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2022年3月5日放送

あなたの街の応援団  Vol.1

🄺 皆様おはようございます。いよいよ3月に入りまして温かくなって来ましたけども、“あれはもうすぐそこ” という感じで私のカジキ釣りのシーズインも、もうすぐかというところで今ワクワクしております。

🄺 この3月に入りまして今日から4週にわたって素敵なゲストに来ていただくことになっております。NPO法人「あなたの街の応援団」のピアスタッフで WRAPファシリテーター、通称ラップファシリテータの 田中広輝 さんに来ていただいてます。田中さん、おはようございます。

🆃 おはようございます。

🄺 田中さんはいろんなお立場でお仕事されているので、一つ一つ4週に渡って深掘りさせていただければと思いますのでよろしくお願いします。まずですね、ビアサポーターとしてのお仕事としての活動ってどんなことされているのかっていうのをお聞かせ願えますか?

🆃 はい、ピアサポーターっていうのが聞き慣れない方もいらっしゃるかと思うんですけど、“ピアサポート”っていう言葉から来ています。ピアサポートっていうのを英語で分けると、ピアとサポートに分かれるんですけれども、ピアっていうのが同じ立場のとか同僚とか、自分と似たような立場だったり境遇を持ってる方のことを指します。その方同士の支え合いの取り組みのことをピアサポートと言って、僕自身は精神障害の当事者っていう立場があるので、その経験を持って似たような精神的な症状だったり困難を抱えている方たちに何かしらのきっかけを与えたりとか、一緒に支えるような活動しているのが僕のピアサポーターとしての活動です。

🄺 なるほど、ビアサポーターとしてのその活動拠点っていうのはどんなところに置いているんですか?

🆃 はい、僕自身がもともと当事者で就労支援の事業所に通っていたんですけれども、僕個人の経験としてなかなか、うまくいかない部分だったり自分の精神的な症状だったり、困難ていうところを職員の方たちに話をするんだけど、どうしても分かり得ない部分とかがあってそんな時にこういう風に悩んでる方が他にいるのかなと思った時に、少しは共感したり理解できる立場に僕はなれるのかなっていうのが思っていた時期があって、そんなキッカケで個人で活動しています。

🄺 なるほど、主に宮崎県内中心に活動されているんですか?

🆃 はい、僕自身が小林のほうに住んでいるので小林で機会があるときには、精神障がい理解のイベントの方で体験発表、講演をさせていただいたり県内のいろんな事業所のほうに個人的に廻ったりする中で施設の中でプログラムをしたりとか交流会とかを任されたりしています。

🄺 なるほど、ちょうど田中さんがグループワークを行ったということで、それを開催した就労支援事業所の所長さんたち2箇所から感想をいただいてるので、発表したいと思います。まずは小林の就労支援施設グリーンマーリンというところの江原所長という方から感想いただいております。

・参加者同士でテーマに沿ってお話をすると共感や分かち合いがある。
・様々な経験を通した参加者の話を聞いていると、自分の強みも知ることができる。自分自信の発見にもつながる。
・話をしていると自分の気持ちや自分自身がわかって、それを言葉にできると自信や安心につながる。


そんな感じでグループワークを開催してもらってスタッフの方の良い学びになりましたという声をいただいております。

🄺 それともう1箇所が、宮崎県都城市にあります就労支援施設オレンジマーリンというところの細野所長からも感想をもらってます。

・田中さんの人柄や優しさに、皆さん安心され楽しくグループワークができました。
・物事のポジティブ変換も大変勉強になりました。またぜひ参加していただきたいです!


という声をいただいております。

🆃 嬉しいですね。

🄺 そうですね、マイナスな意見は一切なかったですね(笑)。でもグループワークをしたりする時はどんなことに気をつけていますか?

