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凪 乃 亜 衣さん Vol.3
🄺 土曜日の朝といえば就労支援情報チャンネル「アクセス」の時間です!
🄺 本日のゲストはですね、3回前ぐらいにゲストで出て下さった、女優でモデル、そしてラジオ番組をされている 凪乃 亜衣(なぎのあい)さんに来ていただきました。
🅽 どうもー。お久しぶりです。
🄺 どうも、元気だったですか?
🅽 はい、とっても元気です。
🄺 そうですね、来てもらったのには理由があるんですよ。この前のアイちゃんが出てくれた回の放送分から「Audee(オーディ)」っていうラジオ配信アプリでも放送が開始になったんですね。
🅽 はい。
🄺 全国の方が無料でいつでも聞き直しもできるような便利なラジオアプリがあってですね。そこにこの「アクセス」が放送開始になったんです。
🅽 おめでとうございます。
🄺 有難うございます。それでですね、全国の方がこの番組を聴き出すことになるんですね。
🅽 はい、すごいいい機会ですよね。
🄺 なんですけど、これまで僕たちこの FM 宮崎で約1年半この番組を続けてるんですけど、これまでずーっと聞いてくれてた人たちは、流れがわかってるじゃないですか?
🅽 はい、そうですよね。
🄺 流れがわかってるのに、この Audee とか石垣島もそうなんですけど、そもそもこの番組って何なん? とか、そもそも就労支援事業所って何なん? とか、1年半前に話してたことを改めてここでリニューアルすると…。
🅽 はい。
🄺 さらに、私(カジキング)が最近ちょっと忙しくてですね…。
🅽 カジキングがお忙しいと…。
🄺 何かと忙しいんですよ。
🅽 はい。
🄺 ていうのが全国に就労支援施設を作るお手伝いなんかを始めたりしてて、なのでちょうどこの Audee さんも始まるので、その新しく僕がサポートした他の県の就労支援事業所がオープンするよ、みたいなことも言っていきたいんですけど。
🅽 素敵ですね。
🄺 僕がそうやっていろんなところに出張に行くので、ここでですね、ダブル MC にしていきたいと思うんですよ。
🅽 ダブル MC ですか?
🄺 私がいなくてもこの番組を続けていけるように…。
🅽 ダブルですよね。ダブル MC だけれどもいなくても続くように。
🄺 そう、基本いるんですよ。いなくなるっていうことではないですよ。でも万が一今後のことを考えると、どうしても出張で体が空けれない時に ZOOM でやりましょうみたいなことよりも、ちゃんと現場で録ったらいいと思うので、ダブルMCをお願いしたいと思うんですよね。
🅽 おぉ、これはまさかまさか MC とは…。ありがとうございます。
🄺 受けてもらえますかね?
🅽 私で良ければぜひよろしくお願いします!
🄺 ということなんですよ、リスナーの皆さん。なので次回からアイちゃんにいろいろまずこう主軸でこの番組をもう1回総ざらいして、ここって何なんですか? とか、番組のコンセプトとか、パッとわからない部分とかね。難しい用語とかいっぱいあるじゃん。
🅽 そうですよね。ちょっと今心配になってきました(笑)。
🄺 そういうのをリスナーさん寄り目線で質問形式的に、一時の間おさらいを重ねていこうかなと思うんですけど。
🅽 そうですよね、初めての方にもわかりやすいようにちょっとまずは、大先輩の1年半続けてきたカジキングにいろいろ教えてもらいながら、ちょっと MC を一緒に…はい。
🄺 そもそもね、私、喋りたいんですよ。
🅽 喋りたい?
🄺 この1年半でゲストを呼ぶ側だから、質問する側じゃん。
🅽 そうですよね。
🄺 例えばね、この前来た時に SDGs について喋ってるとき、めっちゃ気持ち良かったんですよ。もう神会みたいな。めっちゃ喋れたみたいなね。
🅽 カジキキングの気持ちとか考えを聴いて…。
🄺 それがなかなか最近できなかったんですね。
🅽 最近喋り足りないと…。
🄺 最近喋り足りない! 聴く側はちょっと向いてないんです私。
🅽 向いてない。
🄺 是非ともこれからはですね、私が質問しますのでいろいろ教えてください。そういう方向でね、行きたいと思うんですけど。なんか来週以降でやっていく上でこれ聞いておきたいなみたいなこと早速ですがあります?
