しくお話しさせてもらいました。

DJ. カジキング

2021年9月25日放送

旅人ヒロシ さん Vol.4

今週も以前横浜で DJ をやっていた相方であり、インターFMでロサンジェルスの情報番組を発信している、またカジキングの情報番組の相方でもある “旅人ヒロシさん” に来てもらいました。“宮崎に行ったら神社で禊(みそぎ)をして来い” と言われたヒロシさん。それにしても宮崎はパワースポットだらけですね〜 びっくりしてます!

ヒロシさんはこれまでの番組を通してお話を聞かせてもらって、いろんな福祉システムがあるのがよく理解できたそうです。カジキングが思うには個人差もあるので、障がいの程度を線引きするのは難しいですが、もちろん重度の障がいをお持ちの方には国からの手厚い支援も必要だし、症状の比較的軽い方には支援を受けつつ、一人でも多くの方に将来就職してもらうことも必要だと思います。今度は逆に支援を受ける側から納税する側に回ってもらい、皆さんでそれを循環させていく事が大事かなと思ってます。ヒロシさんも次に繋いでいくために社会の労働力として確保できることはいいことだと思ったそうです。

精神障害を患う方はここ最近急に増えてきてますが、この方たちは何らかのスキルを持った方が多いんですね。就労支援の施設で体調面に気をつけながらそのスキルのレベルアップをしていただいて、今後社会的戦力になってもらう。このような循環型社会が求められるところですね。障がい者の施設があるという事を知ってもらために、いつ何かがあった時に障がいを持つことになって、このような施設があるということを知っておいてもらう、そのための情報を認知してもらう番組だと思っています。

最後にヒロシさんからリスナーさんへ・・・宮崎は 10 数年ぶりですが宮崎の「方言」が好きですね。また宮崎で福祉施設を運営しているカジキング、しかも FM 宮崎さんの「アクセス」という番組は人と人を繋いでいくし、社会をより良くしようという目的なので、ぜひこの番組を「みやざき」でやっていることを全国の方に知ってもらいたいと思っています。

お開きはカジキングの最後の奢りだそうで、旅人ヒロシさんの希望で宮崎のヒレステーキを食べて帰りたいとのことでした。4週も続けて出演していただき本当に有り難うございました。

DJ. カジキング

2021年10月2日放送

ジェイミー さん Vol.1

今回はオーストラリア人でテレビでも活躍していらっしゃる “宮崎県の星” ジェイミーさんに来ていただきました。

──今日は呼んでいただいて本当にありがとうございます! マジでラジオの空気になっていますね──

ところでジェイミーさんはどんなキッカケで日本に来たんですか?

──1985年当時、埼玉でホームステイをしていたんですが、サムライ(坂本龍馬)に憧れて日本にきたんです。でもそんな人はいなかった(笑)。日本はイメージ的にはチョンマゲで着物を着ているイメージがあったのでそう思っていました。こちら宮崎に来て21年になりますが、とくに宮崎は物価も安いし食べ物も美味しい、そして海も山もあり人柄もやさしいですね。大好きな宮崎です──

ジェイミーさんは UMK さんでタレントとして活躍されていますが、宮崎観光ホテルで英会話教室「J-kaiwa」も18年されています。子供から大人(3歳から103歳)まで楽しみながらやっているとのこと。

──会話のために英語を学習するのですが、学生さんなどは試験のためにやってますね、これだと英会話は失敗しやすいですね。英語の文法は間違っていてもいいんです、もっと言うと動詞があればなんとかなるんですよ。逆に日本語でわからなかったのは、私が初めてロケに行った時です。カメラマンが「ちょっと気持ち右」と言ったのですが、その意味が、どのくらい動けばいいのかわからなかったことがありました。ホント不思議な日本語ですねぇー(笑)。私がやっている “J-kaiwa” で一番気をつけているのはまず楽しむこと、そして綺麗な発音をしてもらうよう気をつけています。発音が良くなるとカッコいいですから──

ところで、私カジキングはカジキ釣りの世界大会がメキシコで近々あるんですが、実はそこで優勝するつもりなんです! 優勝すると英語で “スピーチ” をしないといけないので、ジェイミーさんにカッコイイ英語を習うつもりなんですよ。

今回は時間が経つのが早くて肝心の話ができなかったのですが、それは次週のお楽しみということで・・・。

DJ. カジキング

2021年10月9日放送

ジェイミー さん Vol.2

先週に引き続きジェイミーさんに来ていただいています。朝からテンション高いですね〜。先週は本題をしゃべっていなかったので今週はさっそくいきます! ところでガルヒ就労支援サービスで英会話の出張講座をスタートしてもらってますが、1回目のレッスンをしてみての感想はいかがですか?

