全国各地の人気ラジオ番組が参加!
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Welcome to 'Access' channel '2024

『アクセス』は毎週土曜日(朝の9時 30 分)から放送しています!

毎週土曜日(朝の9時 30 分)放送中!

アクセスについて

アクセスについて


About 'Access channel'

「アクセス」公式ホームページへお越し頂き有難うございます。アクセスは宮崎県内の障がい者の就労に役立つ情報を中心に全ての障がい者・業界関係者のための就労支援プログラムです。「アクセス」にAccessして頂き、全ての方々のハブとなるようなチャンネル作りを目指して参ります。

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放送時間

『アクセス』は JOY-FM(FM宮崎)にて2021年4月3日土曜日の朝9時半にスタートして、以降毎週土曜日の朝9時 30分からの10分間のチャンネルです!

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ゲスト

ゲストとして毎回、障がい者就労支援事業所の責任者の方とそこに通って就職された方、通所を頑張ってる方々をゲストにお迎えいたします。

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放送内容

今まさに就職を目指している方やこれから利用を検討をしている方、宮崎県内全ての障がいをお持ちの方に送る役立つ情報を伝えるチャンネルです!











Audee
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▲ ダウンロードサイト ▲

 スマホアプリやPCで生放送を視聴する事ができます。

*公式サイトは:こちら  *詳しい使い方:こちら



radiko
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パーソナリティー

パーソナリティー


Introducing personality

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宮 脇   正


(DJ. KAJIKING)

趣味のカジキ釣りをこよなく愛す福岡県出身の 42 歳。メキシコで開催される世界最大のカジキ釣り大会出場後、FMヨコハマにてカジキングというカジキ釣り専門番組のパーソナリティを1年間務める。宮崎県内7箇所にて障がい者就労支援事業の運営も行っており、閉鎖的になりがちな障がい者就労支援業界をもっと風通しよくまた、障がい者の就労の役に立つ情報発信を!との思いから当番組を企画するに至り番組パーソナリティに就任。
     kajiking55

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宮 脇   正


(DJ. KAJIKING)

趣味のカジキ釣りをこよなく愛す福岡県出身の 42 歳。メキシコで開催される世界最大のカジキ釣り大会出場後、FMヨコハマにてカジキングというカジキ釣り専門番組のパーソナリティを1年間務める。宮崎県内7箇所にて障がい者就労支援事業の運営も行っており、閉鎖的になりがちな障がい者就労支援業界をもっと風通しよくまた、障がい者の就労の役に立つ情報発信を!との思いから当番組を企画するに至り番組パーソナリティに就任。
                                    kajiking55

メインキャスター

メインキャスター


Introduction of Main caster

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久 保  修 一 さん

1965年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学法学部政治経済学科中退。日本で初めての障がい者のための労働組合「ソーシャルハートフルユニオン」書記長。会社と対立することが多い労働者側ユニオンという立場でありながら、円滑な職場こそが働く障がい者のためになるとの信念から、会社の苦心や努力にも理解を示し、会社側からも信頼されている障がい者雇用問題のスペシャリスト。著書に『本書を読まずに障がい者を雇用してはいけません!』(労働新聞社)がある。
 *ソーシャルハートフルユニオンのウェブサイト

 
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久 保  修 一 さん

1965年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学法学部政治経済学科中退。日本で初めての障がい者のための労働組合「ソーシャルハートフルユニオン」書記長。会社と対立することが多い労働者側ユニオンという立場でありながら、円滑な職場こそが働く障がい者のためになるとの信念から、会社の苦心や努力にも理解を示し、会社側からも信頼されている障がい者雇用問題のスペシャリスト。著書に『本書を読まずに障がい者を雇用してはいけません!』(労働新聞社)がある。
 *ソーシャルハートフルユニオンのウェブサイト

準レギュラー

準レギュラー


Introduction of Semi regular

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山 下  真 愛 さん

宮崎県の小林市にある「グリーンマーリン」という就労支援事業所と、その近くに新しく出来た「イエローマーリン」という就労支援事業所。この2つの立ち上げを経験された山下さん。この度、沖縄県の八重山列島にある島で石垣市の就労支援事業所「サンマーリン」にマネージャーとして赴任された。現在は就労支援事業所立ち上げのために全国で奮闘されている。

 
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山 下  真 愛 さん

宮崎県の小林市にある「グリーンマーリン」という就労支援事業所と、その近くに新しく出来た「イエローマーリン」という就労支援事業所。この2つの立ち上げを経験された山下さん。この度、沖縄県の八重山列島にある島で石垣市の就労支援事業所「サンマーリン」にマネージャーとして赴任された。現在は就労支援事業所立ち上げのために全国で奮闘されている。

アクセス番組内容

アクセス番組内容


Access broadcast content

2024 年 11 月 23 日放送

企業が障がい者として働いている情報をどこまで共有するのか?

