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お便りコーナー Vol.1
12 月師走に入りました。皆さま年末慌ただしくいかがお過ごしでしょうか。今月も『アクセス』よろしくお願いします。久保書記長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今週はですね、これまでボチボチお便りとか番組に向けたメッセージをリスナーさんからメールとかでいただいていたんですけども、なかなか読み上げる機会もなかったので、ちょうど仕事についての内容のお便りがあったので年末にはちょうどいいので、ここで紹介させてもらいたいなという風に思います。それでは読み上げますね—。
—— はじめまして、毎週お二人の掛け合いが大変楽しく拝聴させていただいている私ですが悩んでいます。仕事中にぶち切れてしまいました。入所した頃は障害者雇用の人数が少しで、内容も量も無理なくこなしていましたがあれよあれよと人数が多くなり、その割にはポンコツな人数合わせにも程があるほどの仕事をしないことを仕事にしているような人ばかりで、内容も量も多くなり私一人で回しているといっても過言ではないほどのものと変わりました。
私の机の上は仕事の山となり休憩も早く切り上げ、あくせくこなすかたわらバラエティーに富んだ特性の方々はペン回しを練習したり、時間が有り余るためか鼻をいじりすぎてティッシュを詰めている人など、見ていたらちゃぶ台をひっくり返すようなことになっています。気が付いた時にはぶん投げてました。
自由気ままに過ごしているのを見ていたら同じお金をいただいているのになぜ? この差に頭が真っ白になりました。それから私がなぜに切れたのかなども考えず腫れ物に触るような冷ややかな目で見られる日々になっております。「ポンコツどもよ! ここまでなるのは原因と結果が伴うことを考えろ」と言いたいと思うのですが言えない日々です。私の代わりに「一言」こんな会社に言ってやってください。その一言で私の心はスッキリするはずです。よろしくお願いします ——
ペンネーム「星 一徹子 様」からのお便りでございます。なかなか個性に富んだ文章なんでほぼこのまま読んでます。気持ち良くわかりますよね。これ障がいあるなしに関わらず一つの職場の中でですね。
そうですねぇ、これはやっぱり国というか厚労省は「重度の障がいの人もなるべく働く機会をあげなさい」というところで、例えば特例子会社なんかでもいわゆるその分カウントが2倍になったりとか短時間でもっていうのがあるじゃないですか。ただやっぱりその時に会社としては、その部署にいる人数の仕事を持って来なきゃいけない。それで重度の人を集めちゃって実際仕事ができないっていうと軽度の人にしわ寄せがいって、僕の聞いた話だともう本当に一日中走り回ってる人とかずっと寝てる人。なんで「私だけ一生懸命働かなきゃいけないんでしょうか?」って意外と「あるある」の訴えではあるかなと思います。
なるほど。
最低賃金の問題ですかね—。これ給料を文字通り仕事しない人にも最低賃金を払うし頑張ってる人にも最低賃金で同じなので「なんで、こうなの?」っていうようなとこが出ると思うんですが、だから本当は仕事の量を見て少し給料が高ければいいと思うんですよね。
そしたら文句出ない可能性あります?
ありますね。
ちゃんと評価されてるっていうことですね。
だから最低賃金はそれ以下には下回れないにしても、例えばこの人がすごい頑張っているからといって他の人たちよりも格段に給料が高ければやりがいもあるし、この人こういうふうにしたら仕事できるんじゃないかとか、アイディアが出たりすることはあると思うんですよね。やっぱりその評価というか給料もですけど、ちょっとポジション上げるというのはほんとありですよ。
なるほど。なかなか言いづらいけどそういう交渉ってこれ自分自ら勤務先にした方が良いんですかね?
これはちょっとあるかもしれないですかね。でもこちらの言い分が通らないんだったら「辞めますよ」っていうと会社多分困ると思うんで…。
なるほどですね。
それで仕事中に多分キレたんでしょうね。物を投げたかちゃぶ台ひっくり返すのぶん投げたって書いてありますけどね。
はい。
その後に普通だったら仕事中にそれを注意されるはずじゃないですか?