──生徒さんは真剣ですね。僕が面白くないギャグを言っても笑ってくれるし、メモを取ったりしてしてくれて真剣さが伺えました。会話の大事な点は3つ、まず自信を持ってもらうこと(間違えてもOK)、それから英語の “動詞” は非常に大事です(たくさん覚えると会話がスムーズにいく)、あと発音ですね、Wのつく言葉を覚えると自己紹介などがスムーズに行えます。そんなわけでこれから皆さんと楽しみながら講座をやりたいと思ってます。

ちょっと英語でおしゃべりができると自信がついてさらに意欲も出てきますしね。

──そうなんですよ、僕も昔、日本に来て言葉が通じて嬉しかったことがありました。その嬉しさを生徒さんに感じてもらいたいですね。会話が楽しいと自然と覚えていきます。それから一つのアドバイスですけど、覚えた英語をメモにとってトイレに置いておく! 朝・昼・晩と3分づつ見るだけで一日10分近くの勉強ができます。

日本人は英会話がうまく上達しないとよく言いますけど、なぜでしょうか?

──ぶっちゃけ言うと日本人はシャイで深く考えてしまうところがあるんですね。“失敗したら恥ずかしい” と思うからダメなんですよ。でも飲み会になると急に会話ができてしまうんですね!? リラックスした気分になるんでしょうかね。でもシラフの時でも失敗しても大丈夫です。とにかく喋ることが必要なんです!

今回で2週にわたってジェイミーさんに来ていただきました。最後にリスナーさんに何かメッセージがありますか?

──11月の13〜14日にシーガイアのウォークモールで「ようこそフェス」をやります。キッチンカーやマルシェなど色々企画していますよ。またいろんな飲食店も出店します。ぜひ遊びに来て欲しいです!

DJ. カジキング

2021年10月16日放送

旅人ヒロシ さん Vol.1

本日のゲストはハワイの KZOO ラジオでカジキ釣り番組の相方パーソナリティーでもあり、インター FM でロサンジェルスの情報を発信している「旅人ヒロシさん」です。さらにこの度、カジキングとラジオ関西で「カジキングJAPAN」を始めていて、その相方パーソナリティーでもあります。

──宮崎空港に降りてどうやらユーチューバー(YouTuber)に間違えられた旅人ヒロシです(笑)。今回の主旨は施設の「一日体験」で、カジキングに相談して就労支援事業所である「ホワイトマーリン」にお邪魔して一日体験をさせてもらいました。

体験学習してみて実際中身はどうでしたか?

──自分がやっていることの中身を事業所の所長が、あらかじめヒアリングをして下さっていて、業界の最前線で使われているソフトの使い方のことや、こうすればもっと簡単に操作できるなど、自分の生活に密着したもので実用的なアドバイスをしてもらいました。具体的には YouTube で使う画像の編集の仕方、デザインのことなどですね。

事業所では一日で完結できる小さな成功体験をしてもらって、本人がそれを学び続ければさらに進歩してもっと大きなことができる、自分なりの将来の画を描いてもらうのが目的でもあります。そのイメージを持ってもらうのが一日体験のいいところです。

今回、旅人ヒロシさんは宮崎の美味しいものに出会ったようで、鶏のタタキには “たまげた”(宮崎弁)そうです。ということで今夜も宮崎の味を探しに行きましょうか。

DJ. カジキング

2021年10月23日放送

旅人ヒロシ さん Vol.2

前回に引き続き、相方でラジオのレギュラー番組を一緒にやっている “旅人ヒロシ” さんに来てもらっています。

──カジキングがカジキ釣りに連れて行ってくれるというので、今日は水着でお邪魔しています(笑)。

前回は施設の体験の中でデザイン系の作業についてスポットを当ててお話ししてもらいましたが、今回は施設全体のことだったり、大きな目線で感想を聞かせてもらおうと思ってます。

──2つありまして、スタッフと利用者について・・・まず利用者について言いますと、利用できるのは最長2年というところがあって、その期間の中で一人一人の要望に合わせたカリキュラムを作っていることには驚きました。利用者の方にとって将来のことは自分ではなかなか分かりづらいと思いますけど、2年後には目標とするものにだんだん近づいていくようなシステム作りがされているんだなと思いました。

はい、それから施設を利用するには “個別支援計画” というものを作らないといけないんです。これがちゃんと出来ていないとそもそも利用開始のOKが出ないんです。福祉施設である限り一人一人に合わせたものを作らないと制度上いけないんですね。

──一方、スタッフ側についての感想は、一人一人をよく見られているのが分かります。これはやはり「愛」がないと向き合えないなと思いました。カリキュラムも含めて実際体験してみてそれがよく分かりました。

就労支援事業所の場合、一人につき生涯で利用できるのは2年間と決まっているので “体験” は非常に大事です。自分に本当に合っている事業所で、一緒になって将来を応援してくれるスタッフがいるところをしっかり見極めて選ぶことが大事です。また障がい者の方だけが情報を知っているんじゃなくて、健常者の方もまず知ってもらうことが大事だと思います。そして利用される方は自分が描くものが決まったら、それを相談してまず体験してみることが大事だと思っています。

──そう思いました、やはりまず情報を知って自分の将来が描くことができた時は、相談して実際に体験にしに行くことが大切だと感じました。その “アクセス” をやって実行!それが言いたかったです。

これから晩飯を食べて4時間かけて博多に帰って、夜中1時の出航でカジキ釣りに行きます(笑)。旅人ヒロシさん、二週にわたって「アクセス」に来ていただいて本当に有難うございました。

