アーカイブ 2024


broadcast archive 2024

broadcast archive 2024

2024 年 6 月 1 日放送

訪問看護ステーション おあふ ②

 さぁ今週も始まりました!「アクセス」の時間でございます。

 先週に引き続き、宮崎市清武町にございます株式会社インクルネットひなたの「訪問看護ステーション おあふ」の代表取締役 梅原社長にお越しいただいてます。今週もよろしくお願いします。

 よろしくお願いします。

 久保書記長もよろしくお願いいたします。

 よろしくお願いします。

 先週の最後にですね、「ラップ」というものと「アンガーマネージメント」という言葉が出てきましたけれども、リスナーさんに少し分かりやすくご説明いただけたらと思うんですが…。

 まず「ラップ」っていうプログラムになるんですけど、日本名で「元気回復行動プラン」っていうものになります。

 元気回復行動プラン。

 はい、自分自身の健康と元気について自分で主導権を握りながら健康・元気になっていくっていうプログラムになります。

 なるほど「自分が自分のことを決めるんだ」みたいなイメージってことですかね?

 そうですね、自分の取扱説明書を自分で作るっていうふうになりますので、自分がどんな時に元気になるのかとかどんな時に元気じゃいられなくなるのかとかっていうのをですね、自分自身が自分を見つめて取扱説明書を作っていくっていうふうな形になります。

 なるほど、そのラップを学ぶとどんな効果というか良いことがあるんですか?

 まずは自分自身を知るっていうところになってきますし、日常生活の中で自分が元気になる道具っていうところが見えてきますので少しこう悩んだ時とか不安になった時でも、自分が自分自身の主導権を持って生活の中での工夫ができるっていうところになるかなと思っています。

 なるほど、久保書記長が相談に乗ってる場面ってなんとなく想像がつくんですけど、なんかそんな感じででも言ってませんかね?

 そうですね、こんな方におすすめっていうの見るとはいまさにですよね。「考えすぎちゃって疲れる」みたいな、僕なんかもよく来年の自分の誕生日が晴れか雨か考えてもしょうがないでしょうと…。

 はい、それ言ってるの聞いたことあります。

 1年後の契約が継続されるのか、切られるんじゃないかって考えて仕事行けなくなっちゃうと…。これをたぶん自分でコントロールしやすくなるコツみたいなんかもらえるっていう意味じゃないですかね。

 はい。

 なるほど、じゃあこういう悩みが多い方って、これぜひ受けてみるべきかもしれないですね。このチラシに書いてある「こんな方におすすめ」っていうのをバッと読ませていただきますね。

 「頼まれると断れない」「他人の評価が気になる」「いつも不安」「考えすぎて疲れる」「怒りっぽい」「自分を否定してしまう」「ストレス解消ができない」。こんな方々におすすめ! ということですね。

 頼まれると断れるようになるっていうことですかね?(笑)

 バンバン断れるようになるのかもしれないですね。

 いつも安心でいられる。

 少し違うところもあって不安であったりとか怒りであったりストレスっていうのもそれが悪いことではなくて大切なことの一つなんですけど、それをうまくコントロールしていくっていうふうな形のイメージなんですね。

 ああ、なるほど。真逆になろうって話じゃなくて、この感情は自然なことだしあっていいからこれをどう対処するのを学ぶということですね。

 そういうことですね。怒りに我を忘れるような状態をコントロールしていくと…。

 怒らない人になるわけじゃないですね。

 はい。

 これがもうひとつ今週聞きたかった「アンガーマネジメント」につながるものですかね。

 はい。アンガーマネージメントは「怒る必要がある怒りと、必要のない怒りを分けていく」っていうところであったりとか、怒りをコントロールしていくっていうものになるかなというふうに思います。

 「一切怒るな」っていうの訳じゃなくて「怒っていいんだよ」と…。

 はい。

 その怒り方を大きく分けて2つに分けて許容範囲の中でどこまでコントロールできるのかみたいな…。

 はい。

 なるほど。

 アスペルガー傾向の強い人とかは「怒り」で退職とか職場トラブルになるんで、結構やっぱりその「アンガーマネジメント」って本もいっぱい出てますよね。それをアスペルガーの人が買って読んでその本に怒ってるっていうのを僕は見たことありますね(笑)。

 「そんななわけにいくわけないでしょう」と…。だからただ本だとやっぱり一方的になっちゃうんで「こうすればいいです」からやっぱこういう感じでコツがあったり、その人に合うやり方みたいな形で出るのはいいですよね。

 このセルフケア術の中にそれこそ「ラップ」を学ぶ部分があったり「アンガーマネジメント」を学ぶ部分があったり、でそれぞれに専門教師がついてると…。

 はい。

 あぁなるほど。3ヶ月間で月に2回?