🅽 ちょっとそもそもなんですけど、この「アクセス」という番組、まあのきっとね最初何か目的があって始められると思うんですけど。どんな方に聞いてほしいとか、どんな方のためのとかそういった熱い思いをですね、まず聞きたいと思いますので。
🄺 なるほど、来週以降もっと詳しく掘り下げていくとして、簡潔に言うと宮崎県内の障がいをお持ちの方たちに仕事に就く就労機会を得るために、有益な情報を届けたいっていうのが元々この番組の存在意義というかコンセプトです。なので、障がい持ってる人で就職達成した人をゲストに呼んでその道筋、何が良かったのかとか、生の声をお届けしたりね。そのどうやって就職するのっていうのを皆さんにシェアする番組なんです。
🅽 なるほど、障がい者の方で仕事を探してて見つかりましたっていう、そういった報告とか…。
🄺 そうそう、例えば就職するためにこういう訓練が良かったとか、こういう期間のサポートを受けて就職しましたとか。
🅽 はい。
🄺 なかなか障がい者雇用って難しい問題もたくさんあって、簡単にいかない部分もあるから、みんなでここ良かったよ、ここ良かったよ、みたいな情報をシェアしあって障がいを持ってる人がみんなちゃんと就職して最終的に自立できるように、こういう番組なんですね。
🅽 めちゃくちゃ素敵な番組じゃないですか!
🄺 やばいでしょ、やばいでしょと軽くいう話題じゃないんですが…(笑)。
🅽 いま全国の方、絶対聴きたいと思ってますよ。
🄺 これをね、大人しく喋るような話題をこれまではそういう業界だと思うから、そういう会話じゃなくて明るくね、こうやって就職できたぜ、みたいなそんな風なテンションで番組を続けていけたらなというふうに思っております。
🄺 よろしいでしょうか。
🅽 はい、それでは次回からということで。
🄺 じゃあ、もう来週からスタート変わるからね。「DJ.カジキングと凪乃亜衣がお届けする障がい者の方のための情報チャンネルです!」と代わっていきますんで、よろしくお願いします。
🅽 よろしくお願いします。
DJ. カジキング
凪 乃 亜 衣さん Vol.4
🄺 土曜日の朝といえば就労支援情報チャンネル「アクセス」の時間です!
🄺 さぁ始まりました。2人 MC になって初回スペシャルでございます。
🅽 初回スペシャル!
🄺 どんな感じでいくこれ? 定まっていない感じも皆さんにお届けできたらなぁと思うんですけどね。
🅽 そうですね。「アクセス」と言えばカジキング、そこで凪乃亜衣もダブル MC ということで前回呼んでいただきまして…。
🄺 うん、どうしていく? この入り方?
🅽 スタートですね。普通、自己紹介とかわかんないですけど毎回、なんか挨拶とかあります?
🄺 このフリーズタイムだけでも「さぁ、始まりました!」 ってやつを…。
🅽 ちなみに呼び方とか最初に聞いてもいいですか?
🄺 呼び方?
🅽 DJ.カジキングっていうのか、カジキングとかキングがさぁーとか、なんかやっぱこう一応相方として大事じゃないですか?
🄺 なるほどね。
🅽 アイちゃん、なんて呼びましょう。(笑)
🄺 何がいいかな? カジキングって長くない?
🅽 私もちょっと長いなと思ったんですけどやっぱりこのこれまでの歴史があると思ったので、そこはちょっと決めていただいたらいいかなと。
🄺 あ〜なるほどねー。
🄺 キングって言ったら怪しいもんね、何キングなんて怪しさが出るよね。(笑)
🅽 キングはちょっと怪しいですね。
🄺 なんか怪しいよね。
🅽 やっぱりカジキングがいいですかね?
🄺 長くない?
🅽 なんかちょっとないですか?
🄺 じゃあ、まぁ「キング」でいこうか。
🅽 キングって言って、もしクレームが入ったら考えましょう。
🄺 そうね。
🅽 じゃ「キング」で行きましょう!