はい。
それが何か冷ややかで腫れ物に触るようにってことは辞められたらむしろ困るわけですから…。
あんまり強くは言われてないわけですね。
そうですね。だから他の人たちと明らかに不公平な評価、例えば業務量が5倍、10 倍違うのにずっと給料は一緒という場合、これは普通に上司とかに「ちょっと納得いきません。きちんと評価してください」っていうのは正当な権利なので、こういうことをちゃんと言って「まぁまぁ」みたいな現場が多いんですけれども、もうその時は「もう辞めます」でいいと思いますよ。辞められたら困るとなれば耳を傾けるじゃないですか?
そうですね。
結構できる人は「我慢して」っていう職場が多いんですよね。みんな本当に「悪気があるんじゃないよ」とか「障がいが重たいからあぁなってるけど、そういう人たちも同じ職場の仲間じゃん」みたいな風にして仕事をこなす人をなだめる職場が多いんですけど。まあ働く人も職場の人なんですからやっぱりしわ寄せ来てってなるとちょっときついですよね。
これA型事業所なんかでもよくこういう類のことも聞くんですよね。納期があるので仕事とってきたけど、A型の利用者さんで本来やるべき仕事が利用者さん自体休んじゃってスタッフがずっとその仕事をやっちゃってるみたいな…。
本末転倒ですね。
そのこともあるので、やっぱり仕事の量と内容を見てちゃんと会社側も評価するような…。
そうですねえ、だからこの人から見るとおそらく障害者雇用で雇われている障がい者の人たちが働いてないじゃんって見えるわけですよね。
そうですね。
だから例えばですけど、やっぱりその雇ってはみたけれどもその能力に達してないということで、その人たちを会社も斬るって言ったら変ですけど、こういう人たちの犠牲の上に日中遊んでるんだったら、そういうのは雇用とは言わないのでそういうこともちょっとそろそろシビアになるべきかなと思いますね。
なるほど—。ということです。「星 一徹子」さん、参考になりましたでしょうか? またお便りお待ちしてます。では皆さん来週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
DJ. カジキング
お便りコーナー Vol.2
さぁ今週も始まりました。『アクセス』の時間でございます。今週も先週に引き続き「お便りコーナー」でいきたいと思うんですけども今週はまあまあ過激な内容になっておりますので、みなさん注意して聴いていただければと思います。
そうですね。
それでは読みます。
—— カジキングさん、久保先生、僕ははっきり物事をお話しているアクセスが大好きで毎週 radiko の予約をして聴いて楽しんでいるハイリスナーです。——
ありがとうございます。
—— お二人なら自分の深刻な悩みを受け止めていただける気がしており、お便りしました。僕の性癖は障がいがあるから変わっているのかを……。僕は「イチジク浣腸」を見ると興奮してしまうという悩みです。女の子に対して何も感じないのです。それは障がいから来るものならば開き直り、受け止め生きていくものなのかをどうかアドバイスお願いします。——
ペンネーム「イチヂク」さんからのお便りです。でも、まあこの性問題というのは避けて通れない問題かなと思うので…。
そうですね。性癖と障がいの関係ですね。
答えづらいそうですね。
もう随分前に法律が変わったんですけど「性同一性障害」が障がいだった時期があるんですよ。
はい。
精神障害の一つで性同一性障がいの人が障害者手帳を持って就職もできたんですね。だから僕のところにはちょっと気の弱そうなサラリーマンとか、ごつい OL が結構来てたんです。
なるほど。
それでやっぱり問題はトイレの問題とか例えば、体は「男」でも心は「女」の人がスカートで会社にいきたいと 185cm、100キロぐらいの OL さんが。それで当然笑われたりすごいごついんで、非難というか、からかわれてこれは障がい者差別じゃないかと…。
はい。
なんでかっていうと障害者手帳を持っているからなんですね。性同一性障害というのが…。でそのあたりは性自認の問題でたぶんこうなってくると「性思考」いわゆる LGBT とかの部分になって、だから少数派がどうするかっていう問題ではあるんでしょうけど、でもただ異性に興奮しないと…。
あぁ、そうですよね、そこも入ってますもんね。
例えば障がいのせいで「ロリコンです」って言われても世の中は受け入れないと思うんですよ。
そうですね。
それを障がいのせいだからと言って開き直っているといずれ逮捕されるじゃないですか?
はい。
だから開き直って生きてくものかどうかとなると障がいはある程度一生治らないというんであれば、上手に自分で付き合ってどうやって生きていくかを考えなければならないですし、性癖はどうなんですかね?