DJ. カジキング

2021年10月30日放送

ガルヒJAPAN ㈱ Vol.3

今回は、以前にもこの番組に出演いただいた “ガルヒJAPAN株式会社” の代表取締役である田口 雅章さんにお越しいただきました。この度、障がいをお持ちの方を一般採用されたという事で、今回はそのお話しを伺います。

──30代後半の方で ADHD(多動性障がい)をお持ちの方で、集中力が続かない、思いつくとすぐ行動してしまう、また難しいものにも全力で取り組んで自分でもセーブできなくなる特徴がありまして、仕事もなかなか休めないという病いをお持ちの方です。

ブルーマーリンという就労支援施設を利用される前、どんなお仕事をされていたんですか?

──以前は10年ほど大手自動車関係のプログラマーをされていて病気で退社されたのですが、プログラマーとしての強い思いもあり、去年の2020年の9月からガルヒ就労支援サービスの就労移行支援で訓練をされていました。(ガルヒ就労支援サービス)

その後、就職されるまでブルーマーリンという施設でどんな学習や訓練をされていたんですか?

──同施設の継続支援A型に移られ、アプリやゲームを作ったりして実務経験をされていました。また今年の4月にはIT分野の基本情報技術者(国家資格)のライセンスも取得されています。

なるほど…そしてこの度10月に、晴れてガルヒJAPANに就職されるわけですね。今回は入社(一般就職)されるまでの一連の流れをお聞きしましたが、次回は今現在どんなご様子で仕事をされているのかをお伝えいただければと思います。

DJ. カジキング

2021年11月6日放送

ガルヒJAPAN ㈱ Vol.4

お早うございます。今回もよろしくお願いします。先週に引き続きガルヒJAPANの田口雅章さんにお越しいただいています。先週の放送で、就労移行支援・就労継続支援A型を運営されているガルヒ就労支援サービスの “ブルーマーリン” に通所されていたMさんを一般採用されたということですが、現在どのようなお仕事を始められているんですか?

──入社と同時にゲームアプリの制作を早速始められているのですが、そのプロジェクトを開発する上での書類作り(マニュアル等)をしてもらっています。

リスナーさんに分かりやすく言うと、何か物を作る前の段階の設計図みたいなものですか?

──プラモデルの作り方のマニュアルみたいなものですね。それができたら実際に手を動かしてプログラミングをしていくという流れになります。

プログラムの開発にあたり、どのような言語を使われているんですか?

──ソフト名は Unity で、プログラム言語は C#(シーシャープ)を使って開発していきます。

リスナーの皆さんには複雑なのでサラッと流してもらえたらと思いますが、それはスマホで遊べるゲームなんですか?

── iPhoneでもAndroid でもどちらでも動くようなゲームを作っています。

ガルヒJAPANさんは以前「峠」というゲーム開発の一部を担当しておられたのは聞いていますので、ゲーム開発には強いんですね?

──はい、いろんなノウハウを持っています。

それでゲームに強い技術やスキルをを持っている方を積極的に採用されているんですね、今後はゲームチームを順次拡大していくような作戦ですかね?

──ゲーム開発で一番大事なのは見た目、デザインなのでここも充実させたいと思っています。またそれに伴ってシナリオというかストーリーというか、ITとは違う分野なんですが、今後、小説が好きな人を紹介してもらって雇用したいなということも考えています。

就職されたMさんはグループホームにおられたそうですが、ガルヒJAPANさんに直接採用されたことで、念願の一人暮らしができ大変喜んでおられたそうですね。これが本当に意味での “自立” ということでしょうかね。これからさらにステップアップしてもらって会社の中で活躍していただければいいですね。今回もありがとうございました。

DJ. カジキング

2021年11月13日放送

キャンバスの会 Vol.1

本日は「社会福祉法人キャンバスの会」さんから副施設長でいらっしゃいます、山元まり子さんにゲストでお越しいただきました。早速ですがキャンバスの会さんは県内の都城市と宮崎市の方でいろんな施設を運営されていますが、その辺リスナーの皆さんにご紹介いただければと思います。

──都城市内ではお弁当の配食の車をよく見られると思うんですが、クリーニングのリネンサービス事業やお弁当配食事業、食品加工販売、生活介護、短期入所グループホーム等を行っております。

お弁当配達のトラックの横にキャンバスの会とカラフルなロゴで書いてありますね!

──都城が9事業所で宮崎市の花ヶ島に6事業所(生活介護等)がございます。

幅広く様々な支援を行えるような体制を作られてるんですね。

──2004 年に設立されまして今年で18 年目になります。当初は理事長がオムツ配達のボランティアを2名で2年ほど続けまして、学童保育や介護事業から始まったと聞いております。その後 2005 年にオムツ配達販売の障がい者雇用事業所として就労事業がスタートしました。キャンバスの会の理念のもと、利用者さんの特性に合ったお仕事ができるように様々な事業を展開しております。

なるほどですね……。

──「キャンバスの会」のマークの由来を聞かれるんですが、空いっぱいの大きなキャンバスに子供の夢、親の思いを形にしようということで願いを込めて名前をつけられました。現在はA型利用者さんが 60 名、B型利用者さんが 40 名の方々が毎日就労されております。就労時間はA型さんが5時間から 5.5 時間、B型さんが4時間以上就労されています。

A型さんのお仕事の内容とB型の方のお仕事内容って当然違ってくると思うんですけど、どういったことをされてるのか簡単にご説明いただけますか?