🅽 この「アクセス」、1年半いろんなことがあったと思うんですよ。
🄺 あぁー、そうですね。あっという間の1年半やったなぁ。
🅽 この1年半って結構長いので、正直私、全部聞いてないんですね。
🄺 でしょうね。
🅽 なので、ここはですね、あのどんな方が来たのかとか、過去のゲスト、どんな話があったのかって全部はちょっと今難しいと思うので、思い出に残る「ベスト3」みたいな感じで。
🄺 なるほど、なるほど。
🅽 ちょっと教えていただければなと。
🄺 なるほどね。じゃあ「ベスト3」の3位は佐野元春くん!
🅽 はい。
🄺 障がい者で就労支援事業所でスキルアップして今、石垣島の就労支援事業所でそこに訓練で通っている障がい者の人たちに教える側に廻った人がいるんです。
🅽 佐野元春さんは教える側?
🄺 名前が仰々しいからね。
🅽 だから有名人かと思って…。
🄺 でもほんとに同姓同名、漢字まで一緒の佐野元春くんが、石垣島に今から就職するために引っ越しをしますと…。
🅽 まず引っ越しをしたんですね、
🄺 その時にゲストで来てもらったんですね。で彼は何のためにその仕事するのみたいな話から、いずれは東京に行きたいと…。
🅽 はい。
🄺 なんで東京行きたいのかって聞いてみたら、好きな女性がいると…。その子と一緒に住むためにこれまでこう無職の期間長かったから、一旦就職してちゃんと経済的な余裕もつけて東京にいきますと…。
🅽 めっちゃいい話じゃないですか。
🄺 それを公開告白みたいな感じでここでしてもらった訳なんです。
🅽 めっちゃ素敵〜!
🄺 それが第3位。
🅽 えっ、3位ですか?
🅽 やばっ、ハードル上がりますよ。めちゃくちゃ近々でいい話ですね。なるほど、その話詳しく聞きたいんですけれども、「2位」行っていいですか?
🄺 はい、第2位はね、何回かゲスト出てもらってるんだけど、ジェイミーっていう外国人のタレントがいるのね。
🅽 ジェイミーさん!
🄺 ジェイミー・ハーバードって言うんだけど。飲み友達でなんかねぇ、あんまりそもそもこの番組のお題というか、その障がい者みたいな話がほとんどない回になってしまってなんか2人でキャーキャー言ってる。
🄺 実は彼ね、英会話教室も宮崎市内でやってて…。
🅽 すごいですねー。
🄺 障がい者の施設に英会話を教えるんじゃなくて、英語を使ったコミュニケーションっていう立て付けでね。実際は英会話教室なんだけど、英会話講座を各いろんな障がい者施設でやってんの。
🅽 そうなんですね。めちゃくちゃ関連されてるんですね。
🄺 そうそう、なのでまぁこう笑いあり、ふざけあり、ちゃんとした話しもしつつみたいな…。
🄺 こんどゲストに呼ぶから。
🅽 ぜひいつかお会いできたらね。
🄺 めっちゃでかいからね。
🄺 身長が高い!190 センチぐらいあるのかな。声もでかいよ。
🅽 ちょっとお会いできるの楽しみです。
🄺 ジェイミーさんが第2位!
🄺 「第1位」は2回ゲストで出でくれたんですけど。亮太くんって言うんだけど…。
🅽 はい。
🄺 多分、今これ聞いてね。このラジオの向こうで亮太君は名前を言われたと多分思っていると思うんだけど。亮太君、毎週聞いてくれてるんですよ。
🄺 亮太君は障がいを持ってて、でも就職就労達成していま働いてるんです。ラジオ好きでいろんなラジオ番組を聞きまくってるのね。
🄺 それで今どんな仕事してるのとか、就職するために何が良かったのか、みたいな実際のそういう声を届けようと思ってゲストで2回呼んで話しをしてるんだけど、その亮太君にちょっと意地悪で…。
🅽 意地悪したんですか?
🄺 好きな DJ ベスト3言って、いぇー! みたいな感じで…。
🅽 今日の私みたいに…。
🄺 いきなりぶっこんだの。何の前置きもなくてね。(笑)
🄺 おれ、3位ぐらいに言われると思うやん?