 先週ですね、障害者就労支援施設向けの資格制度から話題がスタートしまして、各企業が障がい者として働いている情報を会社内でどこまで共有するのかみたい部分で話がストップしてましたけれども。

 そうですね。つい最近ですけれども鹿児島県の人で、グループホームと喧嘩して、次のグループホーム探していたら、許可もしてないのに、その担当者が自分の障がいの等級から何から知っていたと。個人情報が漏れているんじゃないかと。恐ろしいみたいな相談があってですね、これもどっちが正しいか分からないんですけど、基本的にですね行政と就労支援なかぽつさんと雇った会社が、その人が障がい者だという情報を共有して支援ができるようにってチャート図が厚労省から出てるんですよ。でも、会社の方には特別な個人情報だから厳重に扱いなさい誰彼構わず言うんじゃないですよと2つあるんですね。僕はそういうのを見たことがあるんで、基本的には行政と支援員と企業で雇い入れたところでは、この人障がい者ですよと情報を持ち合って皆で助けましょうねが勧めているモデルだから、あなたが障がい者だというのは街中知っていると思った方が良いですよと僕はアドバイスしたんですよね。初めて聞いたとなったんで、そういう事せりは必要と思うんですよね。

 情報管理仕組みみたいなものを…

 そうですね。例えばなんですけど、合理的配慮っていうところを支援する側は、上手に求める方法をアドバイスしなきゃいけないと思うので、この部分だけはちゃんと懐柔をして、理解してもらわなきゃいけないみたいなそういう作業も必要なのかな…

 それは僕も物凄く思います。働き先の企業とトラブルにならないように、事前にこういう風な知識身につけましょうみたいな事前の研修を支援員ができるように。読み込んでおくべきかなと。

 例えば雨が降ると会社に行きたくないんですという人が凄く多いんですよ。これを障がい者側に立って通せるかどうかですね。支援員側が、それは通らないから仕事に慣れるまでは体調が不安なので、突然休むようなときにどうするか決めておいてくださいみたいな言い方をすれば通るじゃないですか。でもスキルがないと、この人雨が降ると、仕事行けなくなっちゃうんですってニコニコ言っちゃう人もいるんです。そうすると会社はですね、梅雨はダメなんですか?ってなっちゃうじゃないですか。そういう辺りのスキルは必要かなって気がしますね。

 やっぱり、資格、書記長入るべきですよ。

 声掛からないですね。やっぱり、障害者雇用と福祉に携わる人がスキル学ぶってなっているじゃないですか、この正反対のところですよね。福祉は寄り添うじゃないですか。基本的に。でも、障害者雇用は労働ですから対等なので、正面に座って対等。福祉は横に座る訳ですよ。だからその違いをですね、学べるのかなと。

 パッと見で、このカリキュラムってなんとなく想像できるじゃないですか。組み込まれていないですよねおそらく。一番大事なところじゃないですか。

 会社側で知らなきゃいけない法律っていうのも凄くあるんですね。例えば、障害者虐待防止法っていう法律があって、働く上であまり関係ないと思うじゃないですか。これの120条くらいに雇う側は、障がいがあるということを知らないと、差別虐待ですよと。基本的に障がいに対して理解が無いのは差別なんですね。考え方として。全従業員に研修しろという条項があるんですね。上場企業でも、半分以上やってないので。逆に言うと働く側が知らなきゃいけない法律もある。要するに障がい者だから何でも許されますという訳じゃないですし、うちに来る人でも「障がい者ってクビにならないですよね」みたいなお花畑から出てくるような人いっぱいいますから。いや、障がい者だってクビになりますよっていうと、「何でですか?」って言われるんですよ。そういう意味で言うと、働く上で最低限知ってなきゃいけない法律とかは支援員の人しか教えられませんし、雇う側にこれだけちゃんと覚えてくださいよこういう事ちゃんと出来てますかみたなところが言えるくらいの資格は欲しいかなという気がしますね。元々、支援員のスキルアップっていうテーマがカジキングさんと僕の間であったじゃないですか。