──クリーニングに関しましてはA型事業所では病院、高齢者施設の洗濯物のタオル関係ですとか、県内外のレストラン等のユニホームをレンタルクリーニングで提供していまして、ちょっと難しい染み抜きですとか、アイロンがけ、縫製、配達等を業務としております。特にアイロンに関しては技術の向上を目指す利用者さんが多いので、とてもきれいな仕上がりになっていると思ってます。B型事業所では病院のタオルとかのアイロンがけみたいな作業はちょっと難しいなぁっていう方にはタオルをたたんだりとか乳児の布おむつ、産着の洗濯やたたみ等を行なっていただいております。

このキャンバスの会の中で副施設長の山元さんは主にどういったお仕事をやられてるんですか?

──今までいろいろな事業所を渡り歩きまして過去にはクリーニングとかお弁当のマルヨシとか、ほぼグループホーム以外は全て支援事業所に行ったかなと思うんですけど、現在は生活介護の方で重度の利用者さんの支援を行なっております。

ではもうキャンパスの会さんの中の重鎮ですね。ところでキャンパスの会さんに就職しようと思ったきっかけは?

──以前は一般企業に勤めておりまして、その時、祖父のために何かしようと思ったのがきっかけだったんですが介護ヘルパーの勉強を始めました。始めてみて、ふと私はそれまで 18 年ほど何かを探し求めてたような気がして、ヘルパーの研修を受けたときにストンと落ちたというか、これだと思って、もともと祖父のために始めたことなんですが、縁があってキャンバスの会に拾っていただいたという感じですね。

障がい者の支援も高齢者の支援も大枠で言えば同じ福祉ですし、この業界に導かれたっていう感じですね。次回もまたこの続きをお話しいただけたらと思います。ありがとうございました。

DJ. カジキング

2021年11月20日放送

キャンバスの会 Vol.2

🄺 本日も先週に引き続き、社会福祉法人「キャンバスの会」から副施設長の山元まり子さんにお越しいただいております。まずキャンバスの会の特徴や特色をお聞かせ願いたいなと思うんですが。

──クリーニングサービス、弁当の配食事業をしておりまして、都城市内の個人宅、企業施設、病院へのお弁当をA型利用者さんが調理、盛り付けして、デスクワーク、配食するお仕事をしていただいております。仕出し弁当ですとか法事のお弁当オードブルもご注文いただいており、365日営業しております。

🄺 365 日ですか!

──その他、食品の加工センターをA型、B型事業所で行っておりまして、そちらでは食品加工の商品開発を企業様との連携で、地域や九州・沖縄にお届けしております。ホテルやスーパーにもカットや下処理した安心で安全な食品加工品を卸しておりまして、独自産業化で 70 アールの畑に利用者さんが野菜を育てていましてスープ等の加工品として売っております。2019年に食品衛生管理の “ハサップ” って言うものがございまして、それの認証を受けた認定施設でございまして、食の安全や食品ロス、不良製品の出荷を未然に防げるような衛生管理を行っております。

🄺 なるほどですね。

──後は、施設外就労もしておりまして、企業さんの敷地をお借りして、野菜の袋詰めや野菜の洗浄、仕分け・選別等を行っております。利用者さんに合わせた仕事を、他の事業所でもその方の特性に合わせた事業を提供できるんではないかと思っております。

🄺 ところで会社の中に仕事を取ってくる精鋭部隊があるんですか?

──営業力のある理事長自ら動いていますね。また企業様のご協力には本当に感謝しております。仕事や社会参加を通して様々な楽しみを見つけて自分らしく生きていけて、それによって家族も安心できるようなお手伝いができればいいなと思っています。

🄺 山元さん的には障がい者の方や利用者の方に、どんな声をかけられてる瞬間が一番嬉しいなと思いますか?

──重度の障がいがある利用者さんが私の手伝いをしたかったらしくて、他のスタッフにメモを渡しに行くっていうのを見て、誰かの役に立ちたいとか、働く喜びを感じてるんだなぁって言うのに感動しました。就労が難しい障がい者の方にとっても毎日楽しい幸せだと感じていただける支援をしたいなぁと思っています。

🄺 次にどんなお仕事を増やそうかと決められていますか?

──宮崎市の高齢者施設で朝昼夕の食事を一日 300 食委託いただいており、年内に清武の方の施設でその提供を予定しております。また沖縄県の方にも施設を開所します。就労支援だけではなく障がい者の方の一般雇用でスーパーと提携して加工品等の業務を行います。

──また利用者さんとお話しする中で、働ける環境を作ってもらってありがたいとお客様に迷惑をかけないように毎日丁寧に仕事をしています。できることが増えてくると嬉しいです!と言ってくれるんですね。一般就労すること、一人暮らしをすること、結婚して家庭を持つこと等を夢に持って頑張っておられますので、スタッフとしても工賃の向上や作業環境の整備作りに取り組んでおります。

🄺 本当に素晴らしい取り組みですね! 最後に山元さんの方からリスナーさんに一言お願いできますか?