🅽 前振りなくても言われますよね。
🄺 言われんもんね。(笑)
🅽 亮太くんはラジオ大好きだから、いろんな好きな DJ がいるわけですよね。だからきっとその中にカジキングは入ってるだろうと。
🄺 そう、日頃からめっちゃインスタの DM でやり取りもするし、カジキングさんお疲れさまです!ってめっちゃメッセージくるから、その上で番組出たいっていうから、あー多分俺のこと好きなのかなって思うよね。
🅽 多分、大好きだと誰しも思いますよねー。
🄺 まさかのランクインしてないっていう…。
🅽 (笑笑)。よくありますよね、俺のこと好きだろうなと思ったら意外と…。
🄺 そらね、シローさんが入るのは分かるよ。一応この FM 宮崎の看板 DJ だから、シローさんは入ってると思ってたんですよ。
🅽 はい。
🄺 3位ぐらいには入ってるかなと思った…。
🅽 1位とは言わずともね。せめて3位ぐらいはと…。
🄺 そう過去一番の -肘カク- スペシャルみたいな。(笑)
🅽 おかしいな。ちょっと忘れてたんじゃないですか?
🄺 恥ずかしかったんかな…。ということにしとこうかね。
🄺 多分今引いてると思うし。
🄺 亮太くん! そういうふうに思ってたんですよ。いいですよ。
🅽 心の声です。心の声。
🄺 また次来てくれる時はね、好きなラジオパーソナリティはカジキングですって言ってほしいなぁ! ほしいなぁ…!
🄺 なんてなんて過去「ベスト3」がそんな感じでございます。
🅽 はい、ありがとうございました。
DJ. カジキング
凪 乃 亜 衣さん Vol.5
🄺 土曜日の朝といえば就労支援情報チャンネル「アクセス」の時間です!
🄺 さあ始まりました!
🅽 はい「アクセス」ダブル MC として呼んでもらってちょっとお勉強したいと思ったんですよ。
🄺 はい。
🅽 そのアクセスについてまずこのサイトを眺めていてちょっとあの「ハト」のカット。これなんか意味あるんですか?
🄺 ないよ、平和の象徴みたいな。
🅽 なるほど、そもそもこの「ハト」何だろうかなって思って。これキングが描いたのかなとか、いろいろこう考えながら特に意味はないけど、平和の象徴?
🄺 そう、平和の象徴。
🅽 ちなみに「アクセス」の名前の由来は何なんですか?
🄺 あー、いいこと聞きましたね。
🄺 「アクセス」は、実は僕が運営している障がい者向けの就労支援施設があって、そこで働くパート、アルバイト、正社員、当時 50 名ぐらいのスタッフさんたちに「俺さ FM 宮崎で障がい者向けの番組始めるんだけど、番組タイトル何がいい?」みたいな。
🅽 そうですか。
🄺 「みんな考えてみて!」みたいな感じで社内公募して…。
🅽 えー、すごーい!
🄺 3つぐらい残ってその中にこのアクセスがあって…。
🅽 ちなみに残った3つのあとの2つ覚えてます。
🄺 覚えてない(笑)。
🅽 「アクセス」がいいって…。
🄺 それで後付けでこの番組の冒頭に、この番組にアクセスしていただいて就労するために何が必要かをシェアし合う相互扶助の番組です!っていう冒頭ね(さっき流れてたけど)これを付け足したんですよ。
🅽 なるほど、後からね。
🅽 きちんと公募して、決まった「アクセス」に後付けしても意味もつけて。
🄺 そうそう。
🅽 なるほど。
🄺 要はこの番組にきれいな感じで言うと「みんなアクセスしてください」という意味が一つと、就職のために何がいいのかっていう情報を取りに来るっていう場合に、アクセスしてくださいとかね、そういういろんな面の意味があるんですね。
🅽 素敵じゃないですか? 聞いてよかったー!(笑)。
🄺 そうなんですよ。
🅽 ありがとうございます。この「アクセス」の名前の由来と、あとまあこんなことを聞いていいのかって思うんですけど、そもそもですね。就労支援事業所っていうものが、どんなものなのかとかをちょっと教えてもらいたいなと思うんですけど。
🄺 なるほど、懐かしいなぁ。これ多分1年半前とかに、よく喋ってた話なんですよ。
🅽 はい。
🄺 そもそも論ね。
🅽 そもそも…。まあ、初めての方もいらっしゃると思いますのでね。
🄺 そうだよね。それこそこの Audee さんは、アーカイブ的に残っていくからね。
🅽 そうですよ。
🄺 そう、こういう回をね、今から積み重ねておくの大事なことなんですよ。
🅽 はい。
🄺 聴き直してしてくださいと言えるからね。
🅽 ぜひ教えてください。
🄺 話せばね、明後日ぐらいになるんですね(笑)。1年半で私も成長しましたから、いろんな情報がもうたくさん今もうインプットされてるわけじゃないですか?