 より今日鮮明になったんじゃないですか。

 ただ、僕はそれに加えて社会経験。例えば、色んな仕事をして失敗した経験持っている人とかこういう人も大事だと思うんですよね。国家資格になると、それがマイナスになっちゃう気がするんですよね。

 これ取ったから出来るでしょうっていうのも違いますもんね。人間対人間のやり取りなんで、病気も百人百色じゃないですけど。

 そんな法律があるんだとかそんな制度があるだというようなことは勉強しないと覚えないじゃないですか。障害者手帳を見せなきゃいけないのか見せなくても良いのかこれも線引きが色々とあるんですね。

 Wスタンダードというところが、企業側も難しくないですか。

 難しいです。そこが、更に配慮。あなた何で障がい者なの?みたいなのが配慮不足になるし。先天的な障がいと後天的。全然違うので、後天的だと所謂、寛解といって治る可能性があったり、場合によってはクローズで働いちゃおうとか。で、困ると出すみたいな。それ出された時に、どうして良いか分かる会社はほぼいないので、これちゃんと判例があるんですよ。

 では、来週は障害者手帳を後出しで出された場合どう対応するのか。ということを掘り下げてお話聞いていきたいと思います。

DJ. カジキング

2024 年 11 月 16 日放送

障害者就労支援の新資格

 11月5日に福祉新聞の方でですね、Yahooニュースにも載ってたんですけれども。就労支援施設に対して新資格創設に向けて具体案ということでようやく、ここにきて前に進みだしたというニュースが載ってたんですけれども、21年の3月から議論はスタートしていたという風に記事には載っているんですが。

 そうですね。雇用と福祉の連携協会のところですかね。ちゃんとした資格を持ったり、ノウハウ持っている人がやりましょうみたいな議論があったと思いますね。

 なるほどですね。あくまでも就労支援の施設は、就職してもらうことに対してサポートする訳ですから、この記事に書いてありますけれども、総合的な知識、技能を検定する中級レベルの資格として学科試験を行うと。今後試験科目や範囲など詳細詰めて25年度以降にモデル問題の制作を検証して、将来的に国家資格化も視野に入れると。支援員が総合的な知識が無いと中々対応出来てないという問題解決ですかね。

 そうですね。研修とか合格判定出すようなところになるんだということで、確かなかぽつさんに少し力を持たせるみたいな。障害者就労支援士っていう仮の名称まで出来てますから、ほとんど出来ているんじゃないですかね。心理士とか保健士みたいなのとかちょっと福祉よりじゃないですか。就労ってなると、急にジョブコーチとか無資格者、アンバランスだったので、ジョブコーチももうちょっとスキルアップしましょうというところかなという気がしますね。

 やっぱり、現場の声として、支援員に福祉よりの経験ばかり求めちゃっている部分が強くて、通っている利用者さんからすれば、もうちょっと専門的なこと教えてよっていう声もまあまああるので、良いことかなと思うんですけど…

 そうすると何が必要かというと、人材派遣だったり、職業紹介業みたいな経験ということになるんですかね。なかぽつの人たち相手に先生やったり、社労士相手に先生やっている私のところにですね、何もお声がかからないという。

 書記長を資格制度創設の時に入れたらいいですよね。

 僕がこういう資格を持って、勉強ばっかりすると、実際の障がいを持って働こうという人たちとどんどん離れていっちゃうんじゃないかと思うんですよね。こういう形で取り組みましょうって設計図みたいなものがあるじゃないですか。現場入るとそれぞれ皆違いますし、病気に詳しくなっても同じ病気で同じ人いませんし、資格があるから出来るっていうもんでもないような気もするんですよ。まあ、もちろん会社に必ずいなきゃいけないっていう職業生活相談員っていう資格で2日間研修ですかね。テキストが凄く出来が良いんですよ。おそらく2日間受講すると、会社の中で職業生活相談員っていうのは専任しなきゃいけないので、それが派生するのか、会社の中で胸にバッヂを付けて障がい者サポーター制度というのが出来たんです。随分前からやってましたけどね。職場の障がい者がこれどうしようと思った時に、バッヂ付けている人に相談しやすいというやつです。そういうのは常にやっているんですね。そういうのが機能しなくて、やってたのが、無料なので。それを有料化してというところかなと思いますけど。どうですかね。基礎知識ってなんですかね。