僕は僕でありますけどね。
僕は多分あるとは思うんですよ。
これを今ここで言うのかっていう話にもなりますけど…。
そうですね。
やっぱり人それぞれ性癖はありますからね。
まあ「無くて七癖」みたいなのもあるし、自分が普通だと思ってても価値観の違う人から見ると「気持ち悪い」ってなる場合もあるし…。
そうですね。
まあ推察するに女の子に対して興味がない。まぁ浣腸ですから男の人の肛門に興味があるとかですと、やっぱり「ゲイ」の方じゃないですか?
はい。
ゲイだとやっぱり性自認とか性嗜好の問題になるので、これも意外とだから「LGBTはもう差別するな」と言って虹色の旗掲げてパレードしたりして「みんな受け止めてくれ!」ですから、障がいというよりはそっちに参加してみるのがまずありかなという気もしないでもないですね。
なんで途中でそれ障がいから外されちゃったんですか?
えっとですね。あれは基本的には ICDV10 とか、要するに国際的な基準と WHO の基準があって今はゲーム依存が障がいなんですよ。
はい。
一応「ゲーム依存症です」って診断書で障害者手帳が出ることになってるんですね。
そうなんですか?
だいたい5年 10 年ごとに見直しがあるんですね。
その時の世の中の流れとかを見ながらっていうことですね。
はい、それで病名を昔はアスペルガー症候群っていうのが今は名前が無くなっているのもその見直しなんですよ。多分いまカフェイン依存症も障がいのカテゴリーのはずなんでコーヒーばっかり飲むような人、それで麻薬とかの中毒もたぶん依存症で性同一性障がいは多分、手術をしたりその国籍っていうか、戸籍を変えたりできるのとたぶん海外の方では市民権を得ているので、あえて「病気じゃないでしょう?」「こういう人たち普通でしょう?」っていうようなところで外されちゃった…。
なるほど。
6、7年前に外れてますね。
いま話してて思ったんですけど世界の障がい等に認めるか認めないって、国によって多分違うわけでしょう。
一応病気病名のカテゴリーは WHO が決めるやつと、アメリカ主導の国際ルールと2種類はあるんですよね。
それを掘り下げていったらなんか面白そうですね。「こんなのもあるんだ」みたいな。そんな伺った話でいうとゲームなんか知らなかったんで…。
そうですね。ゲーム依存症も確か改定の時に精神障害の一つになっているはずなんで「ゲームばっかりやってます」「社会生活ができません」。そうすると多分手帳はもらえるみたいな…。
日常に支障がある場合は、ハマっちゃうってことですね。
そのあたりも改定があるのとそもそも改定期がずれるのと2種類あって、ただ日本はそっちをとってるはずなので多分ゲーム依存、カフェイン依存は本来障がい者のはずですね。
なるほど…。性の嗜好ばっかりは皆さん何ともお答えがしにくい内容ではあるんですけど、久保書記長、最後に「イチヂク」さんにズバリ一言お願いします!
はい。今も少数派の人たちが市民権の時代ですから、まずはその LGBT の方のパレードから行かれたらどうでしょうか?
DJ. カジキング
『支援する側の配慮』について
さぁ今週も始まりました。『アクセス』の時間です。久保書記長、改めてよろしくお願いします。
今週はですね、就労支援事業所立ち上げコンサルティングのようなことをしている「ガルヒ就労支援サービス株式会社」の山下さんにゲストでお越しいただいております。山下さんもよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
山下さん、なんかいつもと声の感じが違うんですけどなんか今作ってません?
これが普通ですけど(笑)。
きびきびしてるから…。
そうですね、バリバリの体育会系で…。
そうですね。
山下さんは全国のいろんな就労支援事業所の立ち上げのサポートで転々としているような生活をしてるんですよ。それで立ち上げをしていってる過程の中で、その施設の中に通い始めた障害を持っている方(利用者さんですね)とのふれ合いだったりとか、施設のスタッフ(支援員)とのやりとりって言うのもたくさんあるので、逆に彼に何かこう悩み事とかこんな事例の時どうしたらいいのかみたいなところは聞いてお悩み解決ができればというふうに思っております。
はい。
山下さん、なんかありますか?