🄺 そうなると人間どうなると思います? 話が長くなるんですよ(笑)。
🅽 情報量が多いから?
🄺 これをいかに短く簡潔にわかりやすく伝えるか、これがパーソナリティ的に求められるんですね。
🅽 そうですね。
🄺 ていう自分で今からハードル上げた上で喋りますけども…。
🅽 お願いします。
🄺 落語みたいだな(笑)。
🄺 就労支援事業所というのは、障がいをお持ちの方が就職するために訓練としてその施設の中で、何かしらスキルアップをするための学習するような施設のことを主に就労支援事業所と言います。
🅽 働くための学校みたいなイメージですか?
🄺 まあ、学校に近いかな。学校というか訓練所みたいなものです。でこの中には大きく分けて訓練、学びながら賃金ももらえるっていうコースがあったり、これ「A型」っていうんですけど就労継続支援A型。
🅽 働きながらお金も貰える?
🄺 そう、お給料もらいながら学べる。その代わり例えば勤務時間が少し短かったり、あと通院の時は休みにしたりができたりとか、要はそのそもそもしっかり通うっていうことに慣れてない人もいるから。
🅽 うーん。
🄺 精神的障がいを持ってて不安定で、ちょっとなかなか朝起きれないとか、そういう人だっているわけだから。その人たちがいきなり一般雇用で一企業に勤めちゃうと、その企業担当者って障がいを持っている方についてよく知ってないから怒っちゃう可能性もあるでしょ?
🅽 そうですよね。なんでそんなに病院に行かないといけないのか。
🄺 そうそう、わかってない人だってこれもしょうがないと思うけどね。普通の健常者だと同じような接し方をされる可能性もあるんだから、要は働いてない人がいきなり一般企業にポンと就職しちゃうと、そういう風な扱いを受ける可能性もあるから、その前にワンクッション、訓練する場みたいな…。
🅽 なるほど。
🄺 職業訓練みたいなことをやりましょうっていうのが、就労支援事業所でその中でも特にこのA型っていうのは、賃金もらいながらしっかり働くようにスキルももちろんだけど、生活リズム的な生活面とかいろんなことを身につけましょう、っていうのが就労支援事業所なんですよ。
🅽 A型っていうのがあるんですね。
🄺 そう、A型っていうのがあったり、あとは障がいの程度が重い方、就職が困難だろうっていう方向けにこの「B型」っていう施設があったり…。
🅽 はい。
🄺 これは、雇用じゃないんだけど工賃という名目で、よく一般的にあるのは単純作業というか農業も結構あるから、いろんな単純作業を工賃でなんとか作業してもらおう、その方に少しでも収入を生み出そうと、プラスその訓練っていう名目もあるわけね。
🄺 それでA型はそこそこの賃金、だいたい最低時給以上がちゃんともらえる訓練場がA型。それと工賃っていう名目で雇用じゃないんだけど何かしらの作業代金がもらえる、収入が発生するのがB型。
🄺 それともう一つ、雇用もされない賃金も何も出ないんだけど、2年間しっかり学習してスキルアップして、あと例えば面接の受け方とか履歴書の書き方とか、あと生活リズムをしっかりしましょうとか、そういうその就職に役立つ技術だけじゃなくて、その社会人としての心構えマナーも含めて総合的に就職するために学習しましょう、っていう施設が就労移行支援っていうものなんです。
🅽 移行支援?
🄺 そう、大きく分けて整理すると3つあって、雇用されるタイプの「A型」と、ちょっと障がいの程度が重い方向けの「B型」。それとただ単に訓練所っていうだけで「移行支援」。この3つがあります。これをだいたい総称して就労支援事業所っていうんです。
🅽 ありがとうございます。分かりました。
🄺 これわかるかな?
🅽 調べてないと思われるかもんですけど、一応インターネットで見たんですよ。ただちょっとよくわかりづらくて…。
🄺 確かにね。
🅽 今のお話聞いたらすっごいわかりやすかったです。
🄺 その業界用語は漢字とか小難しく書いてあるし、そもそもこの就労支援とかにもこの文字だけで難しくない?