──2004 年の設立当時、学童保育から始まったキャンバスの会ですが、子供の将来の就労を考えて始まったことで、お母さんたちを安心させたいと言う思いで、本人のやりたいことや目標や夢を叶えるために応援し、一緒に頑張っていきたいなと思っております。

🄺 私も本当に心から応援してます。今後も宮崎県のために頑張ってください。ありがとうございました。

DJ. カジキング

2021年11月27日放送

リスナーさんの声

本日は “初の試み” で一人放送をやっていこうかなと思っています。番組を始めてから “アクセス” の公式ホームページや私 “D.Jカジキング” のインスタグラムの DM にちょこちょこメッセージをいただいておりました。通常のラジオ番組はリスナーさんからのお便りをちょこっと紹介するようなコーナーがあったりして、よりラジオらしくなるのかなと思うんですけど、この番組は時間が短いため、これまでリスナーさんの声を紹介できなかったので今日は思い切ってリスナーさんの声を紹介することにいたします。まずアカウント名が「キラキラ星さん」です。

──「こんにちは、カジキングさん、いつもラジオを聞いています。息子が障害を持っていて将来が不安です。就労支援事業所の利用をさせることを検討していますが、施設選びのポイントはどんなところにありますか?」

このようなメッセージをいただいてます。宮崎県内、市内には沢山の就労支援事業所があるので、特徴が個々の事業所でそれぞれあると思うんですが、僕から1つアドバイスをさせてもらうとすれば、就労移行支援は原則 “一人につき2年間” しか使えないということになっていると思います。例えばAという事業所に行って、次にBというとこに移動して、それからCの事業所、そしてやっと最後にDという事業所に巡り合えたという時には、すでに2年間という期間が残りが残り少なくなってしまう危険性があるんですね。

そうなってしまわないためにも、気にいるまで面談・体験等をやって、安易に入所しないことが大事かなと思います。一日体験したり面談するだけではその施設が自分に合っているのか、そこまで把握することが難しいでしょうし、なかなかわかりづらいところもあると思いますので、親御さんを含めて何回も足を運んでもらって、ここだという施設でしっかり2年間を使い切るということが一番大事かなと思われます。もう1つメッセージを紹介します。これは番組の公式ホームページの方に届いたメッセージです。

──「カジキングさん、おはようございます。いつも気分が落ち込んでしまいます。元気でいられる秘訣はありますか?」

僕は元気になる秘訣とか考えたことも、逆に落ち込んだこともあんまりなくて、とにかくガンガン行けば行った先にも良いことが見つかるよと。何を言いたいのかというと、今この方がどんな境遇にあってどんな方なのかが見えない状況なので的確なアドバイスが難しいんですけど、何事も一生懸命やって一生懸命やり倒すことが大事かなというふうに思います。

気分が落ち込む時っていうのは人間、生きている限りさまざまあります。自分のことで気分が落ち込むことは仕事だったり、恋愛だったり、家庭だったりいろんな要素があるのかなと思いますけど、時間がたてばなんとかなりますね。“時間が解決するさ” というくらいの気構えでいいんじゃないでしょうか。僕なんかそもそも悩みごとも深く考えないし、“どうにでもなるさ” というようなところがあるので、少しその気持ちをお裾分けしたいくらいなんですけど、こんなアドバイスでよかったでしょうか? 聞いてくれてたら役にたてるかなと思います。

季節はもうすぐ師走を迎えて町の中は慌ただしい状況だと思いますが、私の大好きなカジキ釣りも今シーズンを終えようとしています。という私も先週メキシコの方に行っていまして日本に帰国して自主隔離を経て、今やっと仕事復帰ができるようになったんですけど、あと1、2回今年中にカジキ釣りに行ければそれが年内最後かなと思います。それで私が釣ったカジキを、来年はこの番組「アクセス」のリスナーさんへの感謝フェスティバルのような形で、イベントの中で食べていただければと思っています。

もうすぐ師走に投入します。新しい日常になると思いますけど、しっかり寒さ対策をして年内を乗り切って行きましょう。それでは来週は素敵なゲストを再びお呼びして楽しい内容を放送して行きますので、ぜひご視聴いただきたいと思います。

DJ. カジキング

2021年12月4日放送

ANA青島ファクトリー Vol.3

🅺 皆様おはようございます。以前この番組にゲストで出演いただいた川上涼太さんに登場をいただいております。

🅺 その後Instagramではちょこちょこメッセージのやりとりをさせてもらったんですが、ぜひまたゲストで出てみたいってメッセージいただいたんですけど、今日は何か話したいことがあるんでしょうか?

──はい、まず一つ目が来年度の仕事の目標についてお話ししたいと思います。来年度はまだやったことのない仕事をチャレンジしたいといいますか、営業の仕事をやってみたいと思います。

🅺 営業の仕事ですか? 例えば何をしたみたいんですか?