 月に2回を考えております。

 全6回ってことですね?

 全6回+α おまけ1回付きで、全7回。

 全7回?

 はい。でこの後にまだ具体的なところは出してないんですけど実践編っていう形で講座を考えてまして、それを受講していただいた方に関してはそれを他者(相手)に対して伝えられることができる資格制度っていうところを今考えてるところではあります。

 なるほど、先着10名様っていうことなんですけど、まぁそうですね。精神疾患をお持ちの方とかそのご本人さんであるとか、そういうのに携わる人もこれ受けてたらいいような内容ですね?

 はい。

 なるほど。最後にこの講座についてのPRをしていただいて、あとプラス何か一言リスナーの皆さんに言いたいことあればそれで締めてください。

 はい、私たちはやっぱり心のケア(メンタルヘルス)があの必要な時代の中で、やっぱり「困った時に困った、きつい時にきつい」と言える社会っていうのを作っていきたいなて思って日々活動しているところではありますので、気軽に質問とか問い合わせをしていただいて私たちとつながりを持っていただけたらなというふうに思っております。

 お問い合わせはどちらからでいいですか?

 はい「訪問看護ステーションおあふ」ていうところのインスタを見ていただけたらなというふうに思いますし、訪問看護ステーションおあふでホームページもありますのでぜひぜひ検索していただけたらなと思っております。

 はい。じゃあ本日6月1日(13時から)清武町文化会館であります「1日ワンデーの講座」と、6月8日の土曜日から開講します「心のセルフケア術初級編講座」もぜひ皆さん、よろしくお願いします。

 よろしくお願いします。

DJ. カジキング

2024 年 6 月 8 日放送

「退職代行」って? Vol.1

 久保書記長、今週もよろしくお願いします。

 はい、よろしくお願いします。

 そういえばですね。5月3日埼玉県の越谷市まで行って山ちゃんの大会見てきたんですよ。

 ボディビル系!

 そうですね。コンテストですね。想像を超えるバッキバキの人たちが出てますよ。一応山ちゃんはその大会に初めて出場する人たちを集めたビギナークラスでの出場だったんですけど、ビギナークラスでも真っ黒で彫刻みたいな体の連中ばっかりなんですよ。

 なるほど。

 そんな中、山ちゃんはですね。真っ白であまりバキバキな状態でちゃんとしっかり3点倒立してました。

 あぁ、さすが〜。

 そして審査委員長に怒られるんです。「あのー、58番、58番、次そんなことしたら目立ちたいの分かりますけど失格にしますから」(笑)。

 山ちゃんらしいって言えばらしいです。

 あの空気感であれができるって、ただすごいハートの持ち主なんですね。

 そうですね、素晴らしい。本人が怒られた時の気持ちを聞きたいです。

 5月、6月でなんか時事ネタみたいなものを話していければと思うんですけど…。

 僕はちょっと衝撃だったのが退職代行!

 はい。

 4月入社の人たちがゴールデンウィーク明けに、よその会社に頼んで「会社辞めます」といってもらうと…。1日で180件!

 過去に一度だけ業者使われて辞めた従業員いるんですよ。通知の来方もすごいんですよ。最初にファックス一枚ポンと来るだけ…。

 あぁー。

 「御社で勤めてる何とかさん。明日をもって退職します」で「本件について何かあればうちの会社の方に問い合わせしてください。本人には連絡しないでください」。弁護士みたいな内容の通知がポンと届くだけです。

 基本的には弁護士かユニオンしかできないんですよ。

 やっちゃいけないでしょ?

 もちろん違法です。違法というか弁護士法違反。ユニオンはまぁ変な言い方ですけど「僕らも会社辞めます」とかは日常茶飯事でやっていることなんで、じゃあうちもユニオンとして頼みたくても頼めない人を救えるならと思ってちょっとやってみようかと…。

 はい。

 ちょっと調べてみようということでいろいろ調べたんですけど、いま専門でやっている業者「リピーター割引」っていうのもあるみたい(笑)。

 そもそもその設定がおかしいんすよね?