🅽 そうなんですよ。読み間違いないか!
🄺 就職支援じゃなくて就労支援って書いてあるし、難しいんですよね。それを今後、今みたいな疑問! 大歓迎でアイちゃんなりにわからないところをこうやって聞いてもらって、それをなるべくわかりやすくリスナーさんに届けていく回を今後2回はしたいと思います。
🅽 はい。
🄺 引き続き来週に備えてちゃんと質問をひねり出してきてください。
🅽 ぜひよろしくお願いいたします。
DJ. カジキング
凪 乃 亜 衣さん Vol.6
🄺 さあ今週も始まりました!
🅽 前回はですね、就労支援事業所等はということでA型B型C型の3種類…?
🄺 Cじゃないですね、ABCじゃないA・B・移行なんですね!(笑)
🅽 ということで勉強させていただいたんですけれども、さらに詳しく聞いていきたいなと思うんですけど、この就労支援事業所ってどんないいことがあるのかとか、メリットとかデメリット的なことってあるんですか?
🄺 それは本当に人によると思うけども、前回言ったようにいきなり一般就労、障がい者雇用と区別するために小難しく一般就労って言ってるんだけど、あと普通に求人未定とか…。
🅽 ちょっと待ってください。今の時点で今2つありましたよね。障がい者の方が働くっていうことで普通に働くことと障害者の方が働く枠があるみたいなことですか?
🄺 そう!
🅽 うわぁ、ちょっとそれを先に聞きたいなぁ。お願いします。
🄺 企業の雇用義務がとして従業員が 43.5 人につき1人は障がい者を雇わないといけないっていう決まりになってるわけね。
🅽 えぇー、なるほどそうなんですね。
🄺 そうなんです。例えば従業員 100 人いる会社だったら2人。
🅽 どんな企業もですか?
🄺 そうです、でこれもずっと企業側が昔から義務・努力って言われてきてて、なかなか義務、ペナルティなしじゃ雇用が進んでこなかったわけです。
🅽 それは企業側が雇用する努力をしなければならない?
🄺 そう、ならなといけないわけね。絶対雇わないといけないわけです。それで雇用する努力の跡が見られないなって行政が判断したら、ペナルティを実際に与え出したんですね。
🅽 ペナルティーを?
🄺 そう、金額まで言わないけど不足分に対して月額いくらぐらいを納めなさいみたいな…。あと企業名公表とか、特に上場企業なんかはコンプライアンスが大事だから、必ず達成しないといけない。達成しようと思ってしてるわけね。そうやって社会全体的に従業員 43.5 人につき1人雇いましょうね、っていうふうになってるんだけど、これがまた多分来年はもうちょっと厳しくなるんで、だんだん厳しくなって43.5じゃなくて41.?なんとかになったら、微々たる3人に聞こえるけどたくさんいる企業になってきたら、それでもう何十人って差が出てくるわけね。
🅽 そうですよね。
🄺 従業員とか 10 万人とかいる会社だったら、今の数字だけでも全然変わってきて、その分障がい者を積極雇用して働く場を提供してくださいっていうのが国の考え方なんだけど、この雇用枠を障がい者雇用枠って呼んでるんです。
🅽 なるほど。
🄺 障がい者の特性とか与える作業内容を考慮したりとか、勤務時間をしっかり考慮したりとか、働くにあたって例えばだけど車いすの人を雇用するんだったらバリアフリーにしましょうとか、あと例えばだけど相談窓口とか、直属の上司に言いづらいこともちゃんと相談を受けれるよう対策をしてくださいとか、その障がい者一人雇うだけでそれに対することがたくさん出てくるわけね。
🅽 はい。
🄺 なのでそれに対応するような雇用の仕方をしてくださいっていう、障がい者雇用枠っていうのがあるわけね。これをするために自分たちが普通に面接にいって雇用してもらう。これ普通に言っちゃってるけど、これとその障がい者雇用を区別するために「一般雇用」と「一般採用」と「障がい者雇用」枠って分けて話しをしてるのね。
🅽 ありがとうございます。これ多分ですね。今聞いて「そうなの」って思った人絶対いると思うんですよ。その違いを分かっていなかったと思います。
🄺 そこを障がい者雇用枠じゃなくて賃金が良いからっていって、あと自分の障害の特性もあまり理解せずに普通に求人見て面接に行って仮に、受かりました。就職しました…。そうすると前回言ったみたいにその会社の人事とか直属の上司が障がい者っていうことが例えばわかってなかったりとか、言わないと分からないからね。