 職業とはとか幅広い業界の最新動向とか、そういうのを読み解ける力みたいなものが、現場の肌感ではないといけないなとは感じるんですね。あまりにもこういうところに就職したいと言った時に、無知そして調べようとしないこれが諸悪の根源のような気がしてですね。

 基礎的な研修、これは多分なかぽつさんでも今でもやっていることだとは思うんですけど、例えば就職をした時に、その人が障がい者だという情報これをどう扱って良いか多分知っている人凄く少ないですよね。ガイドラインがあるんですよ。今まではなるべく少ない人事の人1人とか、あなたが障がい者だという情報はこういう目的で使いますよというきちんとした開示をして、本人の同意を得てそれ以外の目的に使っちゃいけないとかですね、結構自分が障がい者だということを皆に知られて嫌だという相談も多いんですよ。僕らのところに。逆に自分が障がい者だということを知らなくて困っているみたいな、逆のケースもある訳ですね。

 障害者雇用で入っている人も知られたくないってあるんですか。

 障害者手帳を出して、障害者雇用のカウントに使いますよということで、後は配慮が必要だから所属の部署のトップにはこういう障がいがあると伝えますよというような範囲だったんですけど、この間の改正で、その人が障がい者だということを人事の情報として止めるじゃなくて、全社員に徹底しなさいなことも出てきちゃったんですね。これとプライバシーの問題が形ついてないんですよ。自分が障がい者だという情報が何であそこの人も知っているんですかみたいな時に、ガイドラインに則って会社はこういう目的でしてるから正しいんですよとか答えを出せるような専門的知識が必要かなと思います。

 来週もこのままこの話題でいきたいと思いますんで、よろしくお願いします。

 はい。よろしくお願いします。

DJ. カジキング

2024 年 11 月 9 日放送

障がい者雇用枠で採用されたのに、障がいを理由に雇い止めされたニュースについて

 今週はですね、障がい者雇用枠で採用したのに、障がいを理由に雇い止めされたということで訴訟した案件がニュースで出てたんですよ。それについて紐解いていったりしていきたいです。障がい者雇用枠で保険会社に勤めていた元従業員の女性が、障がいを理由にした雇い止めは無効として、会社に対し地位確認や損失補償などを求める労働裁判を求めました。流れ的にはパニック発作を理由に休職の命令を会社から出されました。休職している最中に、解雇と。代理人の弁護士さんが、記者会見で障がい者雇用について申告した障がいを理由にする雇い止めが許されれば、およそ障がい者雇用が成り立たなくなることについて、警鐘を鳴らすと。本訴訟の意義を語ったと。これどうですかね?

 まず、雇い止めするのは違法。本当の訴訟の場合は、解雇は違法。雇い止めという言葉が出てくるんで、よくよく見るとですねこの人2023年5月に働いているんですね。発作を起こして会社に行けなくなったってなったのが4ヶ月後の9月。で、会社が次の更新しませんよと。おそらく1ヶ月前に通告。この会社に入って1年経ってないってことですね。当然試用期間が過ぎてたんでしょうけど、有期雇用の契約は1年後に終わるのが前提なんですよ。会社側が言っている通り、ただの契約満了です。

 なるほど。そういう意味なんですね。だから、言葉に雇い止めって書いてあるんですね。休職中にあなた辞めなさいって肩たたきをしたんじゃなくて、通常の有期雇用で期限がきたから更新しませんでしたよってことですね。

 雇いました。4ヶ月目で職場で発作を起こして倒れてちょうど1年が切れる1ヶ月前に、次の契約をしませんよと言ったということですね。更新するかどうか会社側が力ある訳じゃないですか。基本的には。会社とすると、まずは身体治してください。戦力としてみれないので。ということだと思うんですよね。