はい、私が今立ち上げということで各事業所の皆さまのところに行かせていただいているのですが、なんせ皆さん福祉のお仕事に携わったことない方が非常に多くてですね…。
なるほど。
そういった中で、例えば今後「利用になりました」という方がいらっしゃった時に本人さんの支援を行うための情報を拝見するんですが、その際に自閉症スペクトラム、ASD、統合失調症とか、複合的にいっぱい障害が書かれている。そういった方も非常に多いと聞いております。という中で今日久保書記長がいらっしゃるということで是非お伺いしたいのですが、例えばそういった複合的にいろんな傷病をお持ちの方がいらっしゃった時に、じゃあ支援する側も「どういうふうに本人に接していいのかわからない」とか何処に合わせていくのか、むしろ合わせた方がいいのか、もちろん支援を行っていく中では一般就労そして、本人さんの自立に導いていくために言わなきゃいけないこともありますし、そういったところで本人さんにどういうふうにお伝えしていいのか、どういうふうに支援する側が配慮したらいいのか「そこのさし加減がやっぱりわかりません」っていう声も非常に多く聞かれます。
なるほど。まあ要は病名が3つあった場合に「どれに合わせて接したらいいの?」っていうところがまず問題ですね。
状態によってはさらに鬱状態だったりいろんな形があるでしょうけど、就労支援の場では手帳を取った時に診断書を見るっていうのは法律的にNGですか?
NGじゃないと思います。
本人は同意があれば多分見れると思うんですけど、手帳を申請するときの診断書に医師の所見があるんですよ。その病名だけじゃなくてそれが一番分かりやすいんですよね。
なるほどですね。
だから例えばこの人はこういう病気だけど、この傾向が強いのでとかっていうのが必ず書いてあるんで、そこはそれこそ障害年金のためにちょっと言葉があれですけど、障害年金の時って大げさに診断書を書いて「年金さえ取れればいいや」っていうケースが多いんですけど手帳を取る時って意外と何が困るかっていうところで、医師の所見が意外とちゃんとしてるんですよね。
はい。
なので結構な分量にはなるけれども手帳を取った時の診断書、要するに国に出した診断書の控えみたいなのを見せてもらって病名の下のその初見を見ると「あ、この人こういうタイプの障害がある人で、こういうとこで引っかかっちゃうんだな」ってのが分かるかなと思いますね。
なるほど。
あとは本人に聞くとかなんかこういう病名の人は「こうだ」って言って大体合ってることがないので「あ、この人こういうとこを気をつければ働いてもうまくいくんじゃないの」っていうのが気づけるのが一番いいんでしょうから、あんまり病名を気にしても…。
就労支援事業所は病院じゃないですからね。
そうですね。
あんまりそこにフォーカスしすぎちゃうと支援がなかなか進まないということあるので…。
そうですね。
それは大事なことなんでしょうけど、それよりもやっぱり就職のために何が大事なのかっていうのを中心に考えて接するのがいいんじゃないかなと…。
やっぱりその病気・障害のせいで明らかに苦手な分野は、たぶんどっかにはあるんでしょうから、そこでトラブルにならないようなテクニックを身につけるというかが本当はいいでしょうね。
どうなんですかね? 病名であんまり知りすぎて詳しすぎると「あなたこういう病気なんだからこうでしょう」っていうのもあんまり本当は良くないのかなと…。
そうですね、なのでまぁバランスだと思うんですけどさっき山下さんが言ってましたけど福祉経験がないからみたいな表現してましたけど、まあ無いことの方がかえってその就職目線で普通に社会人のまあ経験を生かし接することができると思うんで…。まぁ全員がそうだったらなかなか支援がまた難しくなるでしょうけど…。
そうですね。
まあバランスじゃないですかね。ないからこそできる支援の方もあると思うので…。
はい。
山下さん、こんな感じで大丈夫ですか? 納得できました?
はい。これをしっかり生かします。ありがとうございます!
あと山下さんなんか一つお知らせがあるということですが…。
はい、12月1日から埼玉県新座市に就労支事業所がオープンいたします。事業署名が「アークトゥルスマーリン」といいます。住所が埼玉県新座市東2丁目4番18号小倉ビル3階となっております。お電話番号が048-487-7910までお問い合わせをお願いいたします。
真の自立を目指してまず私たちと一緒にぜひ取り組んでみましょう。皆さんのお問い合わせお待ちしております。ありがとうございます。
まあ今これテイク4ぐらいなんですけどね(笑)。手がけた事業所は何カ所目ぐらいになるんですか?
私がこれで8事業所になるんですかね、8事業所になります!