 おかしいんですね。大体2万円ぐらいらしいんですけど…。

 相場がですか?

 そうですね、僕らはどちらかというと離職票どうなるのかな〜とか失業保険の関係だとかいろいろ気になることは山ほどあるんですけど、そもそも民間の企業ができないでしょうと…。

 はい。

 だからなんかホームページ見ると「ホニャララユニオンと提携してます」みたいな。

 組合員にワンクッションならせて…。

 であれば合法ではありますけど、でもその提携しているユニオンって調べましたけど存在してなかったので、おそらくユニオンってつければいいと思ってるんじゃないですかね。考え方として労働組合って安心して長く働けるように会社に対して注文をつけてみたり「給料上げてよ」ってやったりするのが本来ですから、代わりに「辞めます」というのを「また?」っていうのもちょっと。しかもディスカウントしちゃダメかな。

 ディスカウント(笑)。

 これ不当退職ですよ、これちょっと本当に…。

 そうですよね。

 まあ1ヶ月前っていうのはお互いの事情なんですけど「今日辞めます」っていって明日から来ませんが、会社的に損害を与えるとかっていうような考え方もできるとはいえ無理に行って、それこそどうしても行きたくないっていって、行く途中の駅からホームに飛び降りちゃったというのもよろしくないんで…。

 はい。

 多分そういったところを突っつきつつ、でも本当は本人とヒアリングしないといいことではないとは思うんです。

 そうですよね。

 そういう人たちの何%かが障がい者の雇用っていう枠を取るわけじゃないですか? 例えばですけど東芝さんがこの間の上場廃止になってリストラ、障がい者何人クビ切られるのかなと僕らやっぱ考えるわけです。

 はい。

 2%分は障がい者が切られないと、これちょっとおかしくなっちゃうので…。

 あぁそういうことですね。

 えぇ、これがちょっと法改正があって最近僕のところに来る講演とか原稿のテーマなんですけど、いろんなところで言う「配慮が義務化になってどう対応したらいいんでしょうか?」って、なって最近はちょっともう「過剰配慮」っていう言葉をちょっとキーワードで線引きしないとできないかなと思ってて…。

 このラジオをこの2人体制に切り替わった直後ぐらいから懸念として言ってたじゃないですか?

 まぁ五条改正、公的部門だと「活躍をさせなさい」。民間の極端な言い方すると「会社がどうなってもいいから障がい者が幸せになる職場にしなさい」みたいな文言がちらちらで出だしているんですね。

 はい。

 「障がい者 “が” 活躍できる。障がい者 “が” 生きがいを感じられる」みたいになってて…。

 「が」が強くなってる。

 強いですね、障がい者「も」じゃなきゃ駄目だと…。合理的がどうだかわからないから過剰に配慮しても「これ差別じゃないことにしましょう」っていう考え方があったんですよ。

 はい。

 「一緒に働くのに慣れてないから、ちょっとみんなやりすぎちゃうよね」と。それでそのやりすぎたら本当は差別なんだけど、でもこれ差別っていうとみんなやれなくなっちゃうと…。

 はい。

 だから過剰配慮は差別じゃないっていう考え方で「配慮」っていうものを職場に導入している経緯があるわけです。それが今度は合理的ってなった時に「合理的なんだからよこせ」みたいな対立が多いですけど。合理的って無駄がなくて「必要最低限だよ」ってことなわけですね。

 はい、はい。

 だからむしろ障がい者にとっては合理的配慮ってさみしいもんなわけですよ。

 言葉どおりやられるとっていうことですね。

 そういうことです、ただもうここまで法律が変わって共生社会みたいなところからまた離れていって、ちょっと「過剰配慮は差別だよ」っていうふうにしてちょっと僕が今考えてて「やりすぎはむしろ差別」。

 それを踏まえて就労支援事業所もそんな感覚を備わってもらえるような支援の仕方しとかないといけないんですね。

 だから障がい者として生きたいのか、働いて社会人として生きたいのかの違いがやっぱりその辺というか。

 分かりました。書記長、退職代行についての話、もうちょっとこの問題掘り下げたいので来週も同じようなテーマで話していければと思います。

 わかりました、よろしくお願いします。

DJ. カジキング

2024 年 6 月 15 日放送

「退職代行」って? Vol.2

 さぁ今週も始まりました「アクセス」の時間でございます。久保書記長、今週もよろしくお願いします。

 はい、よろしくお願いします。

 先週の話の「退職代行」、少し僕もあれから考えたんですけど…。

 はい。

 退職代行に頼もうとするAさんっていう人がいたとします。会社に「辞める」って自分で言いづらいから頼むわけでしょ?