 簡単に言うと何で延長しないんだよって。

 しかも1年目ですよ。これが認められるなら、障がい者雇用成り立たなくなる。…成り立ちますね。厳密に言うと入社の時に、ずっといて欲しいと思ってますよとかですね。3年かかるプロジェクトで、当然更新されるだろうというような期待が持てるかどうかというところが争われるんですけど、大体、3年目、4年目とかで上限の規制があるじゃないですか。それですら、4年働いたところをもうこれでいっぱいですよと切って、これも違法ではない訳ですよ。良いことでは無いですけど。1年目でこの状態で、次の契約が無いていうのは凄く当然。これでも障がい者だから雇い続けなければいけないってなったら雇う会社無くなってしまいますね。雇用のルールが無くなっちゃうじゃないですか。そもそも。実質4ヶ月くらいしか働いてないですかね。発作を起こしました。これは仕方ないと思いますけど、それでどうして200万円払えってなるのかがちょっと不思議だなという。

 無効な休業命令による損失補償が107万円余り。無効な雇い止め後の未払い賃金92万円余り。合わせて200万円くらいですか。

 もちろん、訴訟権というか裁判する権利はありますから…と思いますけど、やっぱり雇用ていうのは法律でルールがありますから、自ら障がい者雇用の本質をおかしくしているというかですね…

 この行方は見守りたいですね。判決によっては、まあまあ変わりませんか。

 最近でも会社のですね、我慢に我慢を重ねてこれ以上無理の解雇が多いんで、裁判でも実は会社あんまり負けてないんですね。ただ、合理的配慮というところで、労働審判とかに持ち込まれると、会社が悪いというより、ほぼほぼ金銭解決。合理的配慮という部分が、後出しみたいにして、障がいに対する理解があれば、気付けたでしょうみたいな。どちらかというと医者の善管義務みたいな。もちろん、全部が全部と思いませんけど、障がい者が働く上で、企業の人たちは、こういうの本当に嫌がるんですよ。

 そうでしょうね。

 1度雇ったら終わりて言い切るような経営者の人がいるくらいなので、普通に考えれば、1年の契約で4ヶ月目で体調壊して次の年契約します?

 しないですね…

 当然、有期ですから、何の保証も無い訳じゃないですか。1年いれば失業保険が出る。その前に切ると可哀想だとか、当然明日来るなだったらダメですよ。おそらく日にち見る限り、ちゃんと1ヶ月前に契約更新しませんよと通告してますから、合法でしょうし、障がいを理由というよりは、おそらく会社が求める健康状態に無いていう理由だと思うんですね。もちろん、障がいの理由かもしれませんけど。この辺りが、一生懸命真面目に働いて、ちょっと体調悪くても頑張って出社します。これには会社は応えなきゃいけない。当然無理しているなと思った時に、やっぱり気付いて入院するくらい調子悪くなんないように。それこそ発達障害だったら、過集中とか色々あるじゃないですか。それは確かに配慮とかではあると思うんですけど、障がいを理由に雇い止めと言われちゃうと僕も10年これやってて、えーっ!みたいな感じなんですよね。警鐘鳴らされて凄く困っているんですけど。

 まあ、中々判決まで時間がかかるでしょうから。

 そうですね。

 注視しながらということで、今週もありがとうございました。

DJ. カジキング

2024 年 11 月 2 日放送

久保書記長のユニオンに入っている方のエピソード2

 先週ですねユニオンさんの愉快なお仲間のお話を伺いしたんですけれども、ツッコミどころ満載の方なので、少しまとめながら、話を伺っていければと思うんですけれども。その方は少しトラブルになって、書記長が間に入った訳ですね。その時に、育児してないのに、会社が納得の上で育児休暇にしましょうという話になったんですか?

 いえいえ。僕が会社と話し合いしている時に、どうも嚙み合わない会社の人と。僕はそういうトラブルがあって精神的に病んで会社いけてないて聞いて復職にあたってもケアしてくださいね。本人恐怖を感じているんで。会社の人は育児休暇になんでユニオンが出てくるのかなと思っている訳ですよ。そういう訴え確かにありましたけれど、本人育児休暇中です。僕そこで初めて聞いて、はい?となってですね。

 そういう時、書記長はどういう顔するんですか(笑)