それぐらいリラックスして喋ってくれれば良かったんですけどね(笑)。
はい、そうすると自立する目指すためのベテランですからね。安心して来てくださいっていいんでしょうけど…。
はい、もっとしゃべりの練習します。
まあでもアークトゥルスマーリンさんもいい場所なんでしょ?
はい。
是非皆さん、お問い合わせお待ちしております。
お待ちしております!
DJ. カジキング
2023 年を振り返って
さぁ今週も始まりました。『アクセス』の時間です。久保書記長よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
本日はクリスマスイブイブの日なんですけど…。
はい。
もう年末、師走、年の瀬でございます。この一年を振り返る会としてしっとりと放送できればというふうに思っておりますのでよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょうどですね書記長、ゲスト出演から考えると一年前でなんですよ。
そうですね。
早いもんですねぇ。
意外と政治というか法律を作る側のトップとやり取りが多かったりして、いわゆる「数から質へ」っていうのがもう目の前で見えた一年でもありますね。
そうなんですね。
ええ、雇用率が多分再来年の2.7ぐらいがもう限界というか、おそらくその間もまた最低賃金も上がりますから、そろそろ過渡期な、今年はずっといってたようなその5条の改正とかがあってこれが広がってくるのが来年再来年。来年は今度は短時間労働が始まりますから週従時間でカウントとかいうのがあって来年がもう就職転職ピーク、再来年ぐらいからいよいよ落ち着いてないともう企業も困るみたいな、今年はその入り口の一年だったかもしれないですね。
障害者雇用にとっては、今年一年本当に激動というか、変革の時だったんですね。
そうですね。国とか地方自治体の水増し問題っていうのがもう5年ぐらい前ですかね。障害者雇用は新聞の一面トップなんてのはあれ以来ないんでそれからコロナになったじゃないですか?
はい、はい。
本来もともとテレワークなんていうのは障害者雇用に向いてたんですけど誰もさせてくれなかったと…。コロナになって「会社来ないで」って言ったら、やれば「意外とできるじゃん」ということで、まあちょっと落ち着いてたと…。今度はコロナがだんだん落ち着いてくるとまたみんなかまってちゃんになってるっていうかですね、障害のある人たちが世の中が普通に戻ってくると「誰も私をかばってくれない」っていう相談が今激増してまして、だからまあそういう意味でいうと企業の努力もそろそろもう1回また次の限界が来るのかなっていう気がしてますね。
あのユニオンさんへの相談の内容とか、件数、量も含めてこの5条の改正から肌感でこう変わったなって感じるところありましたか?
今年は、圧倒的に障害者側が悪い例が多かったです。自滅型っていうんですかね。自分で勝手にいろんなところを悪者にして会社は我慢をする。それでどんどんその調子に乗ってっていうんですかね。「あん時いいのになんで今回だめなんだ」みたいな感じで、ふた開けてみたらモンスターみたいなケースでっていうのが本当に多かったですね。
それは身体、精神?
まあやっぱり圧倒的に精神ですね。
それこそ6月にあの障害者白書で衝撃的な数字が出たじゃないですか? やっぱりそこも比例してるっていうふうに感じますか?
そうですね、やっぱりあの数はあの時にものすごい数がカウントされましたけど、実際その前からやっぱり障がい者が働くっていうときの主力が精神になってるわけですよ。
はい。
会社も精神の人をどう扱うべきか分からない。働く側も「さぁ、俺、精神障害で入ってるんだ」と。「みんな俺に気をつかえよ」みたいな人たちもやっぱり圧倒的に就職が増えたんで、それが今年ちょうど出てきたかなっていう気がしないでもないですね。
そんなこんなでまだ来年もいろんな動きが出てくるでしょうから…。
そうですね、僕はだからこの番組呼んでいただいて、その就労の支援の人たちと触れ合ったりするじゃないですか? でもこれから本当に役割というかが増えると思うんですよね。身体とか知的の人ってやっぱりそのどちらかというとテクニックっていうんですかね。お世話じゃないですか?「車いすどうやって押せばいいんですか?」みたいな初歩的なものだったり、知的障害の人だったらどういうところのサインを見過ごしちゃいけないかとか、ただ精神の場合ってやっぱり働く上でいろいろ問題があるから所要支援に来るわけですよね。
はい。
その人たちをただの障がい者として扱ってるんではなくて、やっぱり社会人になるために言いにくいことも言って「あなた、そういうこと言ってるから会社で嫌われるんだよ」ぐらいのことを言えた方が長い目で見た時がいいような気がするんですけどね。なんか皆さん、苦しんでるのは僕も触れ合って聞くようになったじゃないですか? だからやっぱり真面目で優しい人が多いですもんね。
そうですね。全部受けちゃうっていうんですか…。
まぁそういったこともですね、来年またこの番組を通して…。
支援員の質が良くなって、質問また改善が大事だと思いますので…。来年も就労選択支援なんかもいよいよ始まりますし…。いろんな情報をお届けできればと思うんですけど。最後に書記長、個人的にこの一年は振り返ってどうでした?