──チラシ配りとか、製作したものをお客様に届ける営業をしてみたいですね。

🅺 なるほど。ところで今はANAさんでは営業の部署っていうのはあるんですか?

──それは無いんですけど、各部のチームみたいなものがあって、例えばアルミのチームだったらアルミの作業の目標について話しあったり、具体的には自分は重たいアルミを運ぶ作業をしています。もう一つあって今パソコンのタイピング入力とかデータに入力しているわけなんですが、まだ慣れてなくて緊張して不安になることが多いんです。

🅺 なるほど。でも春先にゲストで来てくれた時は、紙製品(紙漉き)を製作していてると伺ったけれども、あれからさらにステップアップして、今度はアルミとタイピング、データ入力をされているということですね。

──はい!

🅺 今回の営業の仕事にチャレンジしてみたいっていうのは自分たちのグループで、会社にお願いしてみたいということですか?

──はい、そうですね。来年度やってみたいです。他のことも挑戦してみたいですし経験もしてみたいです。

🅺 営業をやりたいって言う事は会社にもすでに伝えたんですか?

──まだ伝えてません。(^^;)

🅺 じゃその熱い思いが会社に伝わるといいですね。「営業の仕事を涼太君にやらせてあげてくださーい」(笑)

🅺 タイピングは今、どんなものを入力してるんですか?

──お客様の名前とかメールアドレス、電話番号やファックスの入力間違いがないかを確認して、それを事務職さんにできました! と確認をお願いしています。

🅺 名簿作りみたいなことをしてんですか?

──そうですね。

🅺 徐々に徐々にタイピングの速度なんかも正確に速くなっていけば、そういう仕事の道もありますね。タイピングもいろんなゲームソフトがあって「今日は何を食べましたか?」と文字が出てきて、それをそのように打ったら画面上で敵を倒すゲームがあるので、ぜひチャレンジしてみてください。……ということで、今週は涼太君にお越しいただきました。最後に一言リスナーさんに何かメッセージありますか?

──まだ僕は未熟ですけど、これからも仕事を続けたいという思いや、またいろんなことを学んでいきたいですし、夢に向かって前に進んでいこうと思います。これからも皆さん応援をよろしくお願いいたします。

🅺 はい、リスナーの皆さんと一緒に涼太君の成長を見守っていければと思います。いま「夢」という言葉をちらっと伺ったので、それはまた来週伺っていこうと思います。

DJ. カジキング

2021年12月11日放送

ANA青島ファクトリー Vol.4

🅺 今週も先週に引き続き川上涼太さんに来ていただいています。先週言い残したことが色々あると思うんですが、先週の番組の最後に “夢に向かって” という言葉をいただきました。その夢とは何ですか?

──僕の将来の夢はラジオパーソナリティーになることなんです!

🅺 それ前回は聴いていなかったんですが(´∀`)

──伝え忘れていました(^^;)

🅺 ラジオっていつ頃からそこまでハマって聴くようになったんですか?

──僕が中学3年生の時に公開生放送があって、好きなパーソナリティに出会ってしまったんです。その影響でラジオが好きになってこういう喋り方がいいなーとハマってしまって、今でもその夢を叶えるために聴いていますね。

🅺 中学3年生からラジオにどっぷり浸かってしまっているわけですね。今、この FM 宮崎さんだけじゃなくてポッドキャストや radiko とかでも、いろんな放送が聴けると思うんですが宮崎関連以外も聞いているんですか?

──はい! 全国のラジオで放送されている昼や夜の番組をたまに聴いています。

🅺 そうなんですね。では涼太さんが選ぶ大好きなパーソナリティのトップ③を発表します。

──ベスト③はグッドタイムや耳恋で活躍されている 黒木 梨澄 さんですね。

🅺 どんなところが好きなんですか?

──歌が上手いし、聴いた瞬間に僕の中での憧れのパーソナリティだと思いました。

🅺 その方がキッカケの人なんですか?

──はい!

🅺 キッカケの人が3位なんですね(´∀`)。ではベスト②です!

──耳恋でおなじみの 濱田 詩朗 さんです!

🅺 詩朗さんはやはりすごいですもんね、てっぱんで外せない方ですからね。詩朗さんのどんなところが好きですか?

──歌と話がとても上手くて、同じ憧れのパーソナリティです。

🅺 では最後に映えあるベスト①の発表です!

──はい、第1位は耳恋とグッドタイムで活躍している惚れちゃんこと コレナガカオリ さんです。

🅺 カオリさんのどんなところが好きですか?

──アニメ好きで可愛い声をしているし、僕の一番憧れているパーソナリティさんです!

🅺 そうなんですね。ところで今あげた3人の憧れのパーソナリティさんに近づくために自宅で練習とかしているんですか?

──たまにラジオを言いている瞬間に挨拶とか喋りとかも考えていて、こういう風に喋ったら憧れの人になれるんじゃないかと思っています。

🅺 でもラジオという枠にとらわれず、ポッドキャストなんかで自分でも好きなようにラジオっぽい発信ができる時代になっているんですから、練習して涼太さんもスタートしてみたらどうかな?