 そうですね。

 退職代行には連絡取れるっていうその神経が僕わからないですね、他人だったら言えるんですかね?

 それはまぁ僕もちょっとユニオンとしてそういう業務だけを特化してどうなのかなとちょっと調べたんですけどね。

 はい。

 会社名がまず「もういいや」とか……すごい名前なんですよ。

 退職代行の会社名がですか?

 そう、なんか開きで直って「やーめた」とか、そんな会社名。「もう無理しなくてもいいんだよ」とか「もう嫌なら辞めちゃえ」みたいな宣伝をしているわけですよ。だから例えばですけど「どうしようも行きたくないなぁ。でも自分で辞めるっていうと怒られたらどうしよう」っていう人たちがいろんなとこ検索すると「もう楽になりな」「もうやめた」みたいな会社名がいっぱい出てくるんですよ。

 それこそ今のポータルサイト検索ワードや AI で、そういうのが今後出てくるようになりますもんね。

 だからそういう状況の時は、むしろきちんとした対処するより楽な方で変な言い方ですけど、うち使って退職しても経歴に全く傷つきませんよとか…。

 安全に…。

 でも大体そういう訳がないじゃないですか。そういう意味でいうとその退職代行業者側が、僕らからするとちょっと駄目だよねっていうふうに思っちゃいますよね。

 これって、雇ってる側からするとそれが弁護士だろうと民間業者だろうとそれこそユニオン的なところだろうと、本人じゃなくて外部から何とかさんが「もう御社辞めます」みたいなものが来たら引き止めようともしないじゃないですか。

 そうですね。

 それって考えるとこの退職代行を受けた業者からすると、そのお勤め先との面倒くさい交渉事があんまりないはずなので…。

 ないですね。

 ぼろ儲けでしょうね。

 本当に紙きれ一枚でいいはずですよ。

 相談受けて「いつ辞めたいの?」じゃあ名前…。

 なんか私物を取りに行くのが別料金とかね、なんかいろいろ書いてあったんで…。

 そうなんですか? オプションがいるいろあるんですね。

 だからリピーター割引があるんですよ。でも就職する時にすごくやっぱり苦労する人とか、働くっていうとこにつながるために一生懸命努力して支援してる人からすると確かにそれはそれでしょうがないのかもしれないけど、一定のなんかその踏ん張りがないとちょっといろんなもんが崩れていくというかモラルハザードというか…。

 崩れますよね。ちなみに障がい者がそのユニオンでやめさせてもらえないっていう実情はこれまでもあったんですか?

 ありましたね。

 やめたいのにやめれないっていう…。

 そうですね、ある程度長くいて責任あるポジションっていうんですか? それで他の障がい者のコントロールをするような人の中には給料が安いと……だからやめたい。「もっと頑張れば、頑張れば!」みたいな形でなんかうまく話をはぐらかされちゃうので、結果退職できないみたいなことで……が多いんですね。僕の場合はそれはじゃあ給料を上げるか「上げないんだったら辞めるよ」みたいな二択をせまって、そうすると上がっちゃうんで結果、辞めないんですけど…。

 なるほど。

 だから辞めたい理由があるわけじゃないですか?

 はい。

 評価されないとか、まあ給料よりも過重な労働だとみたいなところで辞めたい、だからいいですけど、退職代行を使う人たちの退職の理由がいまいち分からず何が無理なのかがわからない。

 なのでそのそういったものを使う人たちのその背景とかもう想像でしかありませんけど、こうやってちょっと笑ってはいますけど本人にとったらとんでもないことなんでしょうね。会社に辞めるっていうその申し出ること自体が…。

 ニュースでは理由みたいなので1人、2人はなんか物を売るような会社に入ったらまず「自分の身内や親族から売ってこい」って言われて、それが嫌だったとかなんか話が違ったみたいなことは言ってますけど、多分他はそうでもないと思うんですよね。

 そうでしょう?