そうですね、宮崎に定期的に来るようになって飛行機に乗り慣れてきました(笑)。食べるものも美味しいですし…。こちらでいろんな支援の人とかと話をしたり、あと極端な言い方をすると普段東京にいて賃金差ってすごいですよね。
そうですね。
最低賃金がもう今だって東京 1,100 円いくらですから、宮崎の人からするとっていうのあるじゃないですか? 障害者雇用の質。じゃあ東京がいいのかというとそういうことでもないし、なんかそういうのがすごく見える一年でしたね。
なるほどですね。
地方もやっぱり秋田もそうでしたよね。「給料一番安いんだ」ってなんかすごい自虐的でしたもんね。千葉もこのあいだ仕事した時は、やっぱり千葉もまあまあ給料高いんでやっぱりその雇う以上「戦力になってくれなきゃ」みたいな企業側が多いんですね。多分宮崎なんかですとやっぱ福祉色が強いんですか?
そうですね。そういった問題もまた来年引き続き番組を通じてどこまで貢献できるかわかりませんけど、情報発信っていう立場で解決できればと思います。
私はですね、最後にそうですね…。私もメキシコでまたダメだったんで、来年頑張りますんで応援の方ですね…。
カジキング改めヒジキングになりますかね(笑)。
さぁ、いよいよですね。来週放送分が年内最後の放送となっております。納会の様子なんかを盛大に開催する模様をまた最後にお届けできればと思いますのでよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
DJ. カジキング
仁科克基さんをお迎えして
さぁ、ということで年末最後の放送になるんですけども、今日のゲストはですね、俳優の仁科克基さんにお越しいただきました、よろしくお願いします。
僕この間も来ましたよね、めちゃめちゃ出てない僕? このラジオ!
出てるし、ただ年末の最後はやっぱりマー君じゃないと締まらんかなと思ってね。
忙しいんやね、年末ってみんなね。
でしょうね、忙しいんですけども今日は俳優としてじゃなくてね…。
そうですよ、もちろんだから俳優としてはまあ前回も言いましたけども、あのいろいろと問題があると…。
そうですね。
なので今回は就労支援の施設の社長として来させていただいているので…。
さらに昨日宮崎県で開催された大納会に参加いただいて、順調に日南で施設が増えている様子なんか手に取るように私も分かったんですけれども…。
うちの施設の人たち本当にみんな頑張ってくれてて、4人、5人とか日数皆勤はもう達成してくれてたりするから…。
送迎なしで実現できてるってのが本当に素晴らしいことかなと思うんですけど、なんか気をつけてることとかあるんですか?
やっぱり利用者さんたちが居心地がいい環境づくりっていうのをチーム一丸となって目指してるっていうとこですかね。
なるほど、カジキ釣りと一緒ですね! チーム一丸でね。
そうですね、カジキ釣りといえば今年の 10 月酷かったね。
酷かったね。まだその話をラジオでしてないのよ。
ああ、そうなのね。
そもそもこのラジオはカジキ釣りに関係ないから…。
そうね。
やってないんだけど…。
障がい者さんの方のラジオですよね。
今回はハリケーンが来ちゃってね〜。全部ハリケーンのせいよ。
だってカボサンルーカスって年間 300 日晴れの場所なわけじゃない?
はい。
どっしゃぶりの雨やったね。
酷かった!