🄺 相手の会社も「私、障害者手帳を持ってるんですよ」って言わないと分からないわけだから、障がい者って言わずに採用されちゃうと賃金は良かったりするかもしれないけど、ちゃんとしたフォローアップもないまま働かないといけなくなるわけね。そしたらどっかで歪みが出てくるわけよ。まあ普通の上司は上司で普通に業務指示もするわけだから障害の特性によっては、その業務指示ができなかったりとかするわけね。
🅽 はい。
🄺 発達障がいで、この作業はできるけどこれができませんとかね。ちょっと片付けができませんとか、いろんな特性があるからそれでまた怒られる。だからもう居づらくなってやめちゃうみたいなミスマッチが起こっちゃうでしょ…。
🅽 そうですね。
🄺 このワンクッション間に入って、自分と向き合いながらその障害特性を理解して、だからどういうふうな職場環境がいいんだとか。就職するにあたって先方の会社にちゃんと自分が障がい手帳を持っていることも伝えた上で、どういうふうなフォローアップをしてもらえるんですか? とかいうのもこのワンクッションに就労支援事業所があるからできるわけなんです。
🅽 なるほど…。
🄺 なので面接して受かりましょうとか、例えばうちなんかは、IT に特化した就労支援事業所って言ってて、パソコンスキルを磨くことばっかりみんなやってるんでしょ…。みたいなことをよく外部から言われるんだけど、パソコンスキルもちろん大事なんだけど、同じぐらい大事なのがさっき言ったみたいな、その特性をちゃんとみんな理解してそれにあった就職先探しとか、先方の会社にもちゃんとそのそういうことを伝えてフォローしてもらえるような環境づくりとか、あとまぁしっかりちゃんと毎日通えるように体力もつけたりとか、いうところも含めてこの就労支援事業所っていうのは、こうめっちゃ大事なんです。
🅽 もう、めちゃめちゃ大事じゃないですか?
🄺 すごい大事なんですよ。
🅽 はい、ありがとうございます。
🄺 最後にちょっとふざけたいんですけども、ふざける時間もないので今日はこのままいい感じのまま終わりたいと思います。
🅽 はい、ちょっとまたじゃあ次回ふざけてもらっていいですかね?(笑)
DJ. カジキング
凪 乃 亜 衣さん Vol.7
🄺 さあ始まりました! あの〜アイちゃんにちょっとかわいい声で、最初に「アクセス!」って言うようにしない?
🅽 私に? それ言います?
🄺 俺のダミ声で言ってもなんもならん。
🅽 先にお手本でかわいい感じで言ってもらっていいですか?
🄺 マジで?「アクセス〜」(笑)。
🅽 いつも通りですか? もう一度かわいい感じで言ってもらっていいですか…。
🄺 …それ酷やわ〜(笑)。
🅽 いいですね、恥ずかしくしてるカジキングって! ということで就労支援事業所とはとっても大事なものっていうのを前回、教えていただきました。
🅽 じゃあ仮にですよ、聞いててすごい大切、いいね、知らなかったっていう人たちも多いと思うんですけど、じゃあ私がもし障がい者となった時に「通いたい、行ってみたい」となった時にどうしたらいいですか?
🄺 なるほどね、この施設の存在というか就労支援事業っていう障がい者に寄り添ったサポート体制があるんだって知らない人も多いよね。
🅽 多いと思います。
🄺 特にその先天性の障がいを持っている方は、知ってる方はたぶん多いよね。あと親御さんだっていろんな情報がそのネットワークの中であるから、例えば特別支援学校卒業したら就労支援事業所に行くとかも、これワンパッケージみたいになっててもう知ってるんだけど、あとから何か例えば交通事故とかに遭ったりとか、肉体的な問題も含めてその障がい者になっちゃった場合、多分知らないと思うんですよ。
🅽 そうですね。
🄺 なんでまず、ぜひ市役所とか区役所、県庁の障害福祉課って多分行く機会が多いから、仕事に就いての相談でどういうところで乗ってもらえるんですか?ってまず聞いてほしいですね。
🅽 はい。
🄺 そしたら、だいたいそのエリアの中にある就労支援事業所はこういうとこありますよって多分教えてくれるから、それで見学ないし問い合わせをしてまず就労支援事業所に行ってみてください。それでこれもいくつか見てみて、ここだったらいいのかな? 通えるのかな? というところもちろん選んでほしいんだけど…。
🅽 それは場所とかっていうことですか?