 百何十件のうち多分まともそうな理由を1個か2個見つけただけだと思います。もちろん就職まで至ってるわけだから就活もして、面接もして、辞める時は相手の顔見ないでってことでしょ?

 おそらく次に面接行く時も前職の履歴書に書いた会社の辞め方を、「実は退職代行使ってやめるって言いづらかったんで、代行業者使ってやめたんですよ」って絶対言わないじゃないですか?

 言わないですね。

 次に雇う側がもう見抜けないですもんね。

 そうですね。でも圧倒的に増えていて業者も多いし本当に退職代行で調べると宣伝も入ってくるし、需要があるってことじゃないですか? だから次の就職が決まって辞めるって言い出せないみたいなことだったらまだしもですよね。どうも社名見てるとそうでもなさそうです。

 ポップな感じですね。

 そうです、「もう辞めるってそんなに難しく考えなくていいよー」みたいな感じになって…。

 全部投げ出しちゃえみたいな…。

 もう丸投げ OK って書いてありますよね。

 一部には本当にやめたくても何かこう条件的なものを取られちゃって、辞めるに辞めれないとか本当に問題抱えてる人は一部はいるんでしょうけど…。

 そうですね。

 逆ですもんね、大部分はポップな感じで見てますよね。

 だからどうなんですかね? なんか結果その人たちは次の仕事、次は見つかるでしょうけど次の次とかってなると最終的には、まあまあな年で若い年に働けない人になる可能性はありますよね。

 そうでしょうね。

 書記長「退職代行」でこんなに盛り上がっちゃってて結局 61 調査の件が話せてないんですよ。来週にはいろいろ数字データも揃って、またそのデータ踏まえてですね…。

 そうですね。61 調査の底打ちというか…。

 話ができればと思います。

 そうですね。改正後、初ですし…。

 よろしくお願いします。

 はい、よろしくお願いします。

DJ. カジキング

2024 年 6 月 22 日放送

放課後等デイサービス Vol.1

 さぁ今週も始まりました「アクセス」の時間でございます 久保書記長、今週もよろしくお願いします。

 よろしくお願いします。

 今週は素敵なゲストにお越しいただいています。「株式会社ドリトル」統括マネージャー四月一日さんと「株式会社リトルフェニックス」管理責任者の山下さんお二人にお越しいただいております。お二人ともよろしくお願いします。

  よろしくお願いします。

 まず、株式会社ドリトルさんと株式会社リトルフェニックスさん、それぞれの会社概要なんかお話いただけますか?

 はい、放課後等デイサービスとして、2011 年にスマイルシードアオシマ1号店として立ち上げ、ただいま 13 年目に突入しました。グループとして現在宮崎市内に6事業所あり、スマイルシードは青島、塩見、恒久。ドリトルは柳丸、清武、加納となっており各事業所スタッフ6名体制で総勢 36 名で療育支援に取り組んでいます。

 なるほど、放課後等デイサービスっていう、まぁ一般的にはあまり聞き慣れない言葉が出てきてるので、今自動車の中から聞いていただいているリスナーさんたちにもちょっとわかりやすく簡単にお話しいただけると助かります。

 はい、6歳から 18 歳まで障がいのあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが放課後や長期休暇中に利用できる福祉サービスです。個別の発達支援や集団活動を通じて、家と学校以外の居場所や友達を作ることができる障がい児の学童とも表現されております。学校と連携を取りながら1人1人に合わせた発達支援を実施しています。

 子どもたちの現在と未来、家族のサポートとして需要が高まっている福祉サービスとなっております。

 障がい児のまぁ学童みたいなものをイメージしてもらえればいいっていう感じですかね。

 はい。

 なるほど。

 長期休暇中っていうのは夏休みとかのことですね。

 そうですね、夏休みとか春休み、冬休みになっております。

 なるほど。

 じゃあ御社でこの施設の「こういうところが特色だよ」みたいなことをまたお話しいただけますか?