嘘やろっていうぐらい雨やった。
カテゴリー4とかだったもんね。
そう、なんかカテゴリー5で要は一番でかいやつでカルフォルニアがなんか被災して十万人避難みたいなのがカテゴリー5よ。
なるほど、なるほど。
それでも一個下よ。
やばいよね。
それが来たんだから、それはあかんて。
それで大概が吹っ飛んでしまい〜の。
そうね 40 時間街が停電したりね。
停電になり〜の。真っ暗な中で2人でモノポリーしたりね。
ただ我々モノポリーを買ったけども、向こうのモノポリーやからスペイン語な訳よ、札とかも全部! で携帯の電波も要は電波塔もディーディーやからスペイン語を訳せないわけよね。誰がそのカードの中身ですね。だからゲームとしては成立しないっていうことを後から気付いたり…。
筋トレもしたりね。
それは暇やからお宅がしたいってだけで…。
頑張ったもんね。
その時筋トレにはまってたからでしょ。でこれでさカジキが釣れてりゃいいですけど…。
グサ!
今回あれね、あのおたくがビシャッとこう大会の出発の前から運転なさって…。
はい。もう嬉しかったなぁ、スタートフィッシングできてね。
ブワーッとこう 200 チームぐらいが一斉にメッセージスタートするところから初めて今回運転ができたわけよ。
やっぱ信頼関係ができてきたんやろね「やっていいよ!」みたいな雰囲気だったもんね。
そこだけよ、この人の見せ場! あとは一切見せ場が無く、海の映像は終わり!
あれね、だって俺テレビ入れとったらどうなっとったん?
だって2週間メキシコに行って俺魚一匹も見てないから…。
見てないよね。
酷かった…。
ずっと寝とったんだけどね。
酷かった、マジで酷かった。
何しに行ったんだっていう話だね。来年こそはね。毎年言よるけど…。
3年連続で行ってて今その3度目が一番酷かったっていうね(笑)。カジキ釣りの話してる番組じゃないわけよ…。
そうそう。
で尺も結構食っちゃってるので…。
もうそろそろね、本当に年の瀬の挨拶をしながら来年の抱負なんかをね、最後ビシッと仁科さんに言っていただいて…。
それはお宅が言うやつやから…。
最後の挨拶は言うけどもせっかくゲストで来てるので…。
あぁそうですね。
はい。11 月に「インフィニティマーリン」というのをですね、また日南の中央通り2丁目4の 10 にですね。オープンさせていただきました。
あのマクドナルドの裏ぐらいよね。
そう、ちょうどマクドナルドの裏ですね。駐車場もマクドナルドの駐車場って意味じゃなくて、その施設の駐車場もまんま台数あっていいよね。
そう 10 台かな?
来やすいね、通いやすいよね。
だからマクドナルドに来る人たちいっぱいいると思うので、ぜひちらっとのぞいてくれればいいなあと思っております。
改めての施設の特徴は?
はい、今回のインフィニティマーリンは「移行」のみの施設です。
就労移行支援のみの施設と…。
はい、そうでございます。あのヒカリマーリンはA型と移行の施設です。
多機能型の施設ですね。
インフィニティは移行のみの施設でございます。
まだ定員は少し空きはあるんですよね?
はい、まだまだ随時募集中でございますので、このラジオを聞いている人で興味のある人は、是非メールなり電話なりいただければいいなと思っております。
電話番号だけ最後にお願いします。
はい、0987-55-1550 となっております。本当に興味のある人はガンガン電話をくれればいいなと思っております。
ちなみに新年は何日から営業ですか?
新年は1月4日からオープンしております。
なるほど。じゃあこのラジオ聴いてくれてるリスナーさん、先ほどの電話番号を控えていただいて1月4日にバシバシ電話で問い合わせいただけたらというふうに思います。
はい。
さぁいよいよ最後になりましたけども来年の抱負を一言お願いします。
それはどっちの方かなと思いましたよ、カジキね! でもまぁ本当にカジキは来年こそはなんとかビズビーズを大納会でもばらまくみたいなことを一人おっしゃってらっしゃいましたけど…。
みんな苦笑いやね、そちらサイドとしては…。
みんなの前で取り分とか言わない(笑)。「仁科さんの取り分が…。」とかそういうなんかやらしいリアルなことを言うのをやめたほうがいい。
あの時の「顔」。苦笑いして…。
余計なこと言ってるわと思って…。カジキの方は本当にあの来年こそは頑張りましょう。
じゃあ「カジキ」も「福祉」もまた来年も一緒に頑張っていきましょう!
がんがん行きましょう。
はい。それでは皆さん良いお年をお迎えください。
DJ. カジキング
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