──そうですね。

🅺 自分で番組やるとしたらどんな番組テーマでやりたいですか?

──もっとリスナーさんがラジオを好きになれたらいいなあ、というような番組にしていきたいですね。

🅺 なるほど、パーソナリティさんとリスナーさんの距離が近くなるような番組作りがしていきたいということですね。番組のメインのテーマは例えばどんな感じですか?

──そうですね、雑談がテーマになると思います。

🅺 じゃ、ネタを毎週考えて今週はこんな風にとか、他に台本作りなんかも覚えないといけないですね。

──そうですね、考えなくちゃいけないですね、大変です。

🅺 そういう夢も今やっているタイピングやパソコンの操作が活きてくると思うので、夢に向かってお仕事も頑張ってください。また半年後くらいに状況報告にゲストとしてきてください。その時はテスト放送なんかしたら盛り上がるかな〜。じゃ最後にリスナーさんに一言、涼太さんの今の思いをお願いします。

──僕の夢はラジオパーソナリティになることですが、これからも青島ファクトリーさんで働いて「夢」に向かって頑張っていきますので皆さん応援よろしくお願いします!

🅺 またお会いできることを楽しみにしています!

DJ. カジキング

2021年12月18日放送

サポステ Vol.1

🄺 本日は「宮崎若者サポートステーション」統括コーディネーターである、坂本さんにゲストで来ていただいております。宮崎若者サポートステーション、通称「サポステ」さんですが、まずサポステさんの簡単な紹介をお願いいたします。

🆈 サボステでは自分に適した職業がわからない、コミニケーションが苦手、転職を繰り返している、など様々な困り事に対して個別の相談を受けられます。具体的には履歴書の書き方、面接の練習、一般職業適性検査など、就職活動のキャリア相談だけでなく就職に向けた心の相談をすることができます。さらにステップアップのためのセミナーや職場体験など、就職活動に向けて丁寧にサポートさせていただいています。また就職決定後も継続した支援を行っています。

🄺 県内に3カ所あるんですね。宮崎市の老松に1つと都城市の東町、また延岡市の方にも!

🆈 昨年度から 39 歳から 49 歳と対象年齢が拡大をいたしました。幅広い年代の方の支援をさせていただいております。

🄺 なるほど、県内全域で皆さんの就職へのサポートができる体制にあるって言うことなんですけども、就職で一番大事なことってどんな事だと思いますか?

🆈 そうですね、サポステに来られる方には自信がないですとか、自分のブランクが気になるとか、そういった方も来られます。そこの働く一歩手前、準備の部分を私どもが丁寧にサポートさせていただくことで自信を持って就労に向かっていただけるように心がけております。

🄺 昨年から今年にかけて新型コロナウィルスの影響もあって、就労に対しても思うように前進ができないって言う部分もあったかとは思うんですけど、ここ最近で就職に至った実績ってございますか?

🆈 はい、教育機関からの情報をいただき、まだ進路が決まってない方とか、就職に不安がある方への支援をさせていただきました。ご本人はとても不安な思いでサボステにこられたと思うんですが、キャリア相談とビジネスマナー、体を動かす運動のプログラムや心カフェ等に参加されて自信をつけられました。その後ご自分が行きたいというお仕事に1ヶ月で就労を決定され、現在も頑張っておられます。

🄺 すばらしいですね! 就職を導いていくような活動をされる中で、決まった後にまた次のステップで大事なことが出てくると思うんですが、定着をするにはなかなか難しいところがあると思うんです。企業側の目線とご本人の目線となかなかギャップが埋まらなかったりと、いろんな部分があると思いますが特にどんなところに着目して力を入れられていますか?

🆈 サポステで支援をさせていただいて、決定された方には引き続きこのプログラムに参加をしていただけます。その中で就職が決まったから大丈夫ではなくて、そこからスタートだという所で、不安な部分や働き始めてなかなか馴染めなかったりとか、その辺は皆さん一緒だと思うんですね。その不安な気持ちをまた引き続き私どもに話をしていいただくことで、まずは1ヵ月、3ヶ月、半年とお話をしていただき不安な部分、苦手な部分を整理して長期の就労というところに向かっていただけるよう丁寧にサポートをしております。

🄺 なるほど、就職した後もまた引き続きいろんなカリキュラムを通じて気軽にサポステさんのほうに現状報告を含めて行けるような環境が整っているんですね。

🄺 本日はサポステさんの概要について伺ってきましたけども、来週も引き続きゲストで来ていただけると言うことなので、来週はサポステさんの今、力を入れられてる部分とか新しくやりたいこととか、そういったところについてより掘り下げた話を伺いたいと思っていますので来週も引き続きよろしくお願いします。最後にリスナーさんに何か一言ありますか?