 はい、弊社の特徴としては従来の放課後等デイサービスは小学校から高校生まで一貫してお預かりする事業所がほとんどで、求められる教育の内容が混在すると考えております。そのため、スマイルシードでは小学部、ドリトルでは中高生と分け、年齢層に合わせた細かい部分での療育支援を可能にしております。スマイルシードでは小学生なので、いろいろなことを経験、体験し生活の土台となる基本的な生活スキルや社会性の獲得を目指しております。ドリトルでは体験経験したことを継続し積み重ねていくことで身につけていき、いずれ来る就労・自立に向けての療育支援を行っております。さらに令和5年から各事業者に専門職、理学療法士、作業療法士、心理担当職員を配置し、より専門的な部分からアプローチし療育を展開しております。

 ということなんですけど。

 はい、どんな障がいのお子さんが多いのかなっていうのは単純に気になるっていうか、病名含めて…。

 はい、自閉症スペクトラムという部類に当てはまる子供さんたちが対象です。

 発達障害ということですね。

 はい、そうですね。その中でも学習障害であったり、多動性障害であったり、知的障害とかですね。

 あと情緒面での特性があったりとかですね。

 同世代だと喧嘩にはならないですか?

 やっぱり小学生のうちだと特に遊びの中でも一番になりたいというお子さまが多いのでそこに対してのこだわりだったり、衝突する場面はあります。

 なるほど。支援学校とかに通われてる方も多いんですか?

 そうですね、小学部の方は地域の小学校とかが多いんですけど、中高生になってくるとはいなかなか地域の高校に行くっていうのが難しい部分が出てくるので、やはり支援学校を選択される方が多いと思います。

 なるほど。小学生に対してはいろんな経験させるという面での大変さがあったりとか、中高生に関しては技術だったり、社会性を身につけてもらって就職させるみたいな大変さがあるみたいなイメージですね。

 はい。

 「こういう課題があるんですよね」みたいな部分ってありますか?

 私はスマイルシードなんですけれども小学校6年生までで卒業をしてしまうので、そこから中高生とドリトルの方に移行される生徒さんもいるのですが、やっぱり中学校になったら部活をされたりとか習い事をされるっていうことで、実際問題としては放課後等デイサービスに通っていただいて療育を受けていただいた方が良い生徒さんも多いんですが、療育に対してのご理解いただけない部分が多いかなというところがあります。

 こういうのを使うとやっぱりちょっと普通の子と違うみたいなイメージがあるってことなんですか?

 そうですね、本人にとってもやっぱり違う目で見られるっていうので「ちょっと嫌だ」っていう意見もあります。

 中学に入ったら来なくなるってのは、もったいない気がしますけどね。

 思春期っていうとこの面が入るっていうとこもあるので、やっぱりそこで放課後等デイサービスを利用しないっていうので、地域の学校に行ってうまく馴染めなくなって不登校の生徒さんも多くなるのもちょっと現状かなっていうとこですね。

 なるほど。

 だからこそ放課後等デイサービスを利用する意味は…。

 なんか選択肢としていったんそういうのはやってみるけど、そうじゃない時に利用するのもアリですよみたいな感じで浸透するといいですけどね。

 そもそもグレーゾーンの子も通えるんですか? 例えば療育手帳がなくても通えるとか?

 はい、ただ支援学校に通うとなると療育手帳ですね。それが必要になってくるのでそれをやっぱり取得される利用者さんも多いと思います。あとからついてくるという形でですね。

 なるほど、でもいまグレーゾーンの子達って多いじゃないですか?

 はい。

 その間口が広まるっていうのはいいことかもしれないですね。

 はい。

 それこそ医師の診断とか指示書があれば通えるってことでしょ?

 はい。

 そうやって選択肢と通いやすさが広まればいいかと思いますね。

 そうですね。

 時間がそろそろ近づいてきましたので、最後に一言お願いします。

 はい、スマイルシード、ドリトル、両事業所とも見学ができますので、ぜひ足を運んでいただいて見学に来ていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

   よろしくお願いします。

DJ. カジキング

2024 年 6 月 29 日放送

放課後等デイサービス Vol.2

 はい、今週も始まりました「アクセス」の時間です。久保書記長、今週もよろしくお願いします。

 よろしくお願いします。

 今週もですね、先週に引き続き「株式会社ドリトル」統括マネジャーの四月一日さんと「株式会社リトルフェニックス」の管理責任者 山下さんにお越しいただいてます。今週もよろしくお願いします。

  よろしくお願いします。

 放課後等デイサービスをやられている会社ということで、いま合計6施設を宮崎県内で運営されているということなんですけども、小学生向けの施設さんと中高生向けの施設さんについて、それぞれ「こんな特色がありますよ」みたいなところをお伺いしていければというふうに思います。

 まずはスマイルシードさんの特色についてお話しいただけますか?