 あー育児ノイローゼかな?みたいな感じで取り合えず逃げましたね。本人に診断書出したのかと後で確認したら、いいえと。

 じゃあ、会社は精神的に重荷になっているというか、それで病気が悪化しているとかいうような発想ではなくただ単に…

 訴えは受理している訳ですよ。ただ解決済みという認識で、本人の中では会社行きたくない。メンタルやられている。今だったら育児休暇使えるじゃんみたいなノリですね。別居中の奥さんの所に子供が生まれて。なので真似をしろとか全然無いですけど、本当に苦しい時何でも有りみたいになっちゃうし、特に精神障害の人ですと、嘘をついているというよりは、ついた嘘に合わせて自分を変えちゃう人が多いじゃないですか。辻褄合わなくて会社も、ん?ってクエスチョンになりますから、その後色々調べますよね。で、本人にどこにいるのか教えてくださいって言ったら、これ個人情報じゃないですか。って僕に訊いてくるんですね。まあ、そんな人でも、今勤まっているとは言い切れませんけれども、会社にしがみついて一生懸命やるよりも、そんな人もいるんだと。自分はなんでこんな真面目にやってたんだと。ちょっとくらいハンドルの遊びがあっても良いのかなみたいな風に思えてくれたら良いなと。

 決して、真似しちゃダメですけれどね。

 ダメですね。

 復職の可能性はあるんですか?

 まあ、本人がちゃんと働いてくれるなら全然いいですよって感じなんですね。じゃあ、普通に働ける状態の病気の状態かというと、そうでもないのかなと気もするんで、まずプライベートを安定させて、復職が間に合わなければ、転職でもいいんじゃないのってアドバイスはするんですけれど、やたらとハイテンションで遊びに来ちゃうんですよね。深刻さがないというか。

 そういう相談に来る組合員さんって、多いんですか?

 多いですね。

 書記長に事前説明している内容とか言っていない内容が後から出てくるとか。よくあることなんですか。

 ええ。よくあります。なんで本当のこと言わないんだと言うと、本当のこと言ったら助けてくれないじゃないですかとよく分からないことを言われますね。だから、むしろ自分が悪い所を言ってくれと。それを踏まえて、どっちが悪いか。交通事故じゃないですけど、労働のトラブルって10:0がないと思っているんで。人間がやっていることですから。色んな話聴きながら、僕は一個も悪くありませんっていうのもそれは嘘だと思っている。一つや二つあるでしょうって言った時にちゃんと言ってくれると話もしやすいですけど。悪質さというよりは、必死っていうことですし、とはいえ、今回の彼はあまりにも久々に愉快な人なんですよね。悪びれないというか。楽しそうですね。生き生きとしてますね。もちろん自分で好き好んで、そういう病気や障がいになった訳ではないですし、苦しいこといっぱいあるでしょうし。実際プライベート壊れちゃってる。しょっちゅういます本当に。

 離婚は随分前にしてるんですか?

 本人が頑として応じないと。

 離婚はしていない、ただの別居。

 離婚調停中。プライベートの問題ですからあれけど、まだ若いんで色んなところ立ち直ってちゃんとして欲しいなと思いつつアドバイスするとですね、一、二週間経つと、一からの状態に戻っているんですね。また、ふりだしに戻っちゃった。これが意外とすごろくのようでですね、見事にふりだしに戻るというね。

 最近その方は相談が多いんですか?

 この1年くらい定期的にそんな感じなので。ペースは。なんとなくハイまた来ましたーみたいな。ユニオンとか僕らと喋って、維持をしてくれているんだろうなと思いますし。全く会社に行く気無かったのに、忍び込むまでに前進した。少し働きたいという希望が…

 いつから復職したいということを言っているんですか?

 なんかいよいよ期限が迫っているらしくてですね、育休から病気の休職にスライドしてるんです。ちょっとそういう意味では福利厚生でそういうのが長い会社。大手だとやっぱりしっかりしてますね。それを利用して遊び歩いてちゃしょうがないと思いますけど、そういう時に考えるという期間ていう意味では良いのかなと思いつつですね、僕らから見たらどう考えたって不真面目にしかみえないです。だからそういう人もいるんだよと。あんまり思いつめなくていいんだよと。転職した方がいいんですかねと真顔で言われると、それ以前の問題だよと。愛すべき愉快な人なんですね。

 また、ちょいちょい言える範囲でシェアしてもらえたら。

DJ. カジキング

イト制作担当

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