🆈 「サポステ」では、働くことに自信がない、なかなかお仕事が決まらない、そういった方の気持ちに寄り添いながらサポートをしております。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。ありがとうございました。

DJ. カジキング

2021年12月25日放送

サポステ Vol.2

🄺 本日は先週に引き続き「宮崎若者サポートステーション」通称 “サポステ” さんから統括コーディネーターの坂本さんにお越しいただいております。先週はサポステさんの全体的な概要とか、どんな支援をされてるところを探してきましたけども、今週は最近新たに取り組み始めたの事とか何かPRしたいこととか、少し掘り下げた話を伺っていきたいと思います。

🄺 早速なんですけども、先週ちらっと触れられたお話で年齢層の幅が広まったと言うことを伺ったんですけどもその辺の話をお聞かせください。

🆈 はい、これまで “サポステ” では39歳まで支援を行って参りましたが、昨年の4月から49歳までの就職氷河期世代の支援を行うことになりました。お一人お一人の状態に合わせたキャリア個別相談を行っております。ブランクが長くなっている方や、短い職歴ばかりで自信がない方、是非ご相談いただきたいと思います。

🄺 ちなみに、今現職中の方でよりいい形で転職したいって言う場合の相談なんかも受付をされているんですか?

🆈 “サポステ” では無業状態の方の支援をさせていただいております。お仕事をされている方は私どもの関係機関でありもあります「ヤングジョブサポート宮崎」の方をご案内させていただいております。

🄺 しっかり連携が取れているということですね。新しく利用できる方の年齢の幅を広げられたことによって、相談の件数ってやっぱり増えてこられてますか?

🆈 氷河期世代の方でこちらのほうに来られる方、まだまだお越しいただけていない方もおられるんじゃないかと思います。サポステはそういった方にも情報が行き届くようにと言うことで、いろんなところにチラシの方を設置させていただいております。スーパーですとか図書館ですとか、そういった窓口にリーフレットを設置させていただいておりますので、まだ知らない方にも是非サポステのことを知っていただいて利用をしていただければと思っております。

🄺 最近で言うとどんな事例がありますか、どんな方が相談に来られるんでしょうか?

🆈 例えば氷河期世代の方ですけれども、40代だけれども支援をしていただけるんでしょうかとか、面接の練習がしたいですとか、次の仕事は長続きをさせたいですとか、そういったそれぞれの思いがあって相談に来られています。私たちがご本人さんの求めている支援に個別に対応していく中で、お仕事が決まっていかれる時はサポステとしてもとてもうれしい瞬間です。

🄺 では就労に結びついたような方々の利用者の声というか、いくつかご紹介していただいてよろしいでしょうか。

🆈 はい、お寄せいただいた利用者様からの声です。
「家族に相談できないことを相談できた」
「自分たちと真剣に向き合ってくれる」
「人に聞けないほど初歩的な知識でも一から腰を据えて教えて教えていただけた」
「同じ悩みを皆さんお持ちで、そんな方々とセミナーを通じていろんな考え方に触れることができた」
といったお声をいただいております。

🄺 なるほど、私がふと思うんですがいろんな支援をする中で皆さんそれぞれ目標であったりこんな仕事がしたいと言う思いってバラバラかと思うんですね。ただ世の中にはいろんな職種と言うものがあって、それを支援するスタッフさんの側がいろんなところもしっかり学んでいかないとコミニケーションが取りづらいのかなと思うんですけれども、スタッフさんのそういった勉強というか、研修等ってどのようにされてあるんですか?

🆈 はい、やはりおっしゃる通りで私共が皆さんの気持ちをしっかり受け止めて、ご本人さんに寄り添った支援ということに心がけております。私共のキャリア相談のスタッフはとても経験豊かなフタッフでありますし、私共スタッフも日々勉強を積み重ねながら利用者さんの気持ちっていうところを1番に考えております。ご本人さんのいろんな背景はあると思うんですけれども利用者さんも少しずつ心の整理をされていて、次のステージ向かって行かれるご様子ですので、引き続き私共も基本的な気持ちを忘れないようにを丁寧に支援をさせていただいて生きたいと思っております。

🄺 最後にサポステさんから告知があると言うことなのでよろしくお願いします。

🆈 宮崎若者サポートステーション(サポステ・プラス)、宮崎県子ども・若者総合相談センター(わかば)の合同講演会を予定しております。2022年、来年の1月28日(金曜日)午後2時から4時、場所は宮崎県の企業局県電ホール、会場にお越しいたく方は定員60名、オンラインやズームのウェビナーでも参加していただけます。講師は宮崎大学教育学の境 泉洋(さかいもとひろ)教授にお越しいただきまして「困難を抱える若者の現状についてーコロナ渦において家族、地域と取り組む若者支援」と言うことでお話をいただく予定です。

🄺 1月の28日ですね! 私もズームで是非見せてもらえたらと思います。リスナーの皆さんも参加できる方は是非ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。それでは坂本さん、最後に皆さんにメッセージをお願いします!

🆈 はい、サポステでは15歳から49歳の就労意欲のある方、そしてお仕事をしたいけれども、あと1歩踏み出せない方の支援を行っております。ぜひお気軽にお越し下さい。

🄺 有難うございます。それではで今週も「宮崎若者サポートステーション」サポステさんから統括コーディネーターの坂本さんにお越しいただきました。2週に渡ってありがとうございました。

DJ. カジキング

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