 はい、集団活動個別活動を楽しく体を動かしながら粗大運動から微細運動へとつなげていき、運動遊びや感覚遊び農業体験、調理活動を行っています。また、さまざまな体験を通して適応力の向上を目指す療育を展開しております。

 具体的にどんな運動をされてるんですか? 粗大運動から微細運動へっていうのをちょっと難しい言葉かなと思うんですけど…。

 粗大運動っていうのはですね、大きいボールから小さいボール、様々な集団遊びの中でルールとかも交えながら体を動かしていく。それで協力とか社会性を育むことができます。

 ドッジボールとかしたりするんですか?

 はい、ドッジボールも外で公園で育て

 ルールの中でちゃんと「みんなで遊ぼうよ」っていう感じですね。

 はい、あの微細運動というのは鉛筆がうまく持てないとか、箸がうまく握れない、文字を書くときの練習だったりをさまざまな指先訓練を踏まえて粘土を使ったりとかも取り入れております。

 なるほど、具体的な療育内容ということで書いてあるんですね。これも少し触れてもらっていいですか?

 療育内容としては、先ほど農業体験ってお伝えしたんですけれども「畑」を活用させていただいて季節の野菜を自分たちで育てて収穫まで行い、今度は収穫したものを実際の調理活動で自分たちで食べるっていうところまで、あとソーシャルスキルトレーニングっていうのは、ルールとか社会性が身につくように個別課題あと集団活動で取り入れております。また絵画とか工作などで美的センスだったりとか、自分が作ったのはやっぱり褒めてほしいという意識は高いんですけど、じゃあ他の人が作ったのも共感ができるっていうそこの部分も育てていきたいというので。あとはあの事業所でサーフィンを趣味としているスタッフも多くいるので、長期休暇に海に出かけてサーフィン体験等も実施しております。

 なるほど、大人でもなんか良さそうなことですね、多いですよね。

 なんかすごい豊富なカリキュラム!

 というのが小学生向けのスマイルシードさんの特色ですね。もう一つ中高生向けのドリトルさんのまた細かい内容を教えてもらえますか?

 はい、ドリトルの教育の目的として訓練や療育を継続し重ね、就労への準備の場、弊社ではこれを「プレ就労」という言葉で名付けて、高校卒業してからの生活に向け必要なスキルの習得を目指していきます。それぞれの子どもの個性や進路選択に寄り添いながら、療育を行い訓練や療養を重ねることで経験を積み最終的に「自立」を目指します。

 障害者総合支援法の中でも僕たちは最終的には自立することですね。あと同じく療育の内容が細かく書かれてますけど、こちらの説明していただいてよろしいですか?

 はい、いずれ来る就労に向けて習得しておいた方がいいかなと考えてやっていくんですけど、その中で「調理活動」これがですね、うちのグループである「夕食作り」という形で行ってるんですけど、スーパーで買い物に行き調理をして夕食を食べて片付けまでして帰るというような内容になっております。あとパソコン関係の就業先も多いのでパソコン活動を取り入れてやってます。あと地域との関わりも持っていかないといけないので、地域との奉仕活動を行ったり社会のルール体験っていうところで接客であったり、そういうところをこう経験させていくっていう形で取り組んでます。あといずれ就労先に自分で足を運ばないといけないっていうことも出てくると思うので、公共の乗り物等を使って目的地まで行ってもらう、というような活動を行なっています。

 奉仕活動って具体的にはどういうことですか?

 はい、ゴミ拾いであったり災害とかそういうところの想定も兼ねて一緒に避難訓練をしたりとか、そういうふうな形で行ってます。

 作って食べて片付けしてっていいですね。

 中学生にはちょっと荷が重いぐらい詰め込みすぎなんじゃないかなってちょっと思うぐらい内容ですね。

 でも今話した内容をカリキュラム組まれているっていうことですね。

 はい。

 1日で全部これやるわけじゃないですよね?

 そうです。

 違いますよね。

 決してスパルタじゃないですよね。

 そういうことです。

 ゆとりを持ったカリキュラムでこれをみんな満遍なくやる…。

 「目的地に行って帰って来い」みたいな感じではないってことですね。

 すみません。それ違いますね。

 なるほど。

 この3事業所合同スポーツレクリエーションというのは具体的にはどんなことやられてるんですか?