🄺 場所もそうだしスタッフもそうだし、あとその施設ごとに特色があって前回で言ったみたいに、うちは IT スキルを教えてるわけね。
🅽 なるほど、その事業者ごとに全然色が違うというか。
🄺 違うわけです。例えば食品系で働くためにお弁当のお惣菜作ってるというところもあれば、何か工場から下請け作業を貰ってそこの工場で働くための工業系の作業してたりとか…。いろいろあるから自分に合ったところを作業内容だけじゃなくて、長く通うからスタッフとの人間関係も多分大事と思うしね。
🅽 そうですね。
🄺 そういうところを見て判断してほしいんですけど、このサービス、なんと「無料」で受けれます!
🅽 ずっと聞きたかったんですけど、これいくらかかるんだろうと思ってすごいお金がかかるんじゃないかなと思って、前回は聞かずに終わったんですけど無料なんですか?
🄺 無料なんです。
🄺 これは今後、他の国の外国先進国の障がい福祉どうなってるの? っていうのに今めっちゃ興味があってちゃんと調べていこうと思ってるんだけど、日本は素晴らしい国です!
🅽 ほう〜。
🄺 社会福祉はここまでちゃんとしてます。障害持ってる人に就労機会を得るためにワンクッション置いて、就労支援事業所があって、そこで訓練ができます。またトレーニングができます。また施設のサービスは無料で使うことできるんです。
🅽 すごくないですか?
🄺 無料で使うためにいくつか手順があって、相談員さんっていう地域地域に障がい者をサポートするようなポジションの方がいるんだけど、この相談員さんにその事業所でどのように勉強して通うのか、計画相談書ってものを作ってもらうんですね。
🄺 それで、この計画相談書を市役所とか県庁に持っていって、つまり自治体の障害福祉課に持ってって、そこからいろいろ認証されたりチェックされたりまして晴れて「サービス受給者証」ってやつがもらえるんですよ。
🅽 はい。
🄺 このサービス受給者証を自治体から障害手帳と別に発行されて、初めてその施設で無料でサービスを得れるんですね。
🅽 じゃあ障がい者手帳と別にそれが必要ってことですね。
🄺 いま少しこの「サービス受給者証」、略して受給者証って言ってるんだけど、この発行の手順はもう話しだしたら長くなるから、結構ざっくりとしか言ってないんだけど、ちゃんと手順を踏めばおよそ数週間から1ヶ月、2ヶ月ぐらいで発行してもらえるから、相談員さんと相談しながらこの受給者証を発行してもらえます。そうすれば無料なんです。
🅽 あー、なるほど。
🄺 なので今、就職どうしようかなとか、何らかの事情で障がい者になっちゃった方とか、この番組を今たまたま車で聞いてます! みたいな方でどうしようかなみたいな方は、ぜひお近くの障害福祉課に行ってもらって家の近くのエリアにどんな就労支援事業所があるのかっていうところを見ることからスタートしてもらえれば、一般就労を先々達成するためにいろんな階段を上がっていきながら、いずれは自立した所得、給料をもらえるような生き方ができるんじゃないかなというふうに思っております。
🅽 はい、ありがとうございます。
🄺 大丈夫ですか? ここまで。
🅽 まずは自治体に相談ということですね。わかりました、ありがとうございます。
🄺 という感じでここまで5週に渡ってダブル MC で来ましたけど、もう1回過去の放送を振り返って聴く人もいるかなとか思いながらきましたがこんな感じでいいですか?
🅽 逆に大丈夫ですかね? この5回にわたって、もしなんかご意見があればまた教えていただいて改善していければと思いますので…。
🄺 それとね、ちょっと遅くなったけども、要は MC 就任にあたってリスナーの皆さんに一言言ってこの回を閉めたらなと思いますので、最後にアイちゃん、一言リスナーさんにお願いします。
🅽 はい、凪乃 亜衣(なぎのあい)と申します。ダブル MC としてカジキングと一緒にこれから MC をさせていただきますので、ぜひとも温かい目でよろしくお願いいたします。
DJ. カジキング