🆃 ピアサポーターとしてグループワークをする時は、毎回ルールっていうのがあって皆さんが安心して過ごせる雰囲気作りだったりとか、ご自身の経験を話されることもあるので、それが守られる安心して話しても大丈夫だよっていう雰囲気を作るようしています。また人の意見はしっかり最後まで聞く、時間の分かち合いを大切にするとか、途中で退席してもいいよっていう参加者一人一人を大事にするようなルール作りが含まれています。

🄺 じゃあ、グループワークなんかをやろうってした時に、どういう枠組みでやったほうがいいのかっていう時は、ぜひ田中さんに問い合わせたら “こんな感じて開催したほうがいいよ”っていうアドバイスがもらえるっていうことですね。

🆃 はい、そうですね。

🄺 就労支援事業所でグループワークをやっていくっていうことの意義というか大切さってどんな部分にあると思いますか?

🆃 はい、僕自身が最近就職を果たしたんですけれども、職場の中でも個人で動く部分もあればチームだったり、そこの職場の仲間と一緒に働く機会があると思うんですけど、その時にやはりいろんなことをどうやってやっていこうかっていう時に自分の意見が言えることだったりとか、人の話を聞くっていうところがすごく大切になってくるかと思います。

🆃 またグループワークの時に自分が話す練習、また他の人の話しが聞ける練習っていうところがそういう経験の中で力がついてくるので、就労に入った時とかにそういう経験がすごく力になるのかなと感じています。

🄺 なるほど、就労支援事業所というとどうしてもスキルアップとかの方に目がいきがちにはなりますけど、実際就職した後っていうのは、その勤め先の会社でやっぱりチーム(部とか課)とか、チームで仕事するっていうところも多いと思うので、その中でいい人間関係でやっていくための訓練というような意味合いでもこのグループワークっていうのはほんとに大事かなと私自身も思います。宮崎県内の就労支援事業所を営まれている皆さん、ぜひグループワークを活用されてみてはいかがでしょうか!

🄺 お問い合わせは田中さんの Instagram にぜひお問い合わせいただければと思います。今週はビアサポーターについてのお話しを伺いましたけども、来週は?

🆃 はい、ピアサポーターに似た言葉でピアスタッフというのがあるので、是非そのことについて僕のお話しができればと思います。

🄺 それでは来週は「ピアスタッフ」としてのお話しをお伺いしていきたいと思います。田中さんありがとうございました。

DJ. カジキング

2022年3月12日放送

あなたの街の応援団  Vol.2

🄺 今週も先週に引き続き「NPO法人あなたの街の応援団」ピアスタッフで RWRAPF(ラップ・ダブリュー・アール・エー・ピー・ファシリテーター)の田中広輝さんにお越しいただいています。田中さんおはようございます。

🆃 おはようございます。

🄺 先週はピアサポーターとしての活動についてお話をお伺いしたんですけども、今週はピアスタッフとしてのお話しをお伺いできればと思っております。まずリスナーさんたちが “ピアサポーター” と “ピアスタッフ” という意味を混乱されている方もいらっしゃると思いますのでピアスタッフとは何なのかというお話しをお願いできますか?

🆃 はい、先週はピアサポーターということでお話しさせていただいたんですが、似たもの同士の支え合いの取り組みのことを “ピアサポート” といいましてその活動している方を “ピアサポーター” と言っています。今回はそのサポーターではなくピアスタッフっていうところで、つまり福祉施設の職員として当事者でありながら職員として、そこのスタッフとして働くっていうところで当事者の職員っていうような意味合いになります。

🄺 ということは「NPO法人あなたの街の応援団」のスタッフという意味合いでピアスタッフと思ってもらえればいいんですね?

🆃 はい、そうです。

🄺 ではこの「NPO法人あなたの街の応援団」のご紹介を簡単にしていただいてよろしいですか?

🆃 はい「NPO法人あなたの街の応援団」は精神科で長年、看護師として勤められていた方が代表として活動している団体で、今は都城市の委託の方で “居場所支援” という活動をしております。都城市のある建物の一角で部屋を借りていて、そこで障がいのある当事者の方や生き辛さを抱えている方、またそのご家族だったりとかが日中の居場所として過ごせる場所だったり、似たような経験を持つ方同士の交流を持てる場所を提供しています。

🆃 あとは生活に困窮されている方もいらっしゃるので、食材支援を行ったりとか相談を受けたりスタッフの中にはピアスタッフだったり看護師、心理士だったり専門職の方もいらっしゃるので、その方々に相談できるというのもあります。

🄺 なるほど、障がいをお持ちである無いにかかわらず日中居場所がないなぁっていう方とか、いろんな問題抱えてる方たちが過ごす居場所を提供されてるということですね。その中で田中さんのスタッフとしてのお仕事ってどんなことがあるんですか?

🆃 はい、僕自身がいろんな趣味を持っていまして、ギターを弾いたりとか写真を撮ったりとかいろんなことができるんですけど、皆さんと一緒に交流して過ごすっていうところで音楽が得意な方とかもいらっしゃるので一緒にギターを弾いて交流したりとか、いろんなワークショップを一緒にして楽しんだりとかそういうところで結構、自分の好きなことで皆さんと楽しく過ごすっていうところを自分の活動として主にやっています。

🄺 なるほど、先ほど居場所って聞いた時にその中で具体的に何か作業したりとか、そういうのをイメージしたんですけど、そういうことじゃなくてその中で全力で遊ぶなら遊ぶとか、何でもありみたいなイメージに近いんですかね?

🆃 孤立防止というところを代表の方が考えているところもあって、皆んなには安心して過ごしたりとかだったりとか楽しむ時は一緒に楽しむだったりをすごく大事にしているのかなと思います。

🄺 うちの居場所のこれが特色だよという部分ってありますか?

🆃 はい、通われている皆さんだったり来られる方がよく言うのが、“安心して過ごせる” っていう事をすごく言われましす。あとはいろんな施設とかに行くといろんな制度だったりとかルールがあって、ちょっと過ごしづらい、息がしづらいっていうところがあるんですけど、楽しむ時には楽しむ、ゆっくりしたい時はゆっくりするっていうその人の主体性をすごく大事にしているので、安心して過ごせるっていう意見が多く聞かれます。

🄺 安心して過ごせるっていうのが一つのやっぱり大きなテーマで孤立防止の上でも大事なことなんですね。これから田中さんなりにこのピアスタッフとして働いていく上で、その業界界隈での課題とかどういう風なことをさらにやっていかないといけないなぁみたいな思いっていうのは何かありますか?

🆃 僕自身がその交流だったりもあるんですけど相談を聞かせていただくこともあって、その中で人間関係だったり家族との関係っていう話しも結構出てくることもあります。私たちはその居場所に来られた方にお話ししたり交流するっていうのが多いんですけど、その人の背景には家族関係、人間関係、職場での人間関係とかもあるので、そういったところにも全体的にいろんな専門職だったり他の方とつながって一緒に対策をしたり、しっかりケアをしていったり、サポートしたりっていうことがこれからの課題なのかなというふうに感じています。

🄺 なるほど、NPO法人ですからいろんな企業さんや個人さんからはおそらく寄付等で成り立っていると思うんですけども、その生活困窮者への食事のテイクオフ等、そういったものも含めて賛同していただける方がこれから増えてくれば、またその会も盛り上がると思いますのでよかったら「あなたの街の応援団」さんの PR を最後にしてもらえますか?

🆃 はい、私たち「NPO法人あなたの街の応援団」は孤立防止っていうところで居場所支援だったり、相談支援だったり、また食材の提供だったりといろんな活動を行っております。協賛をしてくれる企業さんだったり、個人の方がいらっしゃって食材も毎回頂けていていろんな方にそれを届けることもできています。皆さん一人一人が街を盛り上げるサポーターっていうところで「あなたの街の応援団」って言う名前も付いていますので皆さんも是非一瞬に活動できたらなぁと思います。よろしくお願いします。

🄺 詳細はホームページ等を見ればどうやって関われることができるのか、そういうのが載っているんですね?

🆃 はい、ホームページもありますので是非ご覧ください。

🄺 ではリスナーの皆さん、是非「NPO法人あなたの街の応援団」のホームページをチェックしてみてください!

🄺 それでは田中さん、来週はいよいよ “ラップファシリテーター” についてお話を伺っていきたいと思います。来週も引き続きよろしくお願いします。

🆃 よろしくお願いします!

「NPO法人あなたの街の応援団」

DJ. カジキング

2022年3月19日放送

あなたの街の応援団  Vol.3

🄺 今週も「NPO法人あなたの街の応援団」ピアスタッフでラップファシリテーターの田中広輝さんにお越しいただいています。田中さん今週もよろしくお願いします。

🆃 よろしくお願いします。

🄺 まず3月に入って第1周目はピアサポーターとしてのお話、そして先週はピアスタッフのお話、そして今週からいよいよ「ラップファシリテーター」としてのお話しをお伺いしていければと思います。

🆃 はい。

🄺 この「WRAP(ダブリュー, アール, エー, ピー)」と書いて4文字ですけど、たぶんリスナーさんも含めて耳慣れしない言葉だと思うので、その辺のお話しを聞かせていただけますか?

🆃 はい、ラップファシリテーターって自分が言うと、皆さんラップ系? かなって言われるんですが、全く別物でアメリカの方で生まれた自分のセルフケアツールで「ウェルネス・リカバリー・アクション・プラン」っていう英語の頭文字をとって “WRAP” といいます。このプログラムはアメリカで精神的な症状だったり困難を抱えていた、ある女性の方が自分の体の調子とかで元気になる方法を探していたときに、他の方はどのようにして元気になっているんだろう? というのを調査をしたり、ワークショップを開いていく中で、回復していったりとか元気になって過ごしていったりとかの人達には共通点があって、その共通点をまとめていった中で生まれたプログラムなんです。その中には精神的な困難だったり、症状を乗り越えた人たちの元気のための工夫だったりとか、知恵がたくさん詰まったプログラムになってます。

🄺 なるほど、メアリー・エレン・コープランドさんという人が考案されたということなんですけど、その上で田中さんはファシリテーターとしてどんな活動をされてるんですか?

🆃 はい、ラップっていうのがこのプログラムなのでどのような項目があるのかとか、使い方っていうところは “ファシリテーター” という資格を持ってないと伝えることができないんですね。僕自身はラップを使えるワークショップを月に一回、都城市で開いたりとか、ラップってこういうものだよ、といった風にプログラムの紹介などをしてお仕事しています。

🄺 これ気になった方は、どこにどう問い合わせしたらその話が聞けるんですか?

🆃 インターネットの方でラップに関しては “ラップ・道具箱” という風に検索してもらえると “ラップの道具箱” っていうサイトが出てくるので、そこでラップの概要っていうことについて知ることができます。またラップのワークショップだったりグループワークっていうのは、ファシリテーターが日本各地にいらっしゃるので、イベント情報サイトだったりとかで、ラップ・元気・回復とかで検索してもらえるとグループワークに参加ができるかと思います。

🄺 なるほど、田中さん、このラップの講座というかワークショップはどんな人に受けてもらいたいですか? またどんな方が対象ですか?

🆃 はい、先ほどの説明にもあったんですけれども、もともと精神的な症状だったり困難で苦しんでいる人たちの知恵から生まれたものって言われてるんですけど、まぁ調子が良くなったり悪くなったりって障害にかかわらずいろんな方がいるじゃないですか。時々、疲れたなぁーとか、今日は調子に乗らないなぁー、ということもあるのでこれは障がいに限らず、どんな方でも使えるプログラムかなって思っています。

🄺 例えばなんですけれども、言える範囲でいいのでどんなことをプログラムの中でやるんですか?

🆃 はい、例えばですね、自分自身が最近仕事が全然進まないなぁとか、あれ?いつもできているのに何かうまくいかないなぁとなった時というのは、なかなか自分では気付きづらいと思うんですよね。

🄺 外的要因がないとなかなか自分が気付きづらいということですね。

🆃 はい、そういった時に調子が悪くなってうつ病になったりとか、病院に行った時に病気がわかったりすると思うんですけれども、ラップっていうプログラムを使ってるうちに自分で調子の悪さにすぐ気づくことができて、例えば自分が趣味をしたりとか、こんな喫茶店に行くとかいうことを工夫をすることで皆さん、無意識のうちに元気を回復しようとしていると思うんです。ラップのプログラムを使っているとそれが意識的にできるので、自分の調子の乱れに早期に気付いて自分でケアすることができるんです。

🆃 つまり調子の良い自分をすぐに取り戻して普段から調子の良い自分を保つことができるいうことがすごくメリットになっていると思います。

🄺 なるほど、早期発見ができるということ、そして早期対策が出来るということですね。

🆃 はい。

🄺 田中さんご自身も精神系の障がいをお持ちって言われてたんですけれども、どういう部分で役にたったなぁとか、救われたなぁって感じましたか?

🆃 僕自身も当事者になってから服薬治療の方を最初のうちはしていたんですが、なかなか薬が自分は合わなくて副作用が出ていたりとかしてたんです。それで他の方法、自分をケアする方法ってないのかなとか、また病院に行って薬をもらったりすると金銭的にお金がかかったりとかするので、出来れば自分で安価に対策できればいいなっていうところで「ラップ」と出会いまして、早期ケアができるので費用もかからず自分の調子を早く取り戻せる、そして自分で気付けるから調子の良い自分をできるだけ長く保てることができる。自分が元気に好きなことたくさんできる自分になったんですよね。だから毎日が楽しくなる生活が自分で手に入りやすくなるということですね。

🄺 めっちゃニコニコしていますもんね(笑)。このラップに出会う前も他の何かプログラムとかいろいろ試したりはしてみたんですか?

🆃 その時は調子が悪くてなかなか調べることもできなかったんですけど、こういう風にしたらいいんだろうなっていう感覚的に見つかったものがあって、これ明確にしたいなぁと思っていた時にちょうどラップに出会ったんですよ。

🄺 えぇー!

🆃 なのでラップがまさに運命の出会いですね。

🄺 これは !!  みたいな感じですね。このラジオをお聴きのリスナーさんの中にも、体調が悪いとかなんかやる気が出ないなぁっていう時は、是非ラップをお勧めして、あのヨーヨーのラップじゃねーぞ、こっちのラップだぜ! みたいな話で田中さんの方から習ったらいいですね。

🄺 じゃあ来週は、それを実際に実践された方、田中さんのワークショップとかで教えた方たちの体験談なんかをお伺いいただければなぁと思いますので来週も引き続きよろしくお願いします。

🆃 よろしくお願いします。

「NPO法人あなたの街の応援団」

DJ. カジキング

2022年3月26日放送

あなたの街の応援団  Vol.4

🄺 今週も先週に引き続き「NPO法人あなたの街の応援団」ピアスタッフでWRAPパシリテータの田中広輝さんにお越しいただいてます。おはようございます。

🆃 おはようございます。

🄺 田中さん、泣いても笑っても今日はラストウィークですね。

🆃 いよいよ最後になってしまいましたね。

🄺 1ヶ月に渡って田中スペシャルをお届けしたわけですけれども、今週はラップっていう仕組みを体験された方たちの体験談なんかを中心にお話しを伺っていければと思います。それと田中さんが宮崎県のこのラジオをお聴きの方たちに対して発信したい内容等を交えて今週で締めさせてもらえたらなと思います。よろしくお願いします。

🆃 よろしくお願いします。

🄺 早速なんですけど、田中さんがこのラップのワークショップ等を開催されていて、一番効果があったなという方の印象についてのお話しを聞かせていただけますか?

🆃 はい、ラップのワークショップに参加される方っていうのはいろんな方がいらっしゃって、その方の個人情報もあるのでなかなか伝えづらい部分もあるんですけど、僕の中で印象に残っている方っていうのが、その方が他の方からの紹介でラップのグループワークに参加をされていたんですけど、ラップというものの内容がすごく高くて内容も多いので定期的に開催をしてることが多いんですね。その方は定期的に行われているグループワークに毎回参加をしていただいていて、その度に変化がすごく見えてて印象に残っているんですけど、最初は元気がなくて「大丈夫かなぁ」っていう風な印象だったんですね。

🆃 ラップの中でその人本人を大切にする雰囲気だったりとか、意見を尊重するっていうところがグループワークの大事なところとしてあるので、その方が自分が発言してもいいんだっていうところで自分の中で自信を持たれたような印象がありまして、グループワークで参加をしてる方に会うたびに表情が少しずつなんですが、どんどん人間らしい顔つきになってきたっていうのがあって、またその方がどんどん自分の意見を話すようになって、「あっ、この方ってこういう方だったんだ」って僕自身も知ることができたんです。その方らしさっていうのをすごく発揮していて、それで僕が感情移入していったことがすごく大きな印象として残ってます。

🄺 なるほど、これを受けて自分なりにいい体験をしてしまったら、僕も私も伝える側にになりたいっていう方が多いんじゃないですか?

🆃 はい、多いです。このラップのグループワークに参加されて自分が元気になったりとか、自分らしさを取り戻した方たちの中で「自分も田中さんのようにラップファシリテーターになりたいんだけど・・・」っていう方がたくさんいらっしゃって、ここ最近も僕の知ってる方がラップを自分で調べて、この前お会いした時にはラップファシリテーターになるためには講座を受けなければいけないんですけど、その講座を受けて修了証を持って来ていたんですね。予想以上の動きがあって僕自身が伝えてきて良かったなと思うし、その方も何かしら良いものを感じたんだろうなって嬉しい気持ちになりました。

🄺 めちゃくちゃ良いプラスの連鎖ですね。そこで自分がこれで救われたから今度は自分が救う側に回ろうとして、どんどんその輪が広まっていったら住みやすさ一番の都城市と小林市になっちゃうじゃないですか(笑)。田中さん、今後の活動を通じて理想とする今後の目標とか、こういう活動していきたいなっていうものがありますか?

🆃 はい、僕自身が当事者としての経験からやっぱり理解してくれたりとか共感してくれる仲間が欲しいなという思いから、このような活動を始めてきました。今は都城市の方でピアスタッフとして働いているんですが、個人的にピアサポーターとして講演をしたりとか、今回のラジオ出演だったりとか、いろんな発信だったり活動することができているので、いずれは僕がツアーミュージシャンのように全国を駆け回ってピアサポーターだったりラップっていうのを誰かのキッカケとして全国に届けられるような、そんなアクティブな活動していきたいなっています。

🄺 なるほど、じゃあ、私と一緒に全国を動き回りますか!(笑)

🆃 そういうのもいいですね(笑)

🄺 そういう生き方をすることによって、田中さんも楽しいでしょうね。

🆃 はい、それこそピアサポートっていう言葉に戻るんですけれども、ピアサポートっていうのが「お互いの支え合い」っていうのが中に詰まっているんですね。僕が誰かに支援するだけじゃなくて、その支援の中で僕も助けられてるんです。ですからこの活動する中で僕自身がすごく元気になってる自分がいるので、お互いに「ありがとう」が言えるんですよね。

🄺 なるほど。

🆃 だからこの「ありがとう」と言える関係がこれからももっと増えてきたら嬉しいなとと思います。

🄺 人間関係ってなかなか大変なところも多いですし、でもその中でほんとに大事なのはお互いがフィフティフィフティで「ありがとう」って言える関係が大事だと思うし、また根幹だと思うのでそういう活動の場をどんどん広めていってもらえたらなぁと思います。

🄺 最後に思い残すことがないようにリスナーのみなさんに一言メッセージお願いします。

🆃 皆さん、4週に渡ってお話を聞いて頂きありがとうございました。僕自身はピアスタッフだったりラップファシリテーターっていう立場でいろんな活動していますが、僕自身の経験だったり自分の経験や学びが皆さんの何かのきっかけになればなという思いで活動しています。また皆さんといろんな場面でお会いしてお互いに「ありがとう」で終われる関係が作れていけるようにこれからも頑張っていきます。皆さんよろしくお願いいたします。

🄺 よろしくお願いします! 田中さん、最後に何かウェブサイトとか、インスタグラムのアカウントとかをこの場で宣伝してください。

🆃 はい、僕個人では田中広輝っていうのをフェイスブックで検索してもらえれば、僕の活動だったりを発信しているのでぜひ探してみてください。また「あなたの街の応援団」も実は僕がホームページを編集してるので、Wixというホームページ制作サイトで出てくると思います。是非そこも検索して見てください。

🄺 皆さん、バンバンメッセージを送ってください。田中さん4週に続いて田中スペシャルご苦労様でした。また機会があったらぜひ遊びに来てください。

🄺 それではリスナーの皆さん、また来月も素敵なゲストをお迎えして放送していきますので、来月の「アクセス」もよろしくお願いします!

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DJ. カジキング

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