 はい。中高生でドリトル柳丸、加納、清武とあるんですけど、その3事業所でスポーツ大会ですね。サッカーであったりドッジボールとバスケット等を行いながら交流を深める…。

 まぁ先ほどの小学生が話しとおそらく一緒なんでしょうけど、ルール中でしっかり競い合って、でも社会性を見つけるみたいなそういう効果があるんですね。

 すごく設立が僕の記憶だとこの福祉サービスが民間でもできるようになった初年度だと思うんですけど 13 年目。ここまで長いと OB の人たちもいい感じでできるんじゃないですか?

 ああ、そうですね。支援員側で戻ってきたりとかいうことが今後また出てきたりね。

 そうなってくるとうれしいですよね。

 時間も残り短くなってまいりました。最後に四月一日と書いて「わたぬき」さん、一言メッセージの方を遠慮なくおっしゃってください。

 はい、ご見学希望の方は「ドリトル柳丸」の四月一日と書いて「わたぬき」、私の方にご連絡をいただければぜひ段取りいたしますのでよろしくお願いいたします。電話0985-73-8108、こちらの四月一日の方によろしくお願いいたします。

 はい、2週続けて有難うございました。

  有難うございました。

DJ. カジキング

プライバシーポリシー


Privacy policy

はじめに

「アクセス」(以下、「当番組」)は、各種サービスのご提供にあたり、お客様の個人情報をお預かりしております。当番組は個人情報を保護し、お客様に更なる信頼と安心感をご提供できるように努めてまいります。当番組は、個人情報に関する法令を遵守し、個人情報の適切な取り扱いをいたします。

1.個人情報の取得について

当番組は、偽りその他不正の手段によらず適正に個人情報を取得いたします。なお、ご相談・お問い合わせに必要な範囲で個人情報を収集する場合があります。

2.個人情報の利用について

当番組は、個人情報を以下の利用目的の達成に必要な範囲内で利用いたします。以下に定めのない目的で個人情報を利用する場合、あらかじめご本人の同意を得た上で行ないます。

・ご相談・お問い合わせに対する回答や確認のご連絡のため
・個人情報を特定しない統計情報に利用するため

3.個人情報の安全管理について

当番組は、取り扱う個人情報の漏えい、滅失または毀損の防止その他の個人情報の安全管理のために必要かつ適切な措置を講じます。

4.個人情報の委託について

当番組は、個人情報の取り扱いの全部または一部を第三者に委託する場合は、当該第三者について厳正な調査を行い、取り扱いを委託された個人情報の安全管理が図られるよう当該第三者に対する必要かつ適切な監督を行います。

5.個人情報の第三者提供について

当番組は、個人情報保護法等の法令に定めのある場合を除き、個人情報をあらかじめご本人の同意を得ることなく、第三者に提供いたしません。

6.個人情報の開示・訂正について

当番組は、ご本人から自己の個人情報についての開示の請求がある場合、速やかに開示をいたします。その際、ご本人であることが確認できない場合には開示に応じません。個人情報の内容に誤りがありご本人から訂正・追加・削除の請求がある場合、調査の上、速やかにこれらの請求に対応いたします。その際、ご本人であることが確認できない場合には、これらの請求に応じません。当番組の個人情報の取り扱いにつきまして、上記の請求・お問い合わせ等ございましたら、当番組までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

7.組織・体制

当番組は、個人情報の適正な管理及び継続的な改善を実施いたします。

8.その他の注意事項

当番組が運営するコンテンツや掲載物などからリンクされている第三者のサイト及びサービスは、当番組とは独立した個人情報の保護に関する規定やデータ収集の規約を定めています。当サイトはこれらの規約や活動に対していかなる義務や責任も負いません。

9.個人情報の管理方法の継続的な改善について

当番組は、個人情報の管理方法を見直し、継続的に改善を実施いたします。

10.本方針の変更

本方針の内容は変更されることがあります。変更後の本方針については、当番組が別途定める場合を除いて、当サイトに掲載した時から効力を生じるものとします。

お問い合わせ


Contact

アクセス番組事務局

〒885-0055
宮崎県都城市早鈴町2-8